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さよならの前に※
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自分の呪われたと言ってもいい運命の前に、僕は一人考え込んでいた。これからオメガになってしまう僕は、桐生先輩ともう会えなくなるのは確かだ。オメガを嫌っている先輩は、カウンセラーの轟さんの恋人の様にきっと僕を苦々しげに見つめるだろう。
こうなるのは早いか遅いかの違いだと自嘲して、僕は病院から貰った薬を口に放り込んだ。これで今の具合の悪さをコントロール出来るのはありがたい。僕はどっと疲れが押し寄せてきてベッドに丸まって目を閉じた。…もう何も考えたくない。
テーブルの上でけたたましく振動するスマホが、僕を浅い眠りから目覚めさせた。開けられたカーテンの外はすっかり暗くなっている。ムクリと起き上がるといつになく身体が軽い。
薬の効果なのか、コントロール出来ると信じるプラシーボ効果なのか、僕はどこか嬉しくなってスマホを手に取った。
[これから行ってもいいか?]
先輩からのメッセージだった。アルファとは会わない方がいい。轟さんはそう言った。でも確か体調不良の時はって言ってたはず…。
僕は先輩に会えるように都合良く条件を肯定して、考えるより前に指を動かした。
[早く来てください。待ってます。]
いつもなら何度も確認して送るメッセージも、そのまま送ってしまった。今夜が最後になるかもしれないと何処かで感じながら、僕は部屋を少し片付けて、シャワーを浴びた。
見る度にくすぐったい気持ちになる先輩の手土産の炭酸を取り出して、甘く弾けるそれを痕跡を消す様に飲んでいると玄関のチャイムが鳴った。
「こんばんは。陽太、急で悪かっ…。」
先輩が全部言い終わる前に、僕は先輩に飛びついて唇を押しつけた。そう言えば前回からまだ一週間経ってなかった、そんな事に今更ながら気付きながら、唇を離して何か問いたげな先輩の瞳と目を合わせた。
「…早くしよ?」
いつになく素直な僕の誘いに、先輩はニヤリと笑って後ろ手に鍵を閉めると、もう一度キスを返しながら僕を抱き上げた。
僕らはすっかり口の中の甘さを分かち合うのが当然になっている。痺れる様なその甘い愛撫に溺れない様に首にぎゅと手を回して、先輩の舌を自分から夢中でなぞった。
アルファの興奮したその惹きつける濃い匂いにクラクラしながら、以前はここまで先輩のフェロモンを感じなかったかもしれないとふと現実に戻った。
と言う事は、もしかして先輩も僕の微かなオメガのフェロモンを感じてしまうのだろうか。
ハッとして顔を引き剥がしたのと、ベッドに放り出されるのは同時だった。
「お前どうしちゃった?妙にエロいんだけど。ズボンも履かないでやる気満々だし?」
そうギラつく眼差しで見下ろされて、僕はさっき感じた動揺を敢えて手放した。まだ大丈夫だ。中川君だから感じた僕の変化は、まだ先輩には気づかれないはずだ。
僕は興奮でドクドクと脈が震えるのを感じながら、黙って自分のTシャツを脱ぎ去った。グレーの下着ははしたなくも濡れてシミになっている。一瞬の恥ずかしさは、先輩の粘りつく様な視線に犯されてどこかに行ってしまった。
僕は先輩を魅了している。
慌しげに服を脱いでいく先輩もまた、どこか余裕が無いみたいだった。先輩のストリップをじっと見つめながら、下着の上から強張った自身を撫でる手を止められない。
「まったく、本当にどうした?エロ過ぎ。勝手に逝くなよ?」
先輩が掠れ声でぶつぶつ言いながらビキニタイプの下着を取り去ると、惚れ惚れする様な剛直が臍を見上げていた。
「先輩、舐めたい…。」
「いいぜ…。お前のしたい様にしていいんだ。」
僕はベッドサイドに立った先輩ににじり寄ると、先輩のそれを舐めしゃぶった。むせ返る様ないやらしい匂いにやっぱりクラクラして、でも僕は吸い寄せられる蝶の様にその甘い蜜を得ようと馬鹿みたいにむしゃぶりついた。
口いっぱいのその逞しさと、口の中をなぞるその硬さと柔らかさのコントラストを、僕はこれが最後になるかもしれないとどこか覚悟して記憶に刻みつけようとしたのかもしれない。
だから僕の頭を掴んで喉奥まで楽しむ様に先輩が腰をゆっくり動かすその苦しさも、生理的に出る涙も、僕はひとつづつ味わった。
不意に解き放たれて、僕は先輩の味をたっぷり味わえないことに不満の呻き声を上げた。擦られた口の中はすっかり痺れて、準備出来ていたのに満たされなくて顔を顰めてしまう。
「自分でするなって。」
そう先輩に声を掛けられて、下着から取り出した自身をさっきから慰めていた事に気づいた。ああ、僕は先輩を味わいながら自慰をしてたの?
