僕の敏感過ぎるソレが原因

コプラ

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困ってる

僕のおねだり

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大きく息を吸い込んだ海斗が僕をゴロンとベッドへ放り出した。それから、おもむろに自分のシャツを裾から捲り上げて脱ぎ捨てた。

目の前に筋肉質のいい身体が曝け出された。そして海斗がボソッと言った。

「…洸太だけ裸とかフェアじゃないだろ?」


僕は海斗の言ってる意味は分かったけど、二人で肌を触れ合わす事の結果が読めなくて何も言えなかった。僕がますます顔を熱くしてドキドキしていると、海斗が視線を逸らして頭を掻いて付け加えた。

「ほら、俺も汗かいたから…。」

汗かいたから、シャツは脱いでもいい。そう正当な言い訳が僕たちに出来た事に喜んで、僕は海斗に言った。


「ジンジンするくらい痛くして…。」

海斗が急に咳き込んで、そのせいか顔が赤くなった。でも直ぐに僕を怖いくらい真面目な顔でじっと見て僕の身体に手を伸ばした。

首からそっと這わせた手が胸を撫でると、僕はビクっと震えた。さっきよりも疼きも大きくなった。ぎゅっと摘まれた片方の刺激に、目を閉じて顔を顰めるともう一方をじゅっと吸いつかれた。


「あっ、んっ、あぁっ、ぐっ!」

僕は勝手に出る自分の声が恥ずかしくて、手を口元へ持って行こうとした。けれど海斗がそれを咎めた。

「誰も居ないから、声我慢しなくていい。…もっと酷くするのに声殺してたらきっと辛いぞ。」

だから僕はもう、感じるままに喘いでしまった。我慢しなくて良いって言われたせいなのか、僕は海斗のに馬鹿みたいにのめり込んでいた。


「…海斗、なんかダメ…。退いて。出ちゃいそう…。」

僕は海斗の治療のせいですっかり身体が昂って、ズボンが突っ張って痛くなっていた。海斗はそんな僕のあそこに目をやるとうっそりと笑って言った。

「このはちょっとエロいからしょうがない。…直ぐに楽にしてやるから。」

そう言うとカチャカチャと僕のベルトを外してズボンをずり下げた。


僕は恥ずかしさでいっぱいになって、手で下着を押さえた。

「僕、トイレ行くからっ!」

すると海斗は、自分の股間を見せつける様に押さえて囁いた。

「俺も治療にあてられてこんなんになってるから、洸太だけじゃないよ。恥ずかしいのは俺も一緒だ。…なぁ、一緒に処理してやるから。」


僕はさっきから海斗が敢えて言ってる様な、治療だとか、処理だとかの言葉が僕の居た堪れない状況をしょうがない事だと転換させてる気がしたんだ。

「…治療の副作用?」

僕がそう言うと、海斗は赤らんだ真面目な顔で頷いて言った。

「ああ。そうだな。…副作用だ。」

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