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俺の番い予定は三人

風呂場は反響します※

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正直風呂場だろうが、ベッドだろうが変わらないと思ってた。けれどここは声をあげれば反響するし、ひどく濡れても関係ないしで、俺はすっかりタガを外したみたいだ。

四つん這いになった俺は、すっかりしとど濡れた後ろを叶斗の舌で愛撫されて、ビクビクしながら呻いた。

「‥な、岳もしかしたら発情期早まるとかある?何か凄い匂い強いよ…。俺クラクラしてきたんだけど。」


そんな事を言われたところで、俺が分かるわけない。心を許すアルファのフェロモンに蕩けさせられて身体を触れられれば、馬鹿みたいに欲しくなるのはいつもの事だった。

「は…ぁっ、ああっ、もう、挿れてっ、欲しいっ。」

叶斗は俺をひっくり返して、俺の肩の方からタラリとオイルの様なものを垂らした。

「これ滑りが良くなるんだ。摩擦が起きたら痛いだろ?」


一瞬ジェルプレイが頭に浮かんだけれど、俺は目の前の欲望に邁進していた。覆いかぶさって来た叶斗を足でガッチリ抱え込むと、ヌチヌチと叶斗の身体に自分の高まったそれが擦り付けられて逝きそうになった。

叶斗が少し笑いながら俺から身体を起こして言った。

「待って、待ってって。ヌルヌルし過ぎて目標地点素通りしちゃうんだけど。」

そう言って今度は俺の膝を太腿に押し付けて、俺のあそこを見つめて舌で唇を舐めた。グッと欲しがる場所に押し付けられたと思った次の瞬間には、叶斗の太いそれはズブズブと俺の中に突き刺さった。


喉から無意識に出る甘える様な快感の声は止めることなどできずに、俺は自分の中を征服していく叶斗を味わっていた。あぁ、最高だ。叶斗が腰を引く度に俺はそれを捕まえて、離そうとするのを渋ってしがみついた。

「うっ!やばっ!岳、今日やばいよっ!」

焦った様な叶斗の声は聞こえるものの、自分の身体なのにコントロールなど出来ない。

「んんっ、きもちいいっ、あ、ああっん!」


俺は叩きつける様に腰を振り立てる叶斗について行こうと必死で、堪えようもなく弾けた。けれども、俺はジクジクした快感の渦から出る事を拒否して、苦しげな表情で俺を見つめる叶斗に強請った。

「あ、何か…!へん、だ…!もっとちょうだ、い!」

俺が言い終わる前に叶斗は何か罵って、俺の浅い場所に叶斗の張り出した先端が擦れる様に馬鹿みたいに腰を動かした。それから熱い飛沫が俺の中を満たすと、俺はようやく飢餓感さえ感じた欲望を手放すことが出来た。


「マジ腰キタ…。」

隣で四つん這いで腰を押さえてる叶斗は、脱力した俺を見て顔を顰めて言った。

「なぁもしかして発情期来そうじゃない?岳。」

俺は叶斗に中出しされるまで全然収まらなかった感覚を思い出して、叶斗を見返して呟いた。

「…かもしんない。」






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