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僕らの未来
いつになく興奮して※
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省吾が陽太の柔らかな内側を撫でる自分の指増やす度に、陽太はその白い身体を大きくのけ反らせた。愛撫が執拗になってしまうのは、陽太に結婚を受け入れさせた事で浮かれているせいだと自覚はしている。
これ以上は耐えられないと悲鳴に似た嬌声が陽太の唇を割って出る度に、省吾はどこかしらゾクゾクする様な背徳感を覚えた。
この可愛くて、綺麗で、素朴で真っ直ぐな恋人、いや、婚約者をとことん可愛がってあげたくて堪らない。
会えない時間があると途端に印象が変わっていくのを見逃したくなくて、無理に同棲に持ち込んだ嫌いはあるが、棚からぼた餅で婚約まで落とし込めたのは我ながら良い仕事をしたと思う。
今までこんな風に独占欲を覚えた相手など居なかった。周囲に取り巻きは多かったものの、どんなバース性、性別でも陽太に感じる様な執着は省吾には初めての感覚だった。
陽太の叔父があのケイSコンサルの筆頭だったのには驚いたが、その流れで例の早川が結婚話を持ち出したのには本当に仰天した。陽太がその話を自分にひと言も話してくれていなかった事にモヤモヤはしてしまったが、どうも本人もその話を聞いたばかりだった様だし、そもそも関心が無いみたいだ。
ある意味旨味のある話ではある。普通なら嬉々として乗る方が普通なのかもしれないけれど、陽太は自分でやりたい事を見つけたいとある種頑固な一面を覗かせている。
そんな陽太が誇らしいのと、危なっかしいのとで、省吾は腕の中の陽太をとことん自分の虜にさせるしか無いと奮起するのだ。
「まだ我慢だ…。」
あまり激しく追い詰めないで、でもギリギリの所を狙って陽太を高まらせる省吾もまた、指から伝わる指以外のものを欲しがって締めつける陽太の反応に目の前が赤くなりそうだった。
大事にしたい一方で、乱暴に突き立てて激しく征服したいという欲望もまた省吾の一部ではあった。自分のものに印をつける様に犯して首を噛みたいというアルファの本能が時々荒々しく顔を覗かせる。
「…んっ、お願い。省吾くんが欲しい…。ああっ。」
身体をくねらせながら陽太が甘く囁く自分への呼びかけに、省吾もやはり我慢など出来ない。
「俺も陽太が欲しい…!」
陽太が伸ばす腕の中へ上半身を捧げれば、絡みつく様に囚われてその汗ばんだ皮膚を感じる。同時に狙いをつけた自身をゆっくりと埋め込んでいけば、陽太の指先が背中の皮膚を掴んだ。
小さく呻きながら、省吾を味わう様に瞼をピクピクさせる上気した陽太の美しい顔を食い入る様に見つめながら、省吾もまた埋め込まれた自身を締め付けられる気持ち良さに無自覚に腰を揺さぶってしまった。
赤いぷっくりとした唇の隙間から見える真珠色の綺麗に並んだ歯は、陽太の甘い声と同時に見えなくなって、省吾は思わず唇をこじ開ける様にしてその硬い感触を味わった。
ゆっくりと、でも休みなくリズムをつけて揺さぶれば、陽太の甘い声が次第に切羽詰まってくるのが分かる。陽太の身体の奥を省吾はもう手に取るように知っているけれど、それでも今日の興奮ぶりはお互いに笑える程だ。
ちりちりするその皮膚感覚に、自分の絶頂も近いのを感じて、省吾は押さえつける様に陽太の腿を引き上げた。
二人の結合した、卑猥にも濡れて赤らんでいるその場所を見て楽しみながら、省吾は姿勢を変えて一気にスピードを上げた。
途端に悲鳴に似た声を響かせた陽太が、容易く白濁を胸に飛び散らせた。同時に省吾の猛々しいそれを離さないとするかの様に締め付けて、省吾もただ歯を食いしばって陽太の奥へと腰を振った。
