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混乱の学校生活
春祭りの晩餐会
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…やばい、味がしない。僕は顔を強張らせて、目の前に差し出された料理を口にした。少し離れた場所でダグラスが笑いを堪えた表情でこちらを見ているのが何とも嫌な感じだ。
「テディ、これから毎年春祭りを一緒に祝えるんだね。嬉しいよ。」
そう言いながら、ロバートは僕に食べさせた料理を自分でも美味しそうに食べた。少し伸びたオレンジの髪を撫で付けて、いつもよりグッと大人の男という雰囲気を醸し出しているせいで、僕はぼんやり見惚れてしまう。
「私も仕事をこれ以上増やさない様に騎士団長に交渉したよ。テディに会えない寂しさを仕事で紛らわす必要は無くなったからね?」
そう言って僕にグラスを傾けて、軽く弾けるお酒を飲ませてくれるのはバルトさんだ。僕の前でだけ柔らかな表情をするバルトさんは、胸までサラリと伸びた青い髪を耳に掛けて甘く微笑んだ。うっ、目が潰れそうにかっこいい。
僕の愛人たち最高じゃない?なんて現実逃避してる僕は、見ないふりをしてる周囲の空気まで感じて、もはや立っているのもやっとだった。
「あ、あのね?流石に自分で食べるから…。」
途端に二人の顔が険しくなって、次の瞬間には悲しげにため息をつかれてしまう。分かってる。給餌行為はこの世界のカップルの愛情表現のひとつだってくらいは。
だからって、こんな衆人環視の中やらなくても良いと僕は思うんだ。ほら、ダグラスがもう堪えきれなくて背中を向けて笑ってるじゃないか。
「…テディ、困らせたかった訳じゃないんだ。すまない。久しぶりに会えたから嬉しくて調子に乗ってしまった。」
そう、寂しそうに微笑むバルトさんに、思わず罪悪感が湧いてくる。
「俺はいつだってテディを甘やかしたいんだ。甘やかせてくれるだろう?ダーリン。」
一体いつからロバートはこんな甘々な男になったんだ。だ、だーりん?確かに僕がふざけてそう呼んだことはあったけど、まさか学習してたとは…。
僕はそう呼んだ時のシチュエーションを思い出させられて、思わず顔を赤らめて慌てて言った。
「そう言えば、ローズさんにちゃんと挨拶してなかった!僕、ちょっと行ってくるね!?あ、いいから、いいから。ほら、二人に挨拶したい人達も来てるでしょ?呼んでるよ?」
僕は招待客と歓談しているローズさん夫妻のところへ逃げ込んだ。
「ローズさん、先程はちゃんとした挨拶もできなくて。ご招待ありがとうございました。王都に上京したのに直ぐに寮生活になってしまって、挨拶に行けなくてすみませんでした。」
僕がそう言って頭を下げると、ローズさんは僕の手を掴んで自分の側に引き寄せた。うわ、凄い力。
「もう!姉上と呼んで頂戴な?テディはすっかり一人前になったのねぇ。あんなに可愛かったのに、今や王都でも人気の二人を侍らせて。ほほほ。」
全然遠慮のない物言いに、僕は苦笑するしかない。いや、そう言われても弁解出来ないよ。
「…僕もまさか二人が招待されてるなんて知らなくて。二人に会えたのは嬉しいですけど、ちょっとどうしたら良いか戸惑ってしまって。」
僕が恨めがましい目つきでそう言うと、ローズさんは僕をまじまじと見て悪戯っぽく言った。
「あら、テディが来るなら当然あの二人を呼ばなくちゃ。こんな素敵なテディを一人にしたら、あの二人も心配するでしょう?お父様はテディの事を心配はしても、恋の駆け引きに関しては我関せずだもの。」
僕は招待客と歓談しているパーカスを眺めて言った。
「僕のせいで、パーカスを長らく王都から遠ざけていたのですから、そろそろ子育てからは解放してあげないといけないでしょう?」
ローズさんはクスッと笑って、握った僕の手を優しく叩いた。
