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サーバー対抗戦:2日目 5
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* 視点移動 *
イクルのネームプレートが真っ黒に為った。
戦線離脱した証。
「予想以上に、持ちましたね・・・。」
フリードが言う。
「イクルだし。」
「イクルだからな。」
「イクルさんですから。」
上から、ティファ、ギリアム、圭。
その言葉に、他のメンバーがクスリと笑う。
「叔父さんの、犠牲を無駄にしない様に頑張ろう!」
と、カナタ。
「「「「そんな謙虚な奴かよっ!」」」」
「「「「間違っても、それはない(です)!」」」
一斉に返事が返ってくる。
「見えてきたぞ。」
ガイが前方を見ながら注意を促す。
「打ち合わせ通りに、圭とルナ以外のメンバーは、乱戦に持ち込んで一気に決着を着ける。」
ガイの言葉に全員が頷き、圭は全員に支援効果を掛ける。
* * * *
「ツヴァイのプレイヤーが来たわよっ!」
水無月が声を上げて知らせる。
「相変わらず、嫌なタイミングで来るな。」
アランの言う通り。 出来れば、もう少し数を減らしてから来て欲しかった。
先生(イクル)の性格として、共闘と言う策は、まず有り得ない。
一気に、殲滅戦を仕掛けてくるはずだ。
と、思った瞬間だった。
突然に、周囲を包むように範囲魔法が炸裂する。
何かと思い、フェンフ&ドライのプレイヤー達を見ると、彼らも同様に慌てていた。
と、なると。
ツヴァイサーバーのプレイヤーの攻撃の筈だが、そのツヴァイサーバープレイヤー達の姿は、未だに向こうの方で、攻撃範囲外なのは明らかな距離に居る。
混乱する中、ふと視界の地面に影がよぎる。
影の正体を確かめようと上を見れば・・・。
フェニックスに鷲掴みにされた亜里亜が、上空から魔法を撃ち放っていたのだ。
「ずるいっ!」
思わず大声で叫ぶ水無月。
アランも気付いたのか、上空の亜里亜に向かって弓で攻撃するも、フェニックスの飛行速度に敵う筈もなく矢は虚しく空を切り外れる。
一方の亜里亜も、実を言えば、かなり悪戦苦闘している。
なぜなら、フェニックスの飛行速度が速すぎて、魔法を放つタイミングが取れないからだ。
先程から、何度か魔法を放とうとしていたのだが。
詠唱が終わって、魔法を打つ時には、目標が範囲外に出ている為。
さっき放った、暴風の乱刃が初めての一撃だったのだ。
「ルナ! もうちょっとスピードを落として! 魔法詠唱中に範囲外にでてしまう!」
部隊チャットで亜里亜が叫ぶ。
「無理言わないの! ぴぃちゃん(フェニックス)の飛行速度は一定なんだからっ! PSでカバーして頂戴!」
亜里亜の言葉を、一刀両断で切り捨てる。
「あぁんっもうっ! なら、もうちょっと高度下げて!」
「攻撃が当たっても知らわよっ!」
「承知の上!」
「なら、ぴぃちゃんへの命令権を亜里亜に渡すから。」
そう言い終わると同時に、亜里亜の目の前にウィンドウが現れて【YES】【NO】の項目がでる。
亜里亜は迷わずにYESに触れる。
「ぴいちゃん! そう少し高度を落として!」
亜里亜の言葉に、ぴいちゃんは、少しだけ高度を下げる。
詠唱速度は短い 魔法に切り替えて、地上のプレイヤーを無差別に打ち抜く作戦に切り替える。
「魔力の弾丸! 爆炎!」
亜里亜の魔法が、フェンフのプレイヤーに当たって、死亡エフェクトを発しながら消えていく。
「これならいける!?」
そう思った亜里亜は、「炎の玉!」
試しに範囲魔法を放ってみる。
今度は、範囲外に出る前に詠唱が完了して、ゼクスのプレイヤーに当たり生命力(HP)を大きく削る。
* * * * * *
亜里亜の範囲攻撃魔法で混乱する、フェンフ&ドライと、フィーア&ゼクスの両陣営。
両陣営とも、弓使いと、魔法職のプレイヤーは上空の亜里亜へと攻撃目標を変える。
弓使いと、魔法職の善戦で、上空の亜里亜は撃破するも。
この時点で、両陣営合わせて残ったプレイヤーの数は12人。
そこに、ツヴァイサーバーのプレイヤー達の近接職が参戦してくる。
「全力振り! 範囲衝撃波」! 円陣殺!」
ガイが向日葵(ひまわり:ケイオスハルバード)で範囲攻撃を仕掛ける。
何人かのプレイヤーは、スキルを発動させて難を逃れるが。
相殺しきれなったプレイヤー達は、ガイのスキルによって転倒させられてしまう。
「全力回転撃!二連衝撃波!」
サクラの両手剣、魔剣ティルフィングのスキル攻撃が追い打ちで仕掛けられて、転倒したプレイヤー達の生命力(HP)が0に為り、死亡エフェクトを発しながら消えていく。
サクラの姿を確認するガイ。
ガイを見て、恋人に再開した時のように最高の笑顔を浮かべる(見た目はいかつい男性アバター)サクラ。
「昨日の続きといきましょうか。」
サクラが、ガイに言う。
「丁重に、お断りする。 カナタ! 任せたぞ!」
そう言いって、サクラに背を向けて、別のプレイヤーの元に向かって走り去っていくガイ。
まるで、恋人に振られたかの様に、ガイの後ろ姿を見ながら、その場に棒立ちに為るサクラ。