戸惑いと羞恥心に顔を熱くしてると、先輩は僕を押し倒して今度はすっかり濡れそぼっている僕自身を見せつける様に舌でなぞった。
「あーあ、こんなになっちゃって。もう逝っちゃいそうだなぁ。知ってるか?絶頂は小さな死とも言うって。俺はどれだけそれをお前が積み重ねるのかいつも数えてるんだ。
でも途中で数えきれなくなる。陽太は感じやすいからな。今夜は逝かさない様に焦らそうか?それも楽しそうだ。」
そんな風に意地悪く言いながら、先輩は僕の強張りを口に含んだ。絶頂するには弱いその愛撫に僕は焦れて呻いた。
「あ、っああ、せんぱ…い!もっと…。」
けれどもう少しというところで僕はやっぱり放り出されて、先輩は僕の後ろに手を伸ばした。触れられてヒクヒクと欲しがるのを自分でも感じてしまう。
「いつも思うけど、準備万端すぎない?こんなに柔らかくて。固形ジェルも完全に溶けちゃってるし、ぐちゃぐちゃだ。」
僕はハッとして目を開けた。シャワーは浴びて解したけど、固形ジェルは無くなっていたから使ってない。気持ち普通のジェルを入り口に塗りつけただけだ。解した時のジェルの残り?それとも…。
「はぁ…、もう挿れていいよな?ゆっくりするからさ。お前がエロ過ぎて、俺もう痛いんだけど。」
そう言うと、返事を待たずに濡れたそれを僕の後ろに当てがった。僕は慌てて先輩を見上げて頼んだ。
「先輩、ゴム。ゴムして…。」
一瞬の間の後、先輩は僕から離れて慣れた様子で引き出しからそれを取り出して手早く装着した。
「ごめん…なさい。」
僕が気まずい気持ちで呟くと、先輩は少し笑って言った。
「いや、お前身体弱いのに生でやったら余計にアレだろ。悪かった、気づかなくて。お前が謝る事じゃ無い。」
先輩のその優しいひと言に、僕はどこか悲しみを覚えた。
違うんです、先輩。僕は生で先輩を味わいたくて堪らない。でも僕の身体が変化し始めていると聞いてしまったから、僕は妊娠を怖いと感じ始めている。
そう考えてしまうのがもう僕はベータでは無いと言うことかもしれない。
僕は先輩の優しさや、その逞しさ、そして我儘の裏にある少し寂しがり屋のところを自分の手や唇、そして身体に焼き付けようと手を伸ばした。
僕の中を悦ばせるように巧みに動く先輩は、もうすっかり僕の身体のエキスパートだった。春から始まったこの関係は、季節を越えてすっかり秋になっていて、僕は先輩に刻まれたこの濃厚な時間を手放すと決めてしまっている。
そのせいで僕はいつになく貪欲で必死だった。先輩が普段手加減をしている事に気づくくらい、先輩を欲しがって味わった。
「やば、陽太…!」
先輩があっという間に上り詰めたのを大きな揺さぶりと一緒に感じながら、僕ももう何度目かわからない絶頂に息を止めていた。
引き留める間もなくズルリと出ていった先輩を、瞼を少し開けて見上げると、先輩は新しい袋を歯で食い破ろうとしていた。
「悪いな。まだ全然収まらねえ。付き合えよ。いいだろ?」
僕はうっそりと微笑んで、僕にかがみ込む汗ばんだ先輩を引き寄せて囁いた。
「…キスして。もっとキスして。」
最近時々浮かべる、何か言いたげな表情の先輩に見つめられて、僕は落ちてくるその甘い唇を待った。
部屋を出て行く先輩の後ろ姿を見るのも苦しくて、僕は目を閉じていた。玄関のドアがカチリと閉まる音を耳が拾って、僕は堪えていた息と共に嗚咽を吐き出した。
止めることの出来ないその熱い雫は、僕の決意でもあった。
僕はもう先輩と話もしないだろう。オメガの僕は先輩と二度と目を合わせない。苦々しく見つめられるくらいなら、一生顔を合わせたく無い。今夜を最後に僕はそうすると決めてしまっていた。
…さよなら、先輩。
先輩は僕の思い出の中に閉じ込めるよ。
こうなるのは早いか遅いかの違いだと自嘲して、僕は病院から貰った薬を口に放り込んだ。これで今の具合の悪さをコントロール出来るのはありがたい。僕はどっと疲れが押し寄せてきてベッドに丸まって目を閉じた。…もう何も考えたくない。
テーブルの上でけたたましく振動するスマホが、僕を浅い眠りから目覚めさせた。開けられたカーテンの外はすっかり暗くなっている。ムクリと起き上がるといつになく身体が軽い。
薬の効果なのか、コントロール出来ると信じるプラシーボ効果なのか、僕はどこか嬉しくなってスマホを手に取った。
[これから行ってもいいか?]
