逃げたい官吏と傲慢男、追いかけっこはどちらが勝ちますか?

コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26

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変わる関係

絆されただけ?※

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私に覆いかぶさった翔海は、余裕なく私に口づけた。いつから私は翔海この口づけを受け入れていたんだろう。そう考える間もなく、翔海の分厚い舌は私を征服してゾクゾクと背筋を震わせた。

思わず漏れた自分の声が、今日はより甘く聞こえて顔が熱く感じられる。私はすっかり翔海に絆されていて、この唇や舌を交わす口づけをもっと欲しがる様になっていた。


私が翔海を真似て舌で口の中をなぞると、翔海は低い声を漏らした。

「…永明のそれが好きだ。私を強請るその甘い舌使い…。」

そんな事を言いながら、私を撫で回す翔海の大きな手のひらは、私のすっかり開発された胸元を焦らす様に撫で回した。強くつねって欲しいと胸を突き出す私に、微かに笑った翔海は顔を下げて待ちわびた尖りに吸い付いた。


「はぁんっ!うっ、あぁ、翔海…。もっと強く吸ってっ…。」

私はいつからこんなおねだりをする様になったのだろう。頭の片隅で囁く自分を感じながらも、口から出る懇願は止まらなかった。

同時に香油をたっぷりと塗りつけられた後ろをやわやわとなぞられて、私は疼きに苛まされて首を横に振って荒い息をついた。

「永明、私を見ろ。」


掠れた翔海の声に重たくなった瞼をかろうじて開けると、翔海は怖いくらい真剣な眼差しで私を見つめていた。次の瞬間、翔海の指がグッと私の中に突き入れられて、ビリビリした快感が腰を震わせた。

「ああっ!何か、変です…。」

いつもよりずっと苦しい様な強烈な快感に、翔海は苦しげに息を吐き出して囁いた。


「永明が感じすぎて、私も見ているだけでどうにかなりそうだ。こんなにキツく締め付けて、これでは私のものは食い千切られそうだ。永明、力を抜いて…。」

そんな事を言われても私にはどうする事も出来なかった。ギラつく翔海の眼差しに燻されて、私はグチグチと翔海に余裕なく解されて行った。


「悪い。もう…。」

そう言って私は翔海に腿を引き上げられて、指を引き抜かれて物足りなくなった窄みに、グッと私の疼きを治めてくれるモノを押し込んだ。

苦しく感じたのは最初だけで、挿れられてしまえば直ぐにそれは私の疼きを引っ掻いて、なだめた。私の腹に向かって突き立てる翔海に私は喘ぎながら快感に溺れた。


「永明っ、ああ、愛してるっ!」

私の首筋に顔を埋めながらそう言った翔海に、私はドクンと胸を震わせた。言葉の真意を尋ねる間もなく、突き上げられ、イジくられた。私は猛々しい翔海自身を呑み込んで、串刺しにされて、痺れる様な快感に揺さぶられ続けていた。




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