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素直さは※

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どうにかなりそうと呟く椿の赤らんだ嬉しそうな顔を見つめて、俺はドキドキと心臓が速くなっていった。目の前の美味しそうな椿を食べたい…?食べられたい?どちらかは分からなかったけれど、ただひとつになって溶け合いたかった。

芸能人の様だと評判の椿の甘いマスクは、確かにひとつひとつのパーツが整っている。大きめの瞳はよく見ると緑がかっている明るい茶色の目で、まつ毛も長い。高い鼻と分厚くて大きな口はとてもセクシーなんだ。少し癖のある長めの髪は、成る程獅子っぽい。


俺はこの美しい椿をじっくり味わいたくなって、椿の顎にキスをしながらねだった。

「なぁ、俺がいいって言うまでじっとしてて…。今日は俺が椿を味わいたいから…。」

椿は喉を鳴らすと、少し目を見張って俺をギラついた眼差しで見つめた。俺はその眼差しに背中をゾクゾクさせて、溢れそうになる唾液を舌舐めずりして呑み込むと椿の手を引っ張って浴室へ連れて行った。椿の部屋は寮室だってのに、特別仕様になっていて、スケルトンな上に妙に広いんだ。


俺は広い脱衣所で洗面台に椿を寄り掛からせると、口づけながら脱がして行った。チャコールグレーのシルキーなシャツの下から鍛えられた胸の筋肉が見えると、俺は思わずため息をつきながら指先で撫で回した。

なめらかな皮のような張り詰めた皮膚の下の程よい弾力は、俺の指先を跳ね返した。胸の印は意外に赤らんでいて小さくツンと尖っていた。

俺はその小さな尖りに唇を寄せて、甘く噛んだ。ビクっと唇越しに身体が震えるのを感じて、俺は笑った。少し赤らんだ椿の甘やかな瞳と目を合わせながら、俺はワザと大きく舌を突き出してさっきよりも硬くシコった尖りを虐めた。


大きくため息をつく椿の身体をゆっくり撫で下ろしながら、俺はベルトをガチャガチャ言わせながら外すと目の前に下着ごと突き出た逞しいそれをパクリと口に咥えた。

「…ゆきちゃん、お願い、俺にゆきちゃん触らせて…。」

椿の懇願に、俺は首を振ると少し力を入れて軽く歯を立てた。下着越しだから痛くは無いだろうけど、俺のお仕置きは伝わった筈だ。俺はそのままズボンと下着を椿から剥ぎ取った。美術室にある石膏の裸体に負けない美しい椿の身体が目の前にさらけだされた。


俺は笑っていたかもしれない。胸いっぱいに広がるこれが俺のものであるという喜びと、これから起こる期待で俺は指を椿に伸ばした。





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