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行きたい学部
秋良side楽しい時間※
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兄貴の呟いた「楽しい時間」は、雪弥には言葉責めになったらしく、一段とブワっとまき散るようなフェロモンが辺りを漂った。
途端に俺は背中を駆け上がるような武者震いを感じて、同時に俺の剛直もビクビクと震えた。はぁ、何度経験しても雪弥のフェロモンは凄いとしか言えない。この脳みそを震わせるフェロモンに俺は病みつきなんだ。
兄貴が、赤い顔で蕩け始めた雪弥に焦らすように口づけするのを見つめながら、俺はゆっくりと白い身体を唇で撫で下ろしていった。
可愛い臍にちゅっとキスして、男にしてはなめらかな下腹を通っていくと直ぐに、ピクピクと震える綺麗な色の雪の昂りが俺を迎えた。すっかり濡れたそれは、身体がしなる度に俺に口付けるように誘ってくる。俺は遠慮なくパクっと咥えて可愛がった。
「あ、ああっ、い、いぃっ!」
雪が甘い声でさえずる、その喘ぎ声は只々俺たちを煽るばかりだって、雪は分かってないみたいだ。計算や媚びのない、本能のままの雪を俺たちは愛しく思っていた。
俺たち肉食系は発情期の頃から、肉食系の家の背景にあやかろうとする有象無象に媚びられて、あるいは性的に興味本位で近づいてくる相手に付き纏われてきていた。
人が多く寄ってくる一方、自分自身を見つめてくれる相手にはお眼にかかれないという矛盾と不満を抱えて成長して来ていた。まして俺よりは後継である兄貴はもっと酷かったに違いない。
取り入ろうとする沢山の人間に辟易とした祥一朗は、中学三年の生徒会長の頃には感情を見せることが減ってしまっていた。決して仲良しな兄弟でもなかったが、ありきたりに、会えば近況報告をするくらいの会話をする俺たちだった。
中学へ入学して、俺が黒崎雪弥という人間に初めて興味を惹かれた時、兄貴はどうだったんだろう。俺が時々話す友人の話に相槌は打っていたし、学校のことは生徒会長だけあって把握していたに違いない。周囲から特別視されていた雪の事も注目していたんだろうか?
そう思いながら二人を見上げると、なぜか二人が俺を見つめていた。
「…秋良、気が散ってるのなら、私だけにして欲しいんだが。」
俺はどうも色々考えすぎて、雪の昂りを握り締めながらじっとそれを見つめていたようだった。俺は、苦笑して首を振るとゆっくりと舌でなぞり上げながら言った。
「…いや、この可愛い昂りを愛しく思っていただけだ。」
途端に俺は背中を駆け上がるような武者震いを感じて、同時に俺の剛直もビクビクと震えた。はぁ、何度経験しても雪弥のフェロモンは凄いとしか言えない。この脳みそを震わせるフェロモンに俺は病みつきなんだ。
兄貴が、赤い顔で蕩け始めた雪弥に焦らすように口づけするのを見つめながら、俺はゆっくりと白い身体を唇で撫で下ろしていった。
可愛い臍にちゅっとキスして、男にしてはなめらかな下腹を通っていくと直ぐに、ピクピクと震える綺麗な色の雪の昂りが俺を迎えた。すっかり濡れたそれは、身体がしなる度に俺に口付けるように誘ってくる。俺は遠慮なくパクっと咥えて可愛がった。
「あ、ああっ、い、いぃっ!」
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そう思いながら二人を見上げると、なぜか二人が俺を見つめていた。
「…秋良、気が散ってるのなら、私だけにして欲しいんだが。」
俺はどうも色々考えすぎて、雪の昂りを握り締めながらじっとそれを見つめていたようだった。俺は、苦笑して首を振るとゆっくりと舌でなぞり上げながら言った。
「…いや、この可愛い昂りを愛しく思っていただけだ。」
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