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椿side下僕の心得※
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俺はゆきちゃんの両腿に手を掛けて抱き抱えると、お互いの育った昂りを重ねてユサユサと擦り上げた。
「あああっ!んっ、ダメっ。あ、あっ!」
二人の高まったそれはすっかり芯を持っていたし、裏の弱い場所を刺激されて、さっきから焦らされていた俺も一気に射精感が膨れ上がった。ガツガツと揺さぶられたゆきちゃんは、一気に高められたせいで悲鳴のような嬌声を響かせてあっという間に俺に飛沫を浴びせた。
俺は続くように乱暴に腰を突き上げて、ゆきちゃんにビクビクと熱い白濁をかけ続けた。随分興奮していたせいか、いつもより長いビクつきは俺をぐったりとさせて、俺たちは抱き合ったまま息が整うまで洗面台に寄りかかっていた。
「ふ、ふふ。椿興奮しすぎ…。」
そう言ってゆきちゃんは俺に優しく口づけると、俺も答えるように甘やかな口内を楽しんだ。それから二人で手早くシャワーを浴びて綺麗に準備すると、待ち切れないようにゆきちゃんはまだ拭き足りない濡れた身体をベッドに横たえると、俺を誘うように手を伸ばした。
「来て。俺を愛して…。」
俺がその言葉にあがなえるはずもなく、いや、もとより抵抗するつもりはなかったけれど、俺は満面の笑みを浮かべてゆきちゃんの手を取った。そしてぎゅっと唇をゆきちゃんの手の甲に押し当てて言った。
「我は貴方の下僕なり。貴方の望みは叶えましょう。」
ゆきちゃんは片眉を上げてクスっと笑うと、キスしていた手のひらを返して俺の顎を掴んで言った。
「我がしもべよ。我を愛せよ。望むままに…。」
俺は顔に添えられたゆきちゃんの指を舐めると、ひと言囁いて覆いかぶさった。
「御意。仰せのままに…。」
「あっ、あっ、あっん、っん!」
俺はゆきちゃんを後ろから突き上げながら、そのなめらかな背中を眺めた。パーマの残った短めの髪は濡れたままで柔らかにうねっている。快感を逃そうと掴んでいるシーツの皺の数が、俺たちの睦み合いの結果のようで、俺は締め付けるゆきちゃんに引き摺られるように動きを速めた。
「つばきっ、ああっ、きて、あ、つばきっ!」
俺の名前を呼ぶゆきちゃんの切羽詰まった喘ぎ声に俺はますます高まって、ゆきちゃんの背中に覆いかぶさって一層深く奥へ入り込んだ。
息を詰めるゆきちゃんの喘ぎ声が泣き声のような嬌声に変わる頃、俺はトントンと柔らかく動かしていた腰を休みなく大きく抽送し続けて、ゆきちゃんと一緒に呻き声を叫びながら快楽のてっぺんまで駆け登った。
「あああっ!んっ、ダメっ。あ、あっ!」
二人の高まったそれはすっかり芯を持っていたし、裏の弱い場所を刺激されて、さっきから焦らされていた俺も一気に射精感が膨れ上がった。ガツガツと揺さぶられたゆきちゃんは、一気に高められたせいで悲鳴のような嬌声を響かせてあっという間に俺に飛沫を浴びせた。
俺は続くように乱暴に腰を突き上げて、ゆきちゃんにビクビクと熱い白濁をかけ続けた。随分興奮していたせいか、いつもより長いビクつきは俺をぐったりとさせて、俺たちは抱き合ったまま息が整うまで洗面台に寄りかかっていた。
「ふ、ふふ。椿興奮しすぎ…。」
そう言ってゆきちゃんは俺に優しく口づけると、俺も答えるように甘やかな口内を楽しんだ。それから二人で手早くシャワーを浴びて綺麗に準備すると、待ち切れないようにゆきちゃんはまだ拭き足りない濡れた身体をベッドに横たえると、俺を誘うように手を伸ばした。
「来て。俺を愛して…。」
俺がその言葉にあがなえるはずもなく、いや、もとより抵抗するつもりはなかったけれど、俺は満面の笑みを浮かべてゆきちゃんの手を取った。そしてぎゅっと唇をゆきちゃんの手の甲に押し当てて言った。
「我は貴方の下僕なり。貴方の望みは叶えましょう。」
ゆきちゃんは片眉を上げてクスっと笑うと、キスしていた手のひらを返して俺の顎を掴んで言った。
「我がしもべよ。我を愛せよ。望むままに…。」
俺は顔に添えられたゆきちゃんの指を舐めると、ひと言囁いて覆いかぶさった。
「御意。仰せのままに…。」
「あっ、あっ、あっん、っん!」
俺はゆきちゃんを後ろから突き上げながら、そのなめらかな背中を眺めた。パーマの残った短めの髪は濡れたままで柔らかにうねっている。快感を逃そうと掴んでいるシーツの皺の数が、俺たちの睦み合いの結果のようで、俺は締め付けるゆきちゃんに引き摺られるように動きを速めた。
「つばきっ、ああっ、きて、あ、つばきっ!」
俺の名前を呼ぶゆきちゃんの切羽詰まった喘ぎ声に俺はますます高まって、ゆきちゃんの背中に覆いかぶさって一層深く奥へ入り込んだ。
息を詰めるゆきちゃんの喘ぎ声が泣き声のような嬌声に変わる頃、俺はトントンと柔らかく動かしていた腰を休みなく大きく抽送し続けて、ゆきちゃんと一緒に呻き声を叫びながら快楽のてっぺんまで駆け登った。
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