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アイツは僕の彼氏
彼氏からの連絡
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学食で友達とランチしてる僕のスマホが震えた。
画面には僕がふざけて撮った、海辺に佇むアイツの後ろ姿の画像。何か強制的に入れられたんだけど。これも付き合ってるなら当たり前だって言うから。でもリョウはスタイルが良いから、何ならモデルのイメージ画像にしか見えない事ない。
これからスマホ見る度にいちいちドキドキしないといけないのかな…。そう困惑しながら、僕は友達に断ってスマホを開いた。そこには案の定、リョウからのメッセージが来ていた。
向こうも学食らしくて美味しそうでオシャレなランチプレートが写っていた。大学が上位だと、ランチまで差がつくのか…。そんなことを思いながら、返事をし終わって顔を上げるとなぜか皆が僕を見つめてニヤニヤしている。
「な、なんだよ…。」
僕は動揺を隠しながら食事を続けた。
「ふーん?拓、彼女でも出来た?顔がにやけてるんだけど。」
お調子者の茂紀が、僕を指差しながら突っ込んできた。僕はきっと赤くなってるのに違いない。熱い…。
「やゔぇえ…。拓が可愛くなってる。俺、拓なら男でも付き合える…。」
冗談なんだろうけど陸斗がそんな事言ってくるから、僕は益々追い詰められる。
「ククク、陸斗、顔がマジなんだけど。拓、陸斗に襲われるなよ?まぁ、確かに拓が女子と付き合うとかあんまりイメージないんだよね。どっちかというとねじ伏せられてるイメージだからさw」
僕は物凄くイイところを突いてきた茂紀に、アタフタと動揺してしまった。
そんな僕を見てた二人は、顔を見合わせると陸斗が頭を抱えて天を仰いで、茂紀は爆笑してる。
「まじで⁉︎ 図星なんだ。ヤベェ、俺って冴すぎじゃない?でもお前って女の子好きだよね?」
笑いながら茂紀が聞いてきた。流石に押し倒されたとも言えなくて、成り行きでと小さい声で返事したんだ。陸斗はじっとりした目で僕を見つめながら言った。
「拓ってさ、そうやって素直なところとか、一見the平凡なのに、全然平凡じゃないとか、案外注目されてるんだよ。まぁ気づいてないだろうけど。…そこがまた良いんだよね。そっかー、早い者勝ちだったか。ま、良かったじゃん?そんなに真っ赤になる程、大好きみたいだから。」
陸斗に褒められたのか、口説かれたのか、よく分からないままに言われた最後の言葉に僕は引っかかった。
「え?僕そんなに気持ち出てるの?」
二人は呆れた顔で顔を見合わせて言った。
「「ああ、とっても。」」
画面には僕がふざけて撮った、海辺に佇むアイツの後ろ姿の画像。何か強制的に入れられたんだけど。これも付き合ってるなら当たり前だって言うから。でもリョウはスタイルが良いから、何ならモデルのイメージ画像にしか見えない事ない。
これからスマホ見る度にいちいちドキドキしないといけないのかな…。そう困惑しながら、僕は友達に断ってスマホを開いた。そこには案の定、リョウからのメッセージが来ていた。
向こうも学食らしくて美味しそうでオシャレなランチプレートが写っていた。大学が上位だと、ランチまで差がつくのか…。そんなことを思いながら、返事をし終わって顔を上げるとなぜか皆が僕を見つめてニヤニヤしている。
「な、なんだよ…。」
僕は動揺を隠しながら食事を続けた。
「ふーん?拓、彼女でも出来た?顔がにやけてるんだけど。」
お調子者の茂紀が、僕を指差しながら突っ込んできた。僕はきっと赤くなってるのに違いない。熱い…。
「やゔぇえ…。拓が可愛くなってる。俺、拓なら男でも付き合える…。」
冗談なんだろうけど陸斗がそんな事言ってくるから、僕は益々追い詰められる。
「ククク、陸斗、顔がマジなんだけど。拓、陸斗に襲われるなよ?まぁ、確かに拓が女子と付き合うとかあんまりイメージないんだよね。どっちかというとねじ伏せられてるイメージだからさw」
僕は物凄くイイところを突いてきた茂紀に、アタフタと動揺してしまった。
そんな僕を見てた二人は、顔を見合わせると陸斗が頭を抱えて天を仰いで、茂紀は爆笑してる。
「まじで⁉︎ 図星なんだ。ヤベェ、俺って冴すぎじゃない?でもお前って女の子好きだよね?」
笑いながら茂紀が聞いてきた。流石に押し倒されたとも言えなくて、成り行きでと小さい声で返事したんだ。陸斗はじっとりした目で僕を見つめながら言った。
「拓ってさ、そうやって素直なところとか、一見the平凡なのに、全然平凡じゃないとか、案外注目されてるんだよ。まぁ気づいてないだろうけど。…そこがまた良いんだよね。そっかー、早い者勝ちだったか。ま、良かったじゃん?そんなに真っ赤になる程、大好きみたいだから。」
陸斗に褒められたのか、口説かれたのか、よく分からないままに言われた最後の言葉に僕は引っかかった。
「え?僕そんなに気持ち出てるの?」
二人は呆れた顔で顔を見合わせて言った。
「「ああ、とっても。」」
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