「どうかしら。お父様から見ればまだまだテディはお子ちゃまだもの。まだまだ解放されたく無いんじゃないかしら。テディの事が可愛くて仕方がないのよ?」
僕はローズさんと目を合わせて微笑んだ。パーカスに似た岩石色の色彩が瞳を揺らして、どこか懐かしい。この竜人と姉弟なのだと思うと、ひどく頼もしく感じる。
「ふふ、僕もパーカスからまだ離れたくはないです。でも姉上の仕打ちで困っている弟に、何かアドバイスしてくれても良いのではありませんか?愛人になってから、こんな風に二人が顔を合わせた事はなくて。」
ローズさんは嬉しそうに声を立てて笑うと、ニンマリ笑って僕に耳打ちした。僕は全然解決策じゃないと顔を赤くしたけれど、それ以外に今夜を上手く乗り切る方法を思いつかなかった。
遠目で見ても、案外あの二人は仲良さそうに話している。僕が考えるよりも顔を突き合わせても問題だった訳じゃないのかな?そう思いながら彼らの側に戻って行くと、二人は嬉しそうに僕を見つめた。
「挨拶して来たよ。あのね、明日はバルトさん、明後日はロバートと約束してたでしょう?その、姉上が今夜城の離れの客間に泊まって行けって。どうかな。二人とも帰らなくちゃダメ?」
途端に二人の空気がピリついた。あれ…。もしかして不味い事言ったかな。
ロバートが僕から一歩後ずさって、少し赤らんだ首筋を撫でて困った様子で呟いた。
「まだ晩餐会も終わってないのにそんな事を言われたら、テディを攫って行きたくなってしまうだろ?はぁ、どうしたものか。」
あ、ああ。そういう事…。僕は急にドキドキして、黙りこくって僕の側に立っているバルトさんを見上げた。バルトさんは僕の手を掬って唇を指先に押し当てると、掠れた声音で言った。
「それってロバートと三人でって事かい?…色々気持ちを抑えられるか自信がなくなったよ。目の前で見せつけられたら、テディに酷くしてしまいそうだ。」
僕は普段は優しいのに、ベッドではサドッ気があるバルトさんのあれこれを思い出して、顔が熱くなるのを自覚した。
「…お手柔らかにお願いします。ぼ、僕、ちょっとパーカスと話してくる!」
僕は甘い空気を隠そうともしない二人から、パーカスのところに逃げ込んだ。パーカスはチラッと奥に居る二人の方を見ると、僕の顔を見て言った。
「何だか殺気だっておるのう、あいつらは。テディ、大丈夫かのう?」
僕は苦笑して、パーカスに言った。
「大丈夫じゃないかも。僕自分で自分の首絞めたかも…。」
その時、聞き慣れた声が僕らの話を遮った。
「隠者様、少し早いがゲオンの事が気になるから、俺たちそろそろ退散するぜ。ローズ様にはもう挨拶したんだが。よう、テディ。今夜は面白いものを見せてくれてありがとなぁ。おかげで退屈する暇が無かったぜ。」
僕は相変わらず開けっぴろげなダグラスをジト目で見ると、ダグラスにエスコートされているシャルに言った。
「シャル、こんなに無神経な男で不満はない?」
僕に文句を言ってるダグラスに、シャルはクスクス笑って僕の耳元に唇を寄せて言った。
「今夜は頑張って?殺気立った男は甘やかすしか手立てが無いから。これ、ダグラスから。あんなこと言ってるけど、ダグラスもテディの事心配なんだよ?」
シャルが僕の手の中にこっそりと渡したのは、紫色の小瓶だった。強壮剤の一級品だ。
僕がチラッとダグラスを見上げると、ダグラスは面白そうにウインクして言った。
「まぁ、頑張れ。あまり隠者様に心配掛けるなよ?ああ、最終日は屋敷にいるだろう?ゲインを連れてくから、遊んでやってくれ。じゃあな。」
彼らを見送った後チラホラ帰る客が出て来て、パーカスが僕に言った。
「テディ、あいつらを連れて先に戻ったらどうじゃ。あまり焦らすとテディが心配じゃからな…。私はローズ達ともう少し飲んでいくから心配ないぞ。」
パーカスにそう言われて、僕はしどろもどろになりながら頷いた。居た堪れない…。
パーカスに何か言われた二人が僕の所まで足早にやって来た。僕は近づいて来る二人の圧倒的な男味にドギマギして立ち竦んでしまった。ああ、もうなるようになれ!
