上 下
25 / 31
僕たち付き合ってる?

海斗side痛くさせたくないんだ※

しおりを挟む
洸太がトロンとした眼差しで俺のものになりたいって言うから、俺はもう心臓がバクバクして、どうにかなりそうだった。洸太にキスすると、強請る様に舌を伸ばしてきて俺は馬鹿みたいに貪った。

洸太の身体にはわせた指先に触れる、硬くなった先端が可愛くて、キスしながら摘んだり押しつぶしていたら、洸太が俺の下でビクビクと仰反るから、俺は顔を引き剥がした。


目を閉じた洸太の長いまつ毛が綺麗で見とれてると、ゆっくり瞼を開けた洸太と目を合わせながら硬いそれを摘んだ。

「ああっ、んんっ、かいと…、気持ちいい…っ。」

ってやっぱりビクンと仰け反ってよがるから、俺は我慢できずに唇と舌で思い切り可愛がった。洸太の細くて長い指が俺の髪を鷲掴みにするのが、洸太の興奮を感じて益々止まらなかった。

俺の胸に感じるうごめく洸太自身がすっかり出来上がっていて、俺は手のひらでそっと撫でながら胸を吸い上げた。


「んんーっ!」

手の中に粘りつくそれはもしかして…。俺は可愛すぎる洸太の唇にもう一度キスすると、風呂場で解す時に使ったジェルをたっぷりと手のひらに出した。

そんな俺を赤らんだ顔で見つめる洸太を怖がらせたくなくて、もう一度言った。


「ゆっくりやるから。もしどうしても無理だったら、今日絶対最後までしなきゃダメって事ないんだからな?俺は洸太にも、ちゃんと気持ち良くなって欲しいんだ。直ぐには無理かもしれないけど…。」

すると洸太が嬉しそうに頷いて言った。

「うん。海斗優しいね。ありがとう。…でも、僕も海斗のこと受け入れたいから。」


俺は横向きになって、洸太にキスしながらそっと手を伸ばしてお尻の間にジェルを塗りつけた。空いた手でお尻を撫でながら、洸太のお尻はムチムチしているなってちょっと感動していたんだ。

でも、直ぐにそんな余裕は無くなった。お風呂でのジェル効果もあったのか、思いの外すんなりと指が入ったからだ。眉をしかめる洸太の表情を見て、俺は洸太を四つん這いにした。


ネットの情報ではその方が痛みが少なそうだったからだ。ゆっくりと撫でる様に指を動かしていると、洸太の声が甘くなっていった。指先も時々吸い込まれる様に窄みに入ってしまう。

殊更ゆっくりと俺は指を深めていった。突然洸太がビクンと身体を揺らした。

「あっ?なんか、あんっ、あああっ、ダメっ!」


俺の指先に洸太の良いところが当たっているみたいで、洸太がシーツを握って喘いでいた。俺は自分の昂りすぎた痛いくらいのそれを握り締めながら、執拗に、でも優しく洸太を追い立てたんだ。

しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

同室者の怖い彼と、僕は恋人同士になりました

すいかちゃん
BL
高校に入学した有村浩也は、強面の猪熊健吾と寮の同室になる。見た目の怖さにビクビクしていた浩也だが、健吾の意外な一面を知る。 だが、いきなり健吾にキスをされ・・・?

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語

紅林
BL
『桜田門学院高等学校』 日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

赤ずきんちゃんと狼獣人の甘々な初夜

真木
ファンタジー
純真な赤ずきんちゃんが狼獣人にみつかって、ぱくっと食べられちゃう、そんな甘々な初夜の物語。

社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈

めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。 しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈ 記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。 しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。 異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆! 推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!

家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!

灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。 何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。 仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。 思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。 みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。 ※完結しました!ありがとうございました!

初体験

nano ひにゃ
BL
23才性体験ゼロの好一朗が、友人のすすめで年上で優しい男と付き合い始める。

処理中です...