上 下
161 / 187
俺が譲れる事は

秋良sideシチュエーションは大事※

しおりを挟む
俺は夢にまで見た?雪との学校でのエッチを、とうとう実行する事になった。ことの発端は授業中に雪が俺を見つめるから、ちょっと揶揄っただけだったんだ。それなのにあいつ、教室の空気が変わるほど感じてオーラもフェロモンも撒き散らした。

お陰で、授業がストップしたのに本人は全然感じてないのが、まじ笑える。いや、笑えない。俺は授業が終わるな否や、雪を隔離しようと資料室へ連れ出した。俺たちはこの資料室の合鍵をそれぞれ持っているんだ。


あいつらも入れるけど今は授業中だから、まさか入ってこないと思うけどな。せっかくのチャンスだから、雪と二人でじっくりシチュエーション楽しみたいし。俺は内心キョトンとしている雪をどうやってその気にさせるか考えあぐねていた。

結局棚ぼた式に、雪は自ら俺の手中へと転がり込んできた。何だ仕返しって。一生懸命俺を攻略しようとする雪のキスに、俺は雪を揉みくちゃに可愛がりたくなったし、実際煽られた。


思わず貪った雪の口内は甘くて、俺は夢中で柔らかなそのいやらしくも俺を炙り立てる雪の舌を絡め食べた。ハッと我に返って雪を見つめると、雪はトロンとした眼差しで、俺をますます馬鹿みたいに煽る様なことを言うんだ。

『うん。俺激しいの好き。…秋良のキス気持ちいい。もっと…して?』

俺の中の何かがゾワゾワと湧き上がってきて、俺はもう我慢できなくて雪を見ぐるみ剥がしていった。シャツだけ残したのは、この学校での状況を楽しみたかっただけだけど。ああ、ネクタイも残すんだったか…。俺はそんなひとりごとを呟きながら、なめらかな美しい裸体を撫でて口づけて愛でた。


雪の赤らんだ尖りは吸い付けばどんどん固くなって、手のひらの下でその存在を主張してくる。腰骨の、俺とは違うしなやかなラインを舌でたどればビクビクと震えて甘い喘ぎ声を立てる。

ビクっと濡れそぼる雪の昂りを横目で見ながら、俺は携帯ローションパックを手のひらに垂らした。床にひざまづいて、雪の胸の尖りを舐め吸って可愛がりながら、後ろの窄みを何度か撫で回すと指先に柔らかく吸い付くのが感じられて、俺は思わず息が荒くなっていくのを感じた。

「あっ、あっ、んんっ、あきら、まって…。」

俺の指を呑み込む雪の身体は、むせ返る甘い発情したフェロモンの香りをますます濃くした。俺はもう待ち切れなくて、きつく雪の赤い尖りを吸い上げた。


しおりを挟む
感想 9

あなたにおすすめの小説

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜

きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員 Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。 そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。 初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。 甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。 第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。 ※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり) ※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り 初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

同僚に密室に連れ込まれてイケナイ状況です

暗黒神ゼブラ
BL
今日僕は同僚にごはんに誘われました

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語

紅林
BL
『桜田門学院高等学校』 日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

処理中です...