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期間限定不老不死

皇太子side願い※

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私の恐らく初めての愛の告白は、マモルの手を離して欲しいという言葉に打ち砕かれた。私は心臓が嫌な音を立てて不規則に鼓動したのを感じた。

するとマモルは私を抱きしめたいと言った。マモル自身の複雑な立ち位置で良いのならば、私の強くて孤独な魂を抱きしめたいと言ったのか?


にわかには信じられないその言葉に半ば呆然としていると、マモルは自ら腕を広げて私を抱きしめた。ああ、夢ではないみたいだ。私はさっきから感情の揺さぶりに頭が追いつかなかった。

けれども、身体は無意識に動いた。ソファに座るマモルに覆いかぶさるように、私は口づけていた。久しぶりのマモルの唇は甘くて気持ちが良かった。


王宮の池のほとりでマモルに悪戯なキスをされてから、私はもう一度味わいたくて堪らなかったこの唇に酔いしれた。粘膜の音を鳴らしながら、私たちは夢中で舌を絡めて、唾液を吸って、ぷりっとした唇を甘噛みした。

立ち上るマモルの甘い匂いは、人間特有のものなのか、嗅いだことのないものだった。けれどもこれがマモルが興奮して匂わせてるというのは本能で分かった。


首筋を唇で撫で上げながら、マモルの可愛らしいつるりとした耳をそっと舌でなぞった。

「んっ、あん、いや…。ゾクゾクして、ああっ。」

マモルのは首をすくめて、逃れようとしたけれど、耳が弱いみたいだ。毛の無いこの人間特有の耳はいくらでも可愛がりたい舌触りだった。


羽織っていたローブを肩から下ろすと、目の前に扇情的なしどけないマモルが現れた。透けて見える胸元は私の股間を完全に奮い立たせてしまった。

私は薄衣の上から赤らんだ硬いそれにむしゃぶりつくと、ジュッと吸った。ビクビクと仰反るマモルが感じやすくて、それだけで私は昂りを濡らした。


ああ、こんなに簡単に興奮させられるなんて。私は背中に回した指の腹を腰へ向かって、布の上からゆっくりと撫で下ろした。口の中で粒ッとした感触を楽しみながら、弾力のあるお尻を撫でたりつねったりした。

すると焦れるようにマモルは甘い息を吐き出して、私の肩までの髪に、手を差し込んで指を震わせた。私はソファから降りてひざまづくと、ソファにぐったりと寄りかかっている薄衣に包まれたしどけないマモルを見下ろして言った。


「愛してるよ。マモル。…なんて凄い眺めなんだ。こんなに興奮させて、私に獣化させたいのかい?」

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