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秘密
何だろう?※
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最近ウィルの様子が変だ。僕を見てボーッとしてたり、そうかと思えば急に僕の手とか足とかを、まじまじと触れて眺めて撫で回したり。
足の時はくすぐったくて、うつ伏せになって笑っていたら、急にパジャマ代わりにしているウィルのシャツを捲り上げてお尻を念入りに撫で回し始めた。
ウィルの部屋で過ごす夜は、シャツは着ても良いけど、下着はつけちゃいけないとか言う二人だけのエッチなルールがあって、結局僕のお尻を撫で回していたウィルの息遣いは荒くなってしまった。
僕もすっかりその気になって、お尻を突き出してウィルに愛撫されるがまま喘いでいた。ウィルの分厚い舌が僕の窄みを舐め始めると、ふわふわする気持ちよさが襲ってきて堪らない。
足首に当たるウィルの猛々しい重量感のあるそれがペチペチと触れると、もう我慢出来なかった。僕はお腹の奥で焦れる様な疼きを感じて、甘くため息をつきながらウィルに懇願した。
「ね、ウィル、挿れて…。擦って。お願い。」
習慣になった毎晩のもこもこ錠剤のせいで、僕の中はしっかり潤っていたけれど、ウィルは棚から綺麗な瓶の蓋を開けると手のひらに中身を垂らした。
僕の窄みにそれが垂らされると、指の動きと共に我慢できないほど熱く疼いて、僕はあられもなく身体をくねらせて悶えた。
「あ、なに?んんっ、あ、あんっ、いやっ、あ、あああぁっ!」
不意に押し入ってきたウィルの逞しい昂りが僕を容赦なく擦り始めると、疼きは馬鹿みたいな気持ちよさに変わって、僕は悲鳴に似た嬌声を上げながら、顔をシーツに押しつけて快感を貪った。
ウィルは僕の名前を呼びながら水っぽい音を立てて、大きく挿出を繰り返して、僕を快感の崖っぷちまであっという間に連れ出した。痺れるような快感にビクビクと震えながらウィルのそれを締め付けて逝くと、ウィルは僕の耳元でグゥと呻いた。
そして僕の耳をピチャピチャ舐め啜りながら、更に奥へと突き立てた。
「あぅんっ!あ、ぐっ、深いっ、あん、んーっ!」
僕の痺れる奥の場所へ容赦なく嵌め込むと、ウィルは小刻みに腰を揺らして僕を攻め続けた。僕はウィルのそれがもたらす終わりのない気持ち良さに、口からだらしなく涎を垂らしながら夢中で鳴き続けた。
一段と硬さを増したウィルのそれがグッと僕を押し上げるのと、僕がウィルを搾り取るのとどちらが先だったんだろう。僕たちの甘い呻き声が部屋に響いて、それから直ぐに僕たちはビクビクと震える余韻を残しながら、ドサリとベッドに突っ伏した。
「…ハル、愛してるんだ。ハルが何…も…、待ってるか…。」
薄れる意識の中で、ウィルは僕に何か話しかけていた気がするけど、僕の唇はひと言しか返せなかった。
「ぼくも…、…愛してる。」
足の時はくすぐったくて、うつ伏せになって笑っていたら、急にパジャマ代わりにしているウィルのシャツを捲り上げてお尻を念入りに撫で回し始めた。
ウィルの部屋で過ごす夜は、シャツは着ても良いけど、下着はつけちゃいけないとか言う二人だけのエッチなルールがあって、結局僕のお尻を撫で回していたウィルの息遣いは荒くなってしまった。
僕もすっかりその気になって、お尻を突き出してウィルに愛撫されるがまま喘いでいた。ウィルの分厚い舌が僕の窄みを舐め始めると、ふわふわする気持ちよさが襲ってきて堪らない。
足首に当たるウィルの猛々しい重量感のあるそれがペチペチと触れると、もう我慢出来なかった。僕はお腹の奥で焦れる様な疼きを感じて、甘くため息をつきながらウィルに懇願した。
「ね、ウィル、挿れて…。擦って。お願い。」
習慣になった毎晩のもこもこ錠剤のせいで、僕の中はしっかり潤っていたけれど、ウィルは棚から綺麗な瓶の蓋を開けると手のひらに中身を垂らした。
僕の窄みにそれが垂らされると、指の動きと共に我慢できないほど熱く疼いて、僕はあられもなく身体をくねらせて悶えた。
「あ、なに?んんっ、あ、あんっ、いやっ、あ、あああぁっ!」
不意に押し入ってきたウィルの逞しい昂りが僕を容赦なく擦り始めると、疼きは馬鹿みたいな気持ちよさに変わって、僕は悲鳴に似た嬌声を上げながら、顔をシーツに押しつけて快感を貪った。
ウィルは僕の名前を呼びながら水っぽい音を立てて、大きく挿出を繰り返して、僕を快感の崖っぷちまであっという間に連れ出した。痺れるような快感にビクビクと震えながらウィルのそれを締め付けて逝くと、ウィルは僕の耳元でグゥと呻いた。
そして僕の耳をピチャピチャ舐め啜りながら、更に奥へと突き立てた。
「あぅんっ!あ、ぐっ、深いっ、あん、んーっ!」
僕の痺れる奥の場所へ容赦なく嵌め込むと、ウィルは小刻みに腰を揺らして僕を攻め続けた。僕はウィルのそれがもたらす終わりのない気持ち良さに、口からだらしなく涎を垂らしながら夢中で鳴き続けた。
一段と硬さを増したウィルのそれがグッと僕を押し上げるのと、僕がウィルを搾り取るのとどちらが先だったんだろう。僕たちの甘い呻き声が部屋に響いて、それから直ぐに僕たちはビクビクと震える余韻を残しながら、ドサリとベッドに突っ伏した。
「…ハル、愛してるんだ。ハルが何…も…、待ってるか…。」
薄れる意識の中で、ウィルは僕に何か話しかけていた気がするけど、僕の唇はひと言しか返せなかった。
「ぼくも…、…愛してる。」
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