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マリーの実験
今夜のご褒美は
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わたくしは屋敷の広い庭園灯が美しい模様を描きながら瞬いているのをうっとりと眺めながら、窓際に佇んでいました。ジュアスが部屋に戻ってきて、わたくしを後ろから抱き寄せると、首筋に優しく口づけながら囁きました。
「私の可愛い奥さん、気に入ってくれたかい?」
私はクスクスと笑いが堪えられずに頷きました。
「ジュアスがこっそりこんなロマンチックなプレゼントを用意して下さるなんて、思ってもいなかったわ。」
ジュアスは少し拗ねた様子でわたくしをクルリと腕の中へ方向回転させると、わたくしの目を見て言いました。
「私はマリーに愛されたくて一生懸命なんだ。ご褒美はくれるのかな?」
私は自分よりずっと大人であるはずのジュアスが、こどもの様に拗ねて見せるのがいじらしく感じて、甘く口付けてささやきました。
「ええ。たっぷりご褒美をあげるわ。」
私がジュアスに失恋したと思い込んでしまったあの一件から、あっという間に私達は結婚してしまいました。ジュアスが待ちきれなかったのもありますし、私も実際ジュアスに愛されたくて堪らなかったのです。
私たちの結婚が決まった事で私のこれまで味見した令息たちが、そのことはお兄様達は勿論知りませんが、強い衝撃を受けたみたいだとお兄様方は仰ってました。一度なぞ、誰かと口約束していたんじゃないのかと何度も確認されました。
私は決して約束などはしていません。ただ、彼らがすっかり私と結婚するつもりでいるのでは、と思ったことはありますけれど。まぁ、今となっては若気の至ですわね。
私はジュアスに手を引かれてベッドへと連れて行かれました。ジュアスの大きな節張った手のひらは熱くて、私が指をするりと絡ませると、ジュアスが私をチラリと振り返りました。
「ジュアス、今夜は私からのご褒美なんでしょう?じゃあ、ジュアスはわたくしの言う通りに…。」
そう微笑んだ私には、試してみたいことがありました。記憶のどこかに紛れ込んでいるアレを今日は試すチャンスではないかしら?私は湧き上がる悦びに、胸をドキドキと弾ませました。
私の指先がジュアスのローブ越しに身体をなぞっていくと、ジュアスはそっとため息をつきました。ジュアスも随分期待しているようで、ジュアスの腰の昂りはすっかりなめらかな布地を突き上げています。
私はローブ越しに、その逞しいそれをぎゅっと握りしめて、ジュアスの熱い唇を迎えました。
「私の可愛い奥さん、気に入ってくれたかい?」
私はクスクスと笑いが堪えられずに頷きました。
「ジュアスがこっそりこんなロマンチックなプレゼントを用意して下さるなんて、思ってもいなかったわ。」
ジュアスは少し拗ねた様子でわたくしをクルリと腕の中へ方向回転させると、わたくしの目を見て言いました。
「私はマリーに愛されたくて一生懸命なんだ。ご褒美はくれるのかな?」
私は自分よりずっと大人であるはずのジュアスが、こどもの様に拗ねて見せるのがいじらしく感じて、甘く口付けてささやきました。
「ええ。たっぷりご褒美をあげるわ。」
私がジュアスに失恋したと思い込んでしまったあの一件から、あっという間に私達は結婚してしまいました。ジュアスが待ちきれなかったのもありますし、私も実際ジュアスに愛されたくて堪らなかったのです。
私たちの結婚が決まった事で私のこれまで味見した令息たちが、そのことはお兄様達は勿論知りませんが、強い衝撃を受けたみたいだとお兄様方は仰ってました。一度なぞ、誰かと口約束していたんじゃないのかと何度も確認されました。
私は決して約束などはしていません。ただ、彼らがすっかり私と結婚するつもりでいるのでは、と思ったことはありますけれど。まぁ、今となっては若気の至ですわね。
私はジュアスに手を引かれてベッドへと連れて行かれました。ジュアスの大きな節張った手のひらは熱くて、私が指をするりと絡ませると、ジュアスが私をチラリと振り返りました。
「ジュアス、今夜は私からのご褒美なんでしょう?じゃあ、ジュアスはわたくしの言う通りに…。」
そう微笑んだ私には、試してみたいことがありました。記憶のどこかに紛れ込んでいるアレを今日は試すチャンスではないかしら?私は湧き上がる悦びに、胸をドキドキと弾ませました。
私の指先がジュアスのローブ越しに身体をなぞっていくと、ジュアスはそっとため息をつきました。ジュアスも随分期待しているようで、ジュアスの腰の昂りはすっかりなめらかな布地を突き上げています。
私はローブ越しに、その逞しいそれをぎゅっと握りしめて、ジュアスの熱い唇を迎えました。
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