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バース性の先にあるもの
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両手で持った喉に詰まるサンドイッチを見つめながら、僕は思わずオメガになりたくは無かったと呟いていた。すると轟さんはもう一度僕の肩に手を置いて優しい口調で言った。
「今はそう思ってしまうかもしれないし、自分の行動に自己嫌悪さえ感じることもあるかもしれない。でもね、オメガになるとひとつだけいい事があるよ。
運が良ければ一生結びつく運命の相手と番になれる事だ。それはベータでは叶えられなかったと思う。単純なカップルとは違うんだ。なんて言うか細胞まで結びつくと言う感じだ。」
「…それって誰にでも、そう言う相手だって分かるものなんですか?」
轟さんは少し考え込んで口を開いた。
「ヒートが来ないと感じないかもしれないね。私もヒートの後はアルファのフェロモンの感じ方が変わったからね。」
僕は結局一人前のオメガとしてのスタートラインに立てていないのだと悟った。だから今あれこれ考えてもしょうがないのかな。
「陽太くんが誰とどうしようと、一体誰が責められるかな。私達は他人の想像以上にその変化に文字通り苦しんだ。そしてあるがままの自分としてバース性をフィットさせるまで手探り状態だ。
私の様に無茶する必要はないけど、いちいちネガティブに考えなくても良いんだよ。」
当事者である目の前の轟さんは酷く幸せそうに見える。それが番を手にしたせいだとすれば、僕にも未来への希望があるかもしれない。
「…なんか色々励まして貰っちゃってありがとうございます。今の僕を肯定できる様にポジティブに考えたいと思います。それに轟さんが幸せにそうにしているのを見たら、案外オメガも悪くないのかもって思える気がしますし…。」
「そうだよ?私を見習ってよ?ははは、でもヤケになるのは真似しなくて良いからね!?」
話を聞いて貰っただけで、さっきまでの自分と今の自分はそこまで違いがないのに、僕は急に食欲が増して来た。手に持ったサンドイッチに齧り付くとローストチキンと新鮮な野菜の旨みが口いっぱいに広がった。
「…美味しい。さっきまでは喉も通る気がしなかったのに。人間って繊細なのか単純なのか分からないですね。」
「ちょっとは元気が出た様だから、話が出来て良かったよ。田中君は良い子だから、きっとアルファ達も放っておかないと思うけど、自分の事は嫌いにならないでね。
またネガティブになったら、話聞くから。」
そう微笑んで運河に目をやる轟さんに釣られて、僕はもう一度目の前の光景を見つめた。さっきよりも色々なものが目に入ってくる。僕は自分の事にも他人の事にも過大に期待しないで、でも絶望もしないでちゃんと向き合おうと思った。
「ええ。今度は嬉しい事も報告できると良いなって思いました。轟さんなら、先入観を持たずに聞いてもらえるでしょう?」
轟さんに話を聞いて貰ってすっかり晴々とした僕は電車を待つ間、スマホでメッセージを送った。
[昨日はありがとう。側にいたのが誠で良かったって思ってる。]
あの事があった今朝、目が覚めた僕はまるで飛び上がったウサギの様に慌ただしくお礼もそこそこにホテルを退出していた。だから何処かで誠に申し訳なかったと感じていたんだ。
だから今の僕に出来る精一杯は、嘘のない気持ちをちゃんと伝える事だと思った。
電車に乗り込んで空いた座席に座ると、今までと違って視線を感じない訳じゃない。それがオメガの仕様なら、僕はそれを感じない様に慣れないといけないのかもしれない。
そう思っている僕の目の前に革靴が並んで、僕はその靴の綺麗さに見惚れた。僕は以前から靴に関しては結構こだわりがある。バイト代で人気の革靴を買ったくらいには好きなんだ。
目の前に並んだその茶色の革靴は明らかに質が良くて、一体どんな人がこんな靴を履くのかとチラリと視線を上げた。
「…気づくの遅いぞ。」
「先輩…。」
目の前には桐生先輩が吊り革に掴まって僕を見下ろしていた。先輩って電車に乗るんだ…。僕が間抜けにも最初に思ったのはその事だった。
「時間があるならご飯でも食べよう。」
もし僕が轟さんと話をしてなければ断ったかもしれない。でも今の僕は目の前の相手とちゃんと向き合おうという気持ちになっていた。だから僕は先輩と一緒に繁華街の駅で降りて、こうして先輩と並んで人通りの多い道を歩いている。
先輩とセフレだった時はこんな風に街中を一緒に歩く事などあったかな。
「…俺たち順番が違ったな。」
相変わらずひと目を惹きつけるアルファのオーラ全開の先輩が、どこか厳しい表情でそう呟いた。そうかもしれないけど、そうじゃない。
「僕が手段を選ばなかったんです。一目惚れした先輩とどんな関係であれ、一緒に過ごしたかったんです。」
「…俺も傲慢だった。何年も前に気にかけていた相手にちょっかいをかけた時点で、いつもと違うって自分で気づくべきだったのにな。…陽太、もう俺とは縁を切りたいか?」
僕はハッとして先輩の顔を見上げた。僕を見つめる先輩が立ち止まったせいで僕らを迂回しようと人々の流れが変わった。先輩は僕と離れると言ったのだろうか。
僕は悲しみが一気に押し寄せて、視界が滲むのを感じた。
先輩は僕の腕を掴むと、流れを堰き止めていた人いきれから引っ張り出して近くのショーウインドウの側に立ち止まった。
「そんな顔をするな。俺の気持ちが揺らぐだろ?俺たちはすっかり絡まってしまった。今はお互いに冷静になれない。そう思わないか?」
僕は駄々っ子の様に首を振った。
「先輩は今の僕を好きじゃない、でしょ?…僕は自分でも分かるくらい変わったから。」
先輩は黙りこくっていた。やっぱりそうなんだ。変わってしまった僕はもう先輩にとってはセフレにもなれない相手なんだ。どこかやさぐれた気分で僕は小さく笑った。
「黙ってるとまた勝手に俺の気持ちを判断するからな、陽太は。…オメガに変化するってどういう事か俺もちょっと勉強したんだ。身体だけじゃなくて気持ちもアンバランスになるんだろ?これ以上負担になりたくないって言っただけだ。
でもその様子だったら、俺たち最初からやり直すチャンスあるって事だよな?」
僕はハッとして先輩の酷く真剣な眼差しと目を合わせた。
「まずは言いたいことを言い合える関係を作ろう。それから先はなる様になるだろう。ダメなら白旗をあげてくれ。俺も、まぁ無いとは思うけど一応白旗は手に持ってる事にするから。
…どうかな。それで。」
何をどうするのかは全然分からなかったけど、少なくとも先輩は僕と一から向き合おうとしてくれてると分かった。僕が離した手をもう一度握り返してくれたのは先輩の方だった。
僕は胸がいっぱいになりながら、先輩の強い眼差しに応える様に頷いて言った。
「…ええ。それでお願いします。
…最初からなら自己紹介は必要ですよね。僕は田中陽太。オメガになったばかりの男です。初めまして、桐生さん。」
目の前の先輩が嬉しそうに笑みを浮かべるのを見つめて、僕は一緒になって微笑んだ。どうなるかは分からないけど、少なくとも僕と先輩の絡まった関係は別のスタートを迎えたんだ。
「今はそう思ってしまうかもしれないし、自分の行動に自己嫌悪さえ感じることもあるかもしれない。でもね、オメガになるとひとつだけいい事があるよ。
運が良ければ一生結びつく運命の相手と番になれる事だ。それはベータでは叶えられなかったと思う。単純なカップルとは違うんだ。なんて言うか細胞まで結びつくと言う感じだ。」
「…それって誰にでも、そう言う相手だって分かるものなんですか?」
轟さんは少し考え込んで口を開いた。
「ヒートが来ないと感じないかもしれないね。私もヒートの後はアルファのフェロモンの感じ方が変わったからね。」
僕は結局一人前のオメガとしてのスタートラインに立てていないのだと悟った。だから今あれこれ考えてもしょうがないのかな。
「陽太くんが誰とどうしようと、一体誰が責められるかな。私達は他人の想像以上にその変化に文字通り苦しんだ。そしてあるがままの自分としてバース性をフィットさせるまで手探り状態だ。
私の様に無茶する必要はないけど、いちいちネガティブに考えなくても良いんだよ。」
当事者である目の前の轟さんは酷く幸せそうに見える。それが番を手にしたせいだとすれば、僕にも未来への希望があるかもしれない。
「…なんか色々励まして貰っちゃってありがとうございます。今の僕を肯定できる様にポジティブに考えたいと思います。それに轟さんが幸せにそうにしているのを見たら、案外オメガも悪くないのかもって思える気がしますし…。」
「そうだよ?私を見習ってよ?ははは、でもヤケになるのは真似しなくて良いからね!?」
話を聞いて貰っただけで、さっきまでの自分と今の自分はそこまで違いがないのに、僕は急に食欲が増して来た。手に持ったサンドイッチに齧り付くとローストチキンと新鮮な野菜の旨みが口いっぱいに広がった。
「…美味しい。さっきまでは喉も通る気がしなかったのに。人間って繊細なのか単純なのか分からないですね。」
「ちょっとは元気が出た様だから、話が出来て良かったよ。田中君は良い子だから、きっとアルファ達も放っておかないと思うけど、自分の事は嫌いにならないでね。
またネガティブになったら、話聞くから。」
そう微笑んで運河に目をやる轟さんに釣られて、僕はもう一度目の前の光景を見つめた。さっきよりも色々なものが目に入ってくる。僕は自分の事にも他人の事にも過大に期待しないで、でも絶望もしないでちゃんと向き合おうと思った。
「ええ。今度は嬉しい事も報告できると良いなって思いました。轟さんなら、先入観を持たずに聞いてもらえるでしょう?」
轟さんに話を聞いて貰ってすっかり晴々とした僕は電車を待つ間、スマホでメッセージを送った。
[昨日はありがとう。側にいたのが誠で良かったって思ってる。]
あの事があった今朝、目が覚めた僕はまるで飛び上がったウサギの様に慌ただしくお礼もそこそこにホテルを退出していた。だから何処かで誠に申し訳なかったと感じていたんだ。
だから今の僕に出来る精一杯は、嘘のない気持ちをちゃんと伝える事だと思った。
電車に乗り込んで空いた座席に座ると、今までと違って視線を感じない訳じゃない。それがオメガの仕様なら、僕はそれを感じない様に慣れないといけないのかもしれない。
そう思っている僕の目の前に革靴が並んで、僕はその靴の綺麗さに見惚れた。僕は以前から靴に関しては結構こだわりがある。バイト代で人気の革靴を買ったくらいには好きなんだ。
目の前に並んだその茶色の革靴は明らかに質が良くて、一体どんな人がこんな靴を履くのかとチラリと視線を上げた。
「…気づくの遅いぞ。」
「先輩…。」
目の前には桐生先輩が吊り革に掴まって僕を見下ろしていた。先輩って電車に乗るんだ…。僕が間抜けにも最初に思ったのはその事だった。
「時間があるならご飯でも食べよう。」
もし僕が轟さんと話をしてなければ断ったかもしれない。でも今の僕は目の前の相手とちゃんと向き合おうという気持ちになっていた。だから僕は先輩と一緒に繁華街の駅で降りて、こうして先輩と並んで人通りの多い道を歩いている。
先輩とセフレだった時はこんな風に街中を一緒に歩く事などあったかな。
「…俺たち順番が違ったな。」
相変わらずひと目を惹きつけるアルファのオーラ全開の先輩が、どこか厳しい表情でそう呟いた。そうかもしれないけど、そうじゃない。
「僕が手段を選ばなかったんです。一目惚れした先輩とどんな関係であれ、一緒に過ごしたかったんです。」
「…俺も傲慢だった。何年も前に気にかけていた相手にちょっかいをかけた時点で、いつもと違うって自分で気づくべきだったのにな。…陽太、もう俺とは縁を切りたいか?」
僕はハッとして先輩の顔を見上げた。僕を見つめる先輩が立ち止まったせいで僕らを迂回しようと人々の流れが変わった。先輩は僕と離れると言ったのだろうか。
僕は悲しみが一気に押し寄せて、視界が滲むのを感じた。
先輩は僕の腕を掴むと、流れを堰き止めていた人いきれから引っ張り出して近くのショーウインドウの側に立ち止まった。
「そんな顔をするな。俺の気持ちが揺らぐだろ?俺たちはすっかり絡まってしまった。今はお互いに冷静になれない。そう思わないか?」
僕は駄々っ子の様に首を振った。
「先輩は今の僕を好きじゃない、でしょ?…僕は自分でも分かるくらい変わったから。」
先輩は黙りこくっていた。やっぱりそうなんだ。変わってしまった僕はもう先輩にとってはセフレにもなれない相手なんだ。どこかやさぐれた気分で僕は小さく笑った。
「黙ってるとまた勝手に俺の気持ちを判断するからな、陽太は。…オメガに変化するってどういう事か俺もちょっと勉強したんだ。身体だけじゃなくて気持ちもアンバランスになるんだろ?これ以上負担になりたくないって言っただけだ。
でもその様子だったら、俺たち最初からやり直すチャンスあるって事だよな?」
僕はハッとして先輩の酷く真剣な眼差しと目を合わせた。
「まずは言いたいことを言い合える関係を作ろう。それから先はなる様になるだろう。ダメなら白旗をあげてくれ。俺も、まぁ無いとは思うけど一応白旗は手に持ってる事にするから。
…どうかな。それで。」
何をどうするのかは全然分からなかったけど、少なくとも先輩は僕と一から向き合おうとしてくれてると分かった。僕が離した手をもう一度握り返してくれたのは先輩の方だった。
僕は胸がいっぱいになりながら、先輩の強い眼差しに応える様に頷いて言った。
「…ええ。それでお願いします。
…最初からなら自己紹介は必要ですよね。僕は田中陽太。オメガになったばかりの男です。初めまして、桐生さん。」
目の前の先輩が嬉しそうに笑みを浮かべるのを見つめて、僕は一緒になって微笑んだ。どうなるかは分からないけど、少なくとも僕と先輩の絡まった関係は別のスタートを迎えたんだ。
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楽しんでいただけて嬉しいです😆感想ありがとうございました💕
おお!ついに誠くんと!!(〃艸〃)ムフッ♡
紳士的な中川くんもただのアルファの男なのです😌フウフッフフ。
感想ありがとうございます😊