先輩からのメッセージだった。アルファとは会わない方がいい。轟さんはそう言った。でも確か体調不良の時はって言ってたはず…。
僕は先輩に会えるように都合良く条件を肯定して、考えるより前に指を動かした。
[早く来てください。待ってます。]
いつもなら何度も確認して送るメッセージも、そのまま送ってしまった。今夜が最後になるかもしれないと何処かで感じながら、僕は部屋を少し片付けて、シャワーを浴びた。
見る度にくすぐったい気持ちになる先輩の手土産の炭酸を取り出して、甘く弾けるそれを痕跡を消す様に飲んでいると玄関のチャイムが鳴った。
「こんばんは。陽太、急で悪かっ…。」
先輩が全部言い終わる前に、僕は先輩に飛びついて唇を押しつけた。そう言えば前回からまだ一週間経ってなかった、そんな事に今更ながら気付きながら、唇を離して何か問いたげな先輩の瞳と目を合わせた。
「…早くしよ?」
いつになく素直な僕の誘いに、先輩はニヤリと笑って後ろ手に鍵を閉めると、もう一度キスを返しながら僕を抱き上げた。
僕らはすっかり口の中の甘さを分かち合うのが当然になっている。痺れる様なその甘い愛撫に溺れない様に首にぎゅと手を回して、先輩の舌を自分から夢中でなぞった。
アルファの興奮したその惹きつける濃い匂いにクラクラしながら、以前はここまで先輩のフェロモンを感じなかったかもしれないとふと現実に戻った。
と言う事は、もしかして先輩も僕の微かなオメガのフェロモンを感じてしまうのだろうか。
ハッとして顔を引き剥がしたのと、ベッドに放り出されるのは同時だった。
「お前どうしちゃった?妙にエロいんだけど。ズボンも履かないでやる気満々だし?」
そうギラつく眼差しで見下ろされて、僕はさっき感じた動揺を敢えて手放した。まだ大丈夫だ。中川君だから感じた僕の変化は、まだ先輩には気づかれないはずだ。
僕は興奮でドクドクと脈が震えるのを感じながら、黙って自分のTシャツを脱ぎ去った。グレーの下着ははしたなくも濡れてシミになっている。一瞬の恥ずかしさは、先輩の粘りつく様な視線に犯されてどこかに行ってしまった。
僕は先輩を魅了している。
慌しげに服を脱いでいく先輩もまた、どこか余裕が無いみたいだった。先輩のストリップをじっと見つめながら、下着の上から強張った自身を撫でる手を止められない。
「まったく、本当にどうした?エロ過ぎ。勝手に逝くなよ?」
先輩が掠れ声でぶつぶつ言いながらビキニタイプの下着を取り去ると、惚れ惚れする様な剛直が臍を見上げていた。
「先輩、舐めたい…。」
「いいぜ…。お前のしたい様にしていいんだ。」
僕はベッドサイドに立った先輩ににじり寄ると、先輩のそれを舐めしゃぶった。むせ返る様ないやらしい匂いにやっぱりクラクラして、でも僕は吸い寄せられる蝶の様にその甘い蜜を得ようと馬鹿みたいにむしゃぶりついた。
口いっぱいのその逞しさと、口の中をなぞるその硬さと柔らかさのコントラストを、僕はこれが最後になるかもしれないとどこか覚悟して記憶に刻みつけようとしたのかもしれない。
だから僕の頭を掴んで喉奥まで楽しむ様に先輩が腰をゆっくり動かすその苦しさも、生理的に出る涙も、僕はひとつづつ味わった。
不意に解き放たれて、僕は先輩の味をたっぷり味わえないことに不満の呻き声を上げた。擦られた口の中はすっかり痺れて、準備出来ていたのに満たされなくて顔を顰めてしまう。
「自分でするなって。」
そう先輩に声を掛けられて、下着から取り出した自身をさっきから慰めていた事に気づいた。ああ、僕は先輩を味わいながら自慰をしてたの?
