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行きたい学部
甘んじて受けましょう※
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俺は聖のしかめた目元を指先でゆっくり伸ばしながら、言った。
「ごめん。俺の中じゃ、全く影響されてないからお前たちの心配にピンとこなくって。俺、ずっとある意味警戒しっぱなしで生きてきたから、今お前たちの側にいると本当、自由な気分なんだ。つい嬉しくて…。ごめんな?」
そう言って聖の唇に柔らかく口付けると、聖は口元を引き締めたけれどもう怒っていないようだった。良かった。機嫌は治ったようだ。聖は立ち上がると、俺を引っ張り起こして浴室へ連れて行った。うむ、どうも強制風呂タイムだな。俺はこれ以上聖を怒らせるのは得策じゃないと踏んで、さっさと服を脱ぐと、ぽちゃんと風呂に入った。
ちょっと呆然としている聖に、湯船の縁に寄りかかって必殺上目遣いで言った。
「…早く来いよ。一緒に入るんだろ?」
聖は少し顔を赤らめてぶつぶつ言ってたけれど、あっという間に脱いで浴室に入ってきた。あー、すっかり臨戦体制だ…。もしかして俺詰んだ?とはいえ、俺も聖とのマーキングは久しぶりで、聖の美しくも逞しい身体を見たら、俺を欲しがってる聖を見せつけられてドキドキするよ。湯船の中に入ってきた聖のせいで、お湯が思いの外溢れる音を聞いてちょっと笑った俺は聖の腕の中で甘く口付けられていた。
「…なに。」
聖は俺に答えさせる気がないような貪るような口付けをしながら、俺が笑った理由を聞くんだ。俺は答えたいのに、聖の激しい舌づかいで全然答えられなくって、もう甘ったるい呻き声しか出せない…。聖の猛々しいブツが俺のお腹を突っつく度に心臓はドキドキが激しくなって、俺の窄みは期待で疼いてしまう。
「聖、俺準備したい…。」
だけど、聖はまだ俺を離してくれなくて、舌先で俺の口の中をゆっくりなぞりながら、硬い指先で期待して尖っている俺の胸を強く摘んだ。
「あああっ!んっ。」
俺はすっかり発情していて、もう、なんて言うか、めちゃくちゃにして欲しくなっていた。そんなこと言えないけど。まだ、俺には理性が残ってる…。そんな俺のもどかしい気持ちが読めるのか、聖は俺の弱い胸だとか、腰だとかを舐めたり噛んだりして悶えさせた。
俺はすっかり焦れてしまって、湯船のお湯を波立たせながら、昂りを突き出して聖の剛直に押し付けて、腰をなまめかしく動かし続けた。そんな俺を聖が熱い眼差しで息を荒げて見つめるから、俺はますます興奮して聖の首に手を回すと堪らず言った。
「お願い…、洗って。」
「ごめん。俺の中じゃ、全く影響されてないからお前たちの心配にピンとこなくって。俺、ずっとある意味警戒しっぱなしで生きてきたから、今お前たちの側にいると本当、自由な気分なんだ。つい嬉しくて…。ごめんな?」
そう言って聖の唇に柔らかく口付けると、聖は口元を引き締めたけれどもう怒っていないようだった。良かった。機嫌は治ったようだ。聖は立ち上がると、俺を引っ張り起こして浴室へ連れて行った。うむ、どうも強制風呂タイムだな。俺はこれ以上聖を怒らせるのは得策じゃないと踏んで、さっさと服を脱ぐと、ぽちゃんと風呂に入った。
ちょっと呆然としている聖に、湯船の縁に寄りかかって必殺上目遣いで言った。
「…早く来いよ。一緒に入るんだろ?」
聖は少し顔を赤らめてぶつぶつ言ってたけれど、あっという間に脱いで浴室に入ってきた。あー、すっかり臨戦体制だ…。もしかして俺詰んだ?とはいえ、俺も聖とのマーキングは久しぶりで、聖の美しくも逞しい身体を見たら、俺を欲しがってる聖を見せつけられてドキドキするよ。湯船の中に入ってきた聖のせいで、お湯が思いの外溢れる音を聞いてちょっと笑った俺は聖の腕の中で甘く口付けられていた。
「…なに。」
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「聖、俺準備したい…。」
だけど、聖はまだ俺を離してくれなくて、舌先で俺の口の中をゆっくりなぞりながら、硬い指先で期待して尖っている俺の胸を強く摘んだ。
「あああっ!んっ。」
俺はすっかり発情していて、もう、なんて言うか、めちゃくちゃにして欲しくなっていた。そんなこと言えないけど。まだ、俺には理性が残ってる…。そんな俺のもどかしい気持ちが読めるのか、聖は俺の弱い胸だとか、腰だとかを舐めたり噛んだりして悶えさせた。
俺はすっかり焦れてしまって、湯船のお湯を波立たせながら、昂りを突き出して聖の剛直に押し付けて、腰をなまめかしく動かし続けた。そんな俺を聖が熱い眼差しで息を荒げて見つめるから、俺はますます興奮して聖の首に手を回すと堪らず言った。
「お願い…、洗って。」
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