11 / 31
いつの間に好きだった?
海斗side様子のおかしな洸太※
しおりを挟む
最近洸太が俺を避けてる気がする。昨日も、今日も昼休みは課題があるからと一緒に屋上へ行こうとしなかった。俺の家に連れて行った時にやり過ぎてしまったんだろうか。でもあの時にあれで止まれた俺が信じられないほど、洸太は可愛過ぎた。
上半身だけだったけど、お互い肌を触れ合って、熱いくらいの体温を感じたあの時。蕩けた顔で『ジンジンするくらい痛くして』って俺に言った時の洸太に、俺は興奮し過ぎてむせて咳き込んでしまった。
屋上の時は声を殺していた洸太の喘ぎ声が、あんなに甘くてゾクゾクさせられるなんて、心の準備が無かった。馬鹿みたいに胸や肌を貪っていたら、急に慌て出した洸太が出ちゃうって言うから…。
すっかり興奮している洸太のそれを俺が見逃すはずもなくて、そうなればいいなと思っていた触りっこに持ち込む事に成功したんだ。洸太の昂りはすっかりぬるりとしていて、俺と違っていて綺麗な色をしてた。
充血して濃いピンク色になってるのが凄くエロくて、俺は食べたくて堪らなかった。でもそんな事をして嫌われたくなかった。俺は洸太に怖がられるのが一番キツい。
直ぐに逝ってしまったのも可愛過ぎた。なんだよ、あれ。あんな甘い声で逝くとか聞いてない。
すっかり興奮した俺のブツを、洸太がびっくりした目で見ていて、目を逸らせない様子だったのも、今やすっかり俺の定番のおかずネタになってしまった。
両手で握りながらも動かすのを忘れた洸太の前で、馬鹿みたいに腰を振ったのは、後から考えると赤面ものだけど、その時は夢中だったんだ。
でもあの後、俺に悪いって言うから、ちょっとむかついた。俺に悪いから他の誰かに頼むとかありえないって思ったんだけど、俺以外に頼む訳ないって慌てて言ってたから許したけど。
洸太のあんな可愛い痴態、他の奴らに絶対見せたくないし、知られたくない。
多分俺は男が好きとかじゃなくて、洸太が好きなんだ。だから誰でも洸太の可愛いところを知ったら、洸太の事を好きになるかもしれないだろう?
俺は離れた席に座っている洸太をじっと見つめていた。あからさまに俺を避け出した洸太に話をつける必要がある。俺の気持ちも伝えた方がいいんだろうか。
あーくそ!すっかり拗れてしまった洸太との関係に俺は頭を掻きむしった。終業のチャイムが鳴ってザワザワする教室の中、俺は洸太の席に立って、ドキドキしながらも平静を務めて言った。
「洸太、一緒に帰ろうぜ。」
上半身だけだったけど、お互い肌を触れ合って、熱いくらいの体温を感じたあの時。蕩けた顔で『ジンジンするくらい痛くして』って俺に言った時の洸太に、俺は興奮し過ぎてむせて咳き込んでしまった。
屋上の時は声を殺していた洸太の喘ぎ声が、あんなに甘くてゾクゾクさせられるなんて、心の準備が無かった。馬鹿みたいに胸や肌を貪っていたら、急に慌て出した洸太が出ちゃうって言うから…。
すっかり興奮している洸太のそれを俺が見逃すはずもなくて、そうなればいいなと思っていた触りっこに持ち込む事に成功したんだ。洸太の昂りはすっかりぬるりとしていて、俺と違っていて綺麗な色をしてた。
充血して濃いピンク色になってるのが凄くエロくて、俺は食べたくて堪らなかった。でもそんな事をして嫌われたくなかった。俺は洸太に怖がられるのが一番キツい。
直ぐに逝ってしまったのも可愛過ぎた。なんだよ、あれ。あんな甘い声で逝くとか聞いてない。
すっかり興奮した俺のブツを、洸太がびっくりした目で見ていて、目を逸らせない様子だったのも、今やすっかり俺の定番のおかずネタになってしまった。
両手で握りながらも動かすのを忘れた洸太の前で、馬鹿みたいに腰を振ったのは、後から考えると赤面ものだけど、その時は夢中だったんだ。
でもあの後、俺に悪いって言うから、ちょっとむかついた。俺に悪いから他の誰かに頼むとかありえないって思ったんだけど、俺以外に頼む訳ないって慌てて言ってたから許したけど。
洸太のあんな可愛い痴態、他の奴らに絶対見せたくないし、知られたくない。
多分俺は男が好きとかじゃなくて、洸太が好きなんだ。だから誰でも洸太の可愛いところを知ったら、洸太の事を好きになるかもしれないだろう?
俺は離れた席に座っている洸太をじっと見つめていた。あからさまに俺を避け出した洸太に話をつける必要がある。俺の気持ちも伝えた方がいいんだろうか。
あーくそ!すっかり拗れてしまった洸太との関係に俺は頭を掻きむしった。終業のチャイムが鳴ってザワザワする教室の中、俺は洸太の席に立って、ドキドキしながらも平静を務めて言った。
「洸太、一緒に帰ろうぜ。」
13
お気に入りに追加
196
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
同室者の怖い彼と、僕は恋人同士になりました
すいかちゃん
BL
高校に入学した有村浩也は、強面の猪熊健吾と寮の同室になる。見た目の怖さにビクビクしていた浩也だが、健吾の意外な一面を知る。
だが、いきなり健吾にキスをされ・・・?
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!
灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。
何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。
仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。
思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。
みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。
※完結しました!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる