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再びの学校生活へ

秋良sideマーキング※

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顔に落ちた雫で意識がはっきりした雪は、俺たちが一緒にシャワーを浴びている事に戸惑っている様だった。腕の中で俺を見上げた不安気な表情が可愛くて、俺はズクリと昂りを震わした。

そして囁いた俺の言葉を、雪は頭の中で反芻している様だった。発情してて、あまり頭が働いていないんだろう。段々紅潮する頬と戸惑いながらも潤み始めた瞳を見つめて、俺はもう一度囁いた。

「雪、俺のフェロモンで発情したんだ。もう収まらないし、俺がマーキングすれば、学校でも前みたいに生活出来る。」

心なしか浅い息遣いになった雪は、俺に尋ねた。

「…マーキング?秋良の…?」

俺はもう、話は充分だった。眠れない夜を何日も過ごして、こんなに待ったんだ。限界だ。


俺は発情して全身を微かに震えさせている雪の身体をゆっくりなぞった。温かいシャワーの下でさっきよりも温まった俺たちは、興奮してきて熱い程だった。俺は雪の目を見つめながら、両手で雪の顔を包んでそっと口づけた。唇が薄いせいか赤い雪の唇はぷりっとしていて、気持ち良かった。舌を伸ばして舐め上げると、雪の唇が開いて俺の舌を誘い入れた。雪が絡ませる舌の動きに喜びが溢れた。

「…あぁ、甘い。雪は甘いな…。」


俺も雪の立ち昇る濃厚なフェロモンに煽られて、自分でも何を言ってるのか分からなかった。感じるのは胸いっぱいに広がる幸福感だった。自分の手の中に焦がれた雪が居るという事。手で確かめて、唇で、舌で味わって。だが、まだ物足りない。微かに耳に届く、興奮した雪の喘ぎ声に俺は頭の中が真っ赤に染まる様だった。

俺は跪くと、さっき洗った雪の綺麗な昂りを手と舌で可愛がった。途切れ途切れに叫ぶ雪の甘い声に、俺の昂りも更に硬くなった。口の中でリズミカルに出し入れしながら、俺は自分の切なく揺れる昂りを同じリズムでしごいた。俺の髪を握る雪の力が増すのと同時に、雪の昂りもさっきよりも膨らんでもうすぐ破裂しそうだった。


「あ、ああっ、あきら、いっちゃうっ、あ、んんっ、ダメっ!出ちゃうっ!」

口の中で太く膨らんだ次の瞬間、雪の白濁が口いっぱいに飛び出て、俺の口に押し込む様にガクガクと腰を揺らした。俺の昂りをしごく手の動きも一緒に馬鹿みたいに擦り上げて、雪にわずかに遅れて白濁を飛ばした。俺は初めて感じる尖る様な快感に背中のゾクゾクが止まらなかった。ああ、最高だ。


俺は雪を抱き上げると、適当にお互いの身体を拭いてベッドルームへ移動した。俺の肩に寄りかかる雪は少し震えながらグッタリとしていたけれど、ベッドに座って俺の濡れた指先を雪の吸い付く窄まりに撫でつけると、背を仰け反らせて呻いた。

俺は雪を引き倒すと、赤らんだ窄まりに指をじわじわと押し込んでゆっくりと入り口を愛撫した。シャワーを浴びたのに、さっきよりも濃く香る甘いフェロモンで酔いそうだった。実際、雪のフェロモンは体験した事のない強烈なもので、俺の昂りはさっき出したばかりなのに臨戦態勢だった。

祥一朗が5日も1人で雪の発情期を抑えたのも、この強烈なフェロモンのせいかもしれなかった。
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