「テディ、これから毎年春祭りを一緒に祝えるんだね。嬉しいよ。」
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「私も仕事をこれ以上増やさない様に騎士団長に交渉したよ。テディに会えない寂しさを仕事で紛らわす必要は無くなったからね?」
そう言って僕にグラスを傾けて、軽く弾けるお酒を飲ませてくれるのはバルトさんだ。僕の前でだけ柔らかな表情をするバルトさんは、胸までサラリと伸びた青い髪を耳に掛けて甘く微笑んだ。うっ、目が潰れそうにかっこいい。
僕の愛人たち最高じゃない?なんて現実逃避してる僕は、見ないふりをしてる周囲の空気まで感じて、もはや立っているのもやっとだった。
「あ、あのね?流石に自分で食べるから…。」
途端に二人の顔が険しくなって、次の瞬間には悲しげにため息をつかれてしまう。分かってる。給餌行為はこの世界のカップルの愛情表現のひとつだってくらいは。
だからって、こんな衆人環視の中やらなくても良いと僕は思うんだ。ほら、ダグラスがもう堪えきれなくて背中を向けて笑ってるじゃないか。
「…テディ、困らせたかった訳じゃないんだ。すまない。久しぶりに会えたから嬉しくて調子に乗ってしまった。」
そう、寂しそうに微笑むバルトさんに、思わず罪悪感が湧いてくる。
「俺はいつだってテディを甘やかしたいんだ。甘やかせてくれるだろう?ダーリン。」
一体いつからロバートはこんな甘々な男になったんだ。だ、だーりん?確かに僕がふざけてそう呼んだことはあったけど、まさか学習してたとは…。
僕はそう呼んだ時のシチュエーションを思い出させられて、思わず顔を赤らめて慌てて言った。
「そう言えば、ローズさんにちゃんと挨拶してなかった!僕、ちょっと行ってくるね!?あ、いいから、いいから。ほら、二人に挨拶したい人達も来てるでしょ?呼んでるよ?」
僕は招待客と歓談しているローズさん夫妻のところへ逃げ込んだ。
「ローズさん、先程はちゃんとした挨拶もできなくて。ご招待ありがとうございました。王都に上京したのに直ぐに寮生活になってしまって、挨拶に行けなくてすみませんでした。」
僕がそう言って頭を下げると、ローズさんは僕の手を掴んで自分の側に引き寄せた。うわ、凄い力。
「もう!姉上と呼んで頂戴な?テディはすっかり一人前になったのねぇ。あんなに可愛かったのに、今や王都でも人気の二人を侍らせて。ほほほ。」
全然遠慮のない物言いに、僕は苦笑するしかない。いや、そう言われても弁解出来ないよ。
「…僕もまさか二人が招待されてるなんて知らなくて。二人に会えたのは嬉しいですけど、ちょっとどうしたら良いか戸惑ってしまって。」
僕が恨めがましい目つきでそう言うと、ローズさんは僕をまじまじと見て悪戯っぽく言った。
「あら、テディが来るなら当然あの二人を呼ばなくちゃ。こんな素敵なテディを一人にしたら、あの二人も心配するでしょう?お父様はテディの事を心配はしても、恋の駆け引きに関しては我関せずだもの。」
僕は招待客と歓談しているパーカスを眺めて言った。
「僕のせいで、パーカスを長らく王都から遠ざけていたのですから、そろそろ子育てからは解放してあげないといけないでしょう?」
ローズさんはクスッと笑って、握った僕の手を優しく叩いた。
「どうかしら。お父様から見ればまだまだテディはお子ちゃまだもの。まだまだ解放されたく無いんじゃないかしら。テディの事が可愛くて仕方がないのよ?」
僕はローズさんと目を合わせて微笑んだ。パーカスに似た岩石色の色彩が瞳を揺らして、どこか懐かしい。この竜人と姉弟なのだと思うと、ひどく頼もしく感じる。