戸惑いと羞恥心に顔を熱くしてると、先輩は僕を押し倒して今度はすっかり濡れそぼっている僕自身を見せつける様に舌でなぞった。
「あーあ、こんなになっちゃって。もう逝っちゃいそうだなぁ。知ってるか?絶頂は小さな死とも言うって。俺はどれだけそれをお前が積み重ねるのかいつも数えてるんだ。
でも途中で数えきれなくなる。陽太は感じやすいからな。今夜は逝かさない様に焦らそうか?それも楽しそうだ。」
そんな風に意地悪く言いながら、先輩は僕の強張りを口に含んだ。絶頂するには弱いその愛撫に僕は焦れて呻いた。
「あ、っああ、せんぱ…い!もっと…。」
けれどもう少しというところで僕はやっぱり放り出されて、先輩は僕の後ろに手を伸ばした。触れられてヒクヒクと欲しがるのを自分でも感じてしまう。
「いつも思うけど、準備万端すぎない?こんなに柔らかくて。固形ジェルも完全に溶けちゃってるし、ぐちゃぐちゃだ。」
僕はハッとして目を開けた。シャワーは浴びて解したけど、固形ジェルは無くなっていたから使ってない。気持ち普通のジェルを入り口に塗りつけただけだ。解した時のジェルの残り?それとも…。
「はぁ…、もう挿れていいよな?ゆっくりするからさ。お前がエロ過ぎて、俺もう痛いんだけど。」
そう言うと、返事を待たずに濡れたそれを僕の後ろに当てがった。僕は慌てて先輩を見上げて頼んだ。
「先輩、ゴム。ゴムして…。」
一瞬の間の後、先輩は僕から離れて慣れた様子で引き出しからそれを取り出して手早く装着した。
「ごめん…なさい。」
僕が気まずい気持ちで呟くと、先輩は少し笑って言った。
「いや、お前身体弱いのに生でやったら余計にアレだろ。悪かった、気づかなくて。お前が謝る事じゃ無い。」
先輩のその優しいひと言に、僕はどこか悲しみを覚えた。
違うんです、先輩。僕は生で先輩を味わいたくて堪らない。でも僕の身体が変化し始めていると聞いてしまったから、僕は妊娠を怖いと感じ始めている。
そう考えてしまうのがもう僕はベータでは無いと言うことかもしれない。
僕は先輩の優しさや、その逞しさ、そして我儘の裏にある少し寂しがり屋のところを自分の手や唇、そして身体に焼き付けようと手を伸ばした。
僕の中を悦ばせるように巧みに動く先輩は、もうすっかり僕の身体のエキスパートだった。春から始まったこの関係は、季節を越えてすっかり秋になっていて、僕は先輩に刻まれたこの濃厚な時間を手放すと決めてしまっている。
そのせいで僕はいつになく貪欲で必死だった。先輩が普段手加減をしている事に気づくくらい、先輩を欲しがって味わった。
「やば、陽太…!」
先輩があっという間に上り詰めたのを大きな揺さぶりと一緒に感じながら、僕ももう何度目かわからない絶頂に息を止めていた。
引き留める間もなくズルリと出ていった先輩を、瞼を少し開けて見上げると、先輩は新しい袋を歯で食い破ろうとしていた。
「悪いな。まだ全然収まらねえ。付き合えよ。いいだろ?」
僕はうっそりと微笑んで、僕にかがみ込む汗ばんだ先輩を引き寄せて囁いた。
「…キスして。もっとキスして。」
最近時々浮かべる、何か言いたげな表情の先輩に見つめられて、僕は落ちてくるその甘い唇を待った。
部屋を出て行く先輩の後ろ姿を見るのも苦しくて、僕は目を閉じていた。玄関のドアがカチリと閉まる音を耳が拾って、僕は堪えていた息と共に嗚咽を吐き出した。
止めることの出来ないその熱い雫は、僕の決意でもあった。
僕はもう先輩と話もしないだろう。オメガの僕は先輩と二度と目を合わせない。苦々しく見つめられるくらいなら、一生顔を合わせたく無い。今夜を最後に僕はそうすると決めてしまっていた。
…さよなら、先輩。
先輩は僕の思い出の中に閉じ込めるよ。
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