うねる陽太の中は吸い付く底なし沼の様で、省吾の我慢を嘲笑うように攻めてくる。
無意識に顔を寄せた陽太の首筋のフェロモンにも追い立てられて、とうとう省吾も崖のてっぺんから抵抗虚しく飛び立った。
腰を律動させながら、いつもより多いその吐き出しに今更ながらハッとする。果てて陽太を抱えて転がった省吾はぼんやりしながらも、気になった事は解決しておかないといけないと口を開いた。
「…悪い、ゴムつけなかった。ヒートじゃないけど一応念のために避妊薬飲んでおくか?」
自分の首の側に唇を押し当てた陽太が、くぐもった声で呟いた。
「…僕、ピル飲んでるから…。多分大丈夫。」
省吾は目をパチリと開けて、マジマジと目を閉じて疲れた様子の陽太を見下ろした、
「え?ピル飲んでるのか?いつから?…知らなかった。」
陽太は気怠げに目を開けて、省吾を見つめてはにかんだ。
「…ふふ。だって万が一って事があるでしょう?それに色々気にしないでしたかったし。ああ、もうひと月は飲んでるかな。3ヶ月飲んだら、ヒートがくるってドクターに聞いたけど。ピル飲むとヒートが予測できて便利だよね。」
省吾は陽太をぎゅと抱きしめると、反省を込めて呟いた。
「…パートナーの俺も一緒に考えなくちゃいけなかったのにな。陽太だけに面倒を掛けてごめんな。」
腕の中からモゾモゾ這い出た陽太は、省吾の顎にキスして笑った。
「相談してもよかったんだけど、何だか恥ずかしくて。僕が凄くえっちに前向きな感じでしょ?」
「…いや、正直陽太はかなりエロいと思う。なんて言うか素直だし勉強熱心のせいか?それに貪欲だろう?でもそんなエロい婚約者だなんて、俺幸せで堪らないよ。」
そう言って省吾が揶揄うように陽太の唇を吸うと、陽太は省吾の顔をがっちり掴んで魅惑的な笑みを浮かべた。
「そう?僕がそんなに貪欲だなんて知らなかった。…でも勉強熱心なのはそうだと思うよ?まだ省吾くんの知らない僕を見せてないかもね?」
そう言うと陽太は省吾の上に跨いで起き上がった。省吾の腹の上で起き上がり始めている陽太のものが時々ピクリと動く。もちろんさっきの会話で省吾のものも復活し始めている。
「もっとエロい陽太見せてくれるのか?」
「…ん。省吾くんは動いちゃダメだからね…。僕に任せて…。」
そう言いながら、陽太は省吾の分身を掴んで後ろ手にゆっくり扱き始めた。自分の濡れた双丘の割れ目に沿わせると、片手で覆うようにしてゆっくり上下に動き出す。
「…っ。気持ちいいよ…。それに興奮してる陽太をじっくり見れるのが良い。…はぁ、そんなに、動いたら、入っちゃうぞ…!」
省吾はそう言いながら陽太の腰を両手で持ち上げた。すっかり濡れそぼっているせいで直ぐにでも挿れられそうだ。
「あっんっ、ダメっ、自分でやるから…。」
陽太がそう呻くように言うと、省吾の昂ぶりに手を添えてゆっくりとそれを埋め込んだ。
快感を逃すように小さく息を吐き出す陽太が、目を閉じて味わう表情を浮かべるのが堪らない。自分で動きながら良いところに押しつけて、時々高い声で喘ぐのもいやらしくも愛おしい。
腰を突き出さない様に我慢しながら、省吾はこの可愛い責苦に辛抱した。けれどもその欲求不満はじわじわと積み重なって、手を伸ばして陽太の可愛い半裸を撫で回すのだけでは足りなくなってきた。
「陽太、キス…。」
うっとりした陽太が自分に屈み込んで口づけするのを待っていたかの様に、省吾は舌を突き出しながら一気に腰を突き上げた。それから掴んだ陽太の腰めがけて何度も揉みくちゃに突いた。
仰け反るようにネックホルダーに守られた美しい首を曝け出しながら、陽太は嬌声をあげてその興奮を高く放り出した。
痺れるような吐き出しと共に重なった身体は、もはやぐったりとして動かなかった。