「ふふ、僕もパーカスからまだ離れたくはないです。でも姉上の仕打ちで困っている弟に、何かアドバイスしてくれても良いのではありませんか?愛人になってから、こんな風に二人が顔を合わせた事はなくて。」
ローズさんは嬉しそうに声を立てて笑うと、ニンマリ笑って僕に耳打ちした。僕は全然解決策じゃないと顔を赤くしたけれど、それ以外に今夜を上手く乗り切る方法を思いつかなかった。
遠目で見ても、案外あの二人は仲良さそうに話している。僕が考えるよりも顔を突き合わせても問題だった訳じゃないのかな?そう思いながら彼らの側に戻って行くと、二人は嬉しそうに僕を見つめた。
「挨拶して来たよ。あのね、明日はバルトさん、明後日はロバートと約束してたでしょう?その、姉上が今夜城の離れの客間に泊まって行けって。どうかな。二人とも帰らなくちゃダメ?」
途端に二人の空気がピリついた。あれ…。もしかして不味い事言ったかな。
ロバートが僕から一歩後ずさって、少し赤らんだ首筋を撫でて困った様子で呟いた。
「まだ晩餐会も終わってないのにそんな事を言われたら、テディを攫って行きたくなってしまうだろ?はぁ、どうしたものか。」
あ、ああ。そういう事…。僕は急にドキドキして、黙りこくって僕の側に立っているバルトさんを見上げた。バルトさんは僕の手を掬って唇を指先に押し当てると、掠れた声音で言った。
「それってロバートと三人でって事かい?…色々気持ちを抑えられるか自信がなくなったよ。目の前で見せつけられたら、テディに酷くしてしまいそうだ。」
僕は普段は優しいのに、ベッドではサドッ気があるバルトさんのあれこれを思い出して、顔が熱くなるのを自覚した。
「…お手柔らかにお願いします。ぼ、僕、ちょっとパーカスと話してくる!」
僕は甘い空気を隠そうともしない二人から、パーカスのところに逃げ込んだ。パーカスはチラッと奥に居る二人の方を見ると、僕の顔を見て言った。
「何だか殺気だっておるのう、あいつらは。テディ、大丈夫かのう?」
僕は苦笑して、パーカスに言った。
「大丈夫じゃないかも。僕自分で自分の首絞めたかも…。」
その時、聞き慣れた声が僕らの話を遮った。
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僕は相変わらず開けっぴろげなダグラスをジト目で見ると、ダグラスにエスコートされているシャルに言った。
「シャル、こんなに無神経な男で不満はない?」
僕に文句を言ってるダグラスに、シャルはクスクス笑って僕の耳元に唇を寄せて言った。
「今夜は頑張って?殺気立った男は甘やかすしか手立てが無いから。これ、ダグラスから。あんなこと言ってるけど、ダグラスもテディの事心配なんだよ?」
シャルが僕の手の中にこっそりと渡したのは、紫色の小瓶だった。強壮剤の一級品だ。
僕がチラッとダグラスを見上げると、ダグラスは面白そうにウインクして言った。
「まぁ、頑張れ。あまり隠者様に心配掛けるなよ?ああ、最終日は屋敷にいるだろう?ゲインを連れてくから、遊んでやってくれ。じゃあな。」
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「テディ、あいつらを連れて先に戻ったらどうじゃ。あまり焦らすとテディが心配じゃからな…。私はローズ達ともう少し飲んでいくから心配ないぞ。」
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