「…僕に任せてって言ったのに。」
小さく耳元で聞こえる陽太の掠れ声に省吾は目を閉じたままニンマリと微笑んだ。
「悪い。可愛くて無理だった。でも腰が止まらないくらいエロかったよ。」
これ以上は耐えられないと悲鳴に似た嬌声が陽太の唇を割って出る度に、省吾はどこかしらゾクゾクする様な背徳感を覚えた。
この可愛くて、綺麗で、素朴で真っ直ぐな恋人、いや、婚約者をとことん可愛がってあげたくて堪らない。
会えない時間があると途端に印象が変わっていくのを見逃したくなくて、無理に同棲に持ち込んだ嫌いはあるが、棚からぼた餅で婚約まで落とし込めたのは我ながら良い仕事をしたと思う。
今までこんな風に独占欲を覚えた相手など居なかった。周囲に取り巻きは多かったものの、どんなバース性、性別でも陽太に感じる様な執着は省吾には初めての感覚だった。
陽太の叔父があのケイSコンサルの筆頭だったのには驚いたが、その流れで例の早川が結婚話を持ち出したのには本当に仰天した。陽太がその話を自分にひと言も話してくれていなかった事にモヤモヤはしてしまったが、どうも本人もその話を聞いたばかりだった様だし、そもそも関心が無いみたいだ。
ある意味旨味のある話ではある。普通なら嬉々として乗る方が普通なのかもしれないけれど、陽太は自分でやりたい事を見つけたいとある種頑固な一面を覗かせている。
そんな陽太が誇らしいのと、危なっかしいのとで、省吾は腕の中の陽太をとことん自分の虜にさせるしか無いと奮起するのだ。
「まだ我慢だ…。」
あまり激しく追い詰めないで、でもギリギリの所を狙って陽太を高まらせる省吾もまた、指から伝わる指以外のものを欲しがって締めつける陽太の反応に目の前が赤くなりそうだった。
大事にしたい一方で、乱暴に突き立てて激しく征服したいという欲望もまた省吾の一部ではあった。自分のものに印をつける様に犯して首を噛みたいというアルファの本能が時々荒々しく顔を覗かせる。
「…んっ、お願い。省吾くんが欲しい…。ああっ。」
身体をくねらせながら陽太が甘く囁く自分への呼びかけに、省吾もやはり我慢など出来ない。
「俺も陽太が欲しい…!」
陽太が伸ばす腕の中へ上半身を捧げれば、絡みつく様に囚われてその汗ばんだ皮膚を感じる。同時に狙いをつけた自身をゆっくりと埋め込んでいけば、陽太の指先が背中の皮膚を掴んだ。
小さく呻きながら、省吾を味わう様に瞼をピクピクさせる上気した陽太の美しい顔を食い入る様に見つめながら、省吾もまた埋め込まれた自身を締め付けられる気持ち良さに無自覚に腰を揺さぶってしまった。
赤いぷっくりとした唇の隙間から見える真珠色の綺麗に並んだ歯は、陽太の甘い声と同時に見えなくなって、省吾は思わず唇をこじ開ける様にしてその硬い感触を味わった。
ゆっくりと、でも休みなくリズムをつけて揺さぶれば、陽太の甘い声が次第に切羽詰まってくるのが分かる。陽太の身体の奥を省吾はもう手に取るように知っているけれど、それでも今日の興奮ぶりはお互いに笑える程だ。
ちりちりするその皮膚感覚に、自分の絶頂も近いのを感じて、省吾は押さえつける様に陽太の腿を引き上げた。
二人の結合した、卑猥にも濡れて赤らんでいるその場所を見て楽しみながら、省吾は姿勢を変えて一気にスピードを上げた。
途端に悲鳴に似た声を響かせた陽太が、容易く白濁を胸に飛び散らせた。同時に省吾の猛々しいそれを離さないとするかの様に締め付けて、省吾もただ歯を食いしばって陽太の奥へと腰を振った。
うねる陽太の中は吸い付く底なし沼の様で、省吾の我慢を嘲笑うように攻めてくる。
無意識に顔を寄せた陽太の首筋のフェロモンにも追い立てられて、とうとう省吾も崖のてっぺんから抵抗虚しく飛び立った。
腰を律動させながら、いつもより多いその吐き出しに今更ながらハッとする。果てて陽太を抱えて転がった省吾はぼんやりしながらも、気になった事は解決しておかないといけないと口を開いた。
「…悪い、ゴムつけなかった。ヒートじゃないけど一応念のために避妊薬飲んでおくか?」
自分の首の側に唇を押し当てた陽太が、くぐもった声で呟いた。
「…僕、ピル飲んでるから…。多分大丈夫。」
省吾は目をパチリと開けて、マジマジと目を閉じて疲れた様子の陽太を見下ろした、
「え?ピル飲んでるのか?いつから?…知らなかった。」
陽太は気怠げに目を開けて、省吾を見つめてはにかんだ。
「…ふふ。だって万が一って事があるでしょう?それに色々気にしないでしたかったし。ああ、もうひと月は飲んでるかな。3ヶ月飲んだら、ヒートがくるってドクターに聞いたけど。ピル飲むとヒートが予測できて便利だよね。」
省吾は陽太をぎゅと抱きしめると、反省を込めて呟いた。
「…パートナーの俺も一緒に考えなくちゃいけなかったのにな。陽太だけに面倒を掛けてごめんな。」
腕の中からモゾモゾ這い出た陽太は、省吾の顎にキスして笑った。
「相談してもよかったんだけど、何だか恥ずかしくて。僕が凄くえっちに前向きな感じでしょ?」
「…いや、正直陽太はかなりエロいと思う。なんて言うか素直だし勉強熱心のせいか?それに貪欲だろう?でもそんなエロい婚約者だなんて、俺幸せで堪らないよ。」
そう言って省吾が揶揄うように陽太の唇を吸うと、陽太は省吾の顔をがっちり掴んで魅惑的な笑みを浮かべた。
「そう?僕がそんなに貪欲だなんて知らなかった。…でも勉強熱心なのはそうだと思うよ?まだ省吾くんの知らない僕を見せてないかもね?」
そう言うと陽太は省吾の上に跨いで起き上がった。省吾の腹の上で起き上がり始めている陽太のものが時々ピクリと動く。もちろんさっきの会話で省吾のものも復活し始めている。
「もっとエロい陽太見せてくれるのか?」
「…ん。省吾くんは動いちゃダメだからね…。僕に任せて…。」
そう言いながら、陽太は省吾の分身を掴んで後ろ手にゆっくり扱き始めた。自分の濡れた双丘の割れ目に沿わせると、片手で覆うようにしてゆっくり上下に動き出す。
「…っ。気持ちいいよ…。それに興奮してる陽太をじっくり見れるのが良い。…はぁ、そんなに、動いたら、入っちゃうぞ…!」
省吾はそう言いながら陽太の腰を両手で持ち上げた。すっかり濡れそぼっているせいで直ぐにでも挿れられそうだ。
「あっんっ、ダメっ、自分でやるから…。」
陽太がそう呻くように言うと、省吾の昂ぶりに手を添えてゆっくりとそれを埋め込んだ。
快感を逃すように小さく息を吐き出す陽太が、目を閉じて味わう表情を浮かべるのが堪らない。自分で動きながら良いところに押しつけて、時々高い声で喘ぐのもいやらしくも愛おしい。
腰を突き出さない様に我慢しながら、省吾はこの可愛い責苦に辛抱した。けれどもその欲求不満はじわじわと積み重なって、手を伸ばして陽太の可愛い半裸を撫で回すのだけでは足りなくなってきた。
「陽太、キス…。」
うっとりした陽太が自分に屈み込んで口づけするのを待っていたかの様に、省吾は舌を突き出しながら一気に腰を突き上げた。それから掴んだ陽太の腰めがけて何度も揉みくちゃに突いた。
仰け反るようにネックホルダーに守られた美しい首を曝け出しながら、陽太は嬌声をあげてその興奮を高く放り出した。
痺れるような吐き出しと共に重なった身体は、もはやぐったりとして動かなかった。
「…僕に任せてって言ったのに。」
小さく耳元で聞こえる陽太の掠れ声に省吾は目を閉じたままニンマリと微笑んだ。
「悪い。可愛くて無理だった。でも腰が止まらないくらいエロかったよ。」
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