「えっと・・・。 なんか知らないけど・・・ゴメン・・・」
サクラの前に立ち、カナタが謝る。
「ふ・・・ふざけるなぁっ!」
鬼のような形相で、カナタに詰め寄るサクラ。
「おおおおぉっ!」
サクラの剣戟がカナタを襲う。
「僕に八つ当たりは辞めてよっ!」
サクラの剣戟を受け止めながら言うカナタ。
サクラの剣戟を盾で弾き返し、カナタが太刀魚(たちうお:キルソード)で攻撃をする。
「三枚卸しにして殺る!」
サクラが言う。
「いろいろ意味が違うっ!」
サクラに突っ込みを返すカナタ。
だが流石と言うべきか。
2人とも、攻撃の手は休めていない。
* * * * * *
「強斬撃! 二連強斬撃! 三連強斬撃!」
「強斬撃! 二連強斬撃!」
水無月と、裕司のスキルがカーマインを襲う。
「盾当て!強斬撃!回転盾当て」
2人のスキル攻撃を、最小限のスキルで相殺するカーマイン。
「二連射!」
アランのスキル攻撃を、盾を前に構えて、自分に当たる被害を最小限に抑える。
《SOⅩの時から思ってはいたけど。
一体、この人は、どういう反応速度と思考をしているのだろうか・・・。
私と、裕くんと、アランの攻撃を、感心するくらいに最小限の被害で防ぎきってくれている。》
向こうで、向日葵(ひまわり:ケイオスハルバード)を振り回して無双しているプレイヤーも凄いの一言だ。
ほんっとに、先生(イクル)と言い、向こうで無双している人と言い、カーマインさんと言い。
ツヴァイサーバーって、化け物級のプレイヤーが多すぎでしょう・・・。
などと、水無月は思ってしまう。
《あちゃぁ~。 カーマインの奴。 スイッチが入ったみたいだな・・・》
盾を構えて、こっちに向かって、笑みを浮かべるカーマインを見てアランは思う。
《こうなると、こいつを倒すのは一苦労なんだよな・・・》
うんざりした表情を浮かべ、自分が知る限りでは最強の盾職の男性(カーマイン)を見る。
「水無月。裕司。 はっきり言って、こうなったカーマインを倒すのは骨が折れる。」
カーマインに、矢を放ちながらアランが言う。
「ですよねぇ・・・。」
水無月も、カーマインの事は知っている。
実際に、敵として相手をするのは初めてなだけで。
「そんなに強いんですか?」
アランの言葉に、裕司が返す。
「俺の知る限り。 SOⅩ内では、最強の盾職のプレイヤーだった男だ。
そして、USOでも上位に入るプレイヤーだと俺は思っている。」
「付け加えると。SOⅩ全サーバー内って意味だからね。」
アランの言葉に、水無月が言葉を付け加える。
「私が囮に成ります。 アランと裕くんは、私ごとカーマインさんを倒してください。」
昨日と同じく、自分が犠牲に成る事で、カーマインを倒すしかないようだと考える水無月。
昨日のイクルとの戦いでは、【ド根性の腕輪】の効果のお蔭で、辛うじて自分は生き残る事が出来た。
★ド根性の腕輪:アイテム★
*1度だけ、生命力(HP)が0に為る攻撃を受けた時に、生命力(HP)10で生き残る事が出来きて。15秒間は無敵状態になれる。
*1度仕様効果が発動されると、次に発動可能に為るのに120時間が必要。
「スマンな。」
「水姉・・・。」
「化け物プレイヤー達に、一泡吹かせてやりましょう! はあああぁっ!」
そう言って、水無月は、カーマインに一泡吹かせるべく攻撃を仕掛ける。
イクルのネームプレートが真っ黒に為った。
戦線離脱した証。
「予想以上に、持ちましたね・・・。」
フリードが言う。
「イクルだし。」
「イクルだからな。」
「イクルさんですから。」
上から、ティファ、ギリアム、圭。
その言葉に、他のメンバーがクスリと笑う。
「叔父さんの、犠牲を無駄にしない様に頑張ろう!」
と、カナタ。
「「「「そんな謙虚な奴かよっ!」」」」
「「「「間違っても、それはない(です)!」」」
一斉に返事が返ってくる。
「見えてきたぞ。」
ガイが前方を見ながら注意を促す。
「打ち合わせ通りに、圭とルナ以外のメンバーは、乱戦に持ち込んで一気に決着を着ける。」
ガイの言葉に全員が頷き、圭は全員に支援効果を掛ける。
* * * *
「ツヴァイのプレイヤーが来たわよっ!」
水無月が声を上げて知らせる。
「相変わらず、嫌なタイミングで来るな。」
アランの言う通り。 出来れば、もう少し数を減らしてから来て欲しかった。
先生(イクル)の性格として、共闘と言う策は、まず有り得ない。
一気に、殲滅戦を仕掛けてくるはずだ。
と、思った瞬間だった。
突然に、周囲を包むように範囲魔法が炸裂する。
何かと思い、フェンフ&ドライのプレイヤー達を見ると、彼らも同様に慌てていた。
と、なると。
ツヴァイサーバーのプレイヤーの攻撃の筈だが、そのツヴァイサーバープレイヤー達の姿は、未だに向こうの方で、攻撃範囲外なのは明らかな距離に居る。
混乱する中、ふと視界の地面に影がよぎる。
影の正体を確かめようと上を見れば・・・。
フェニックスに鷲掴みにされた亜里亜が、上空から魔法を撃ち放っていたのだ。
「ずるいっ!」
思わず大声で叫ぶ水無月。
アランも気付いたのか、上空の亜里亜に向かって弓で攻撃するも、フェニックスの飛行速度に敵う筈もなく矢は虚しく空を切り外れる。
一方の亜里亜も、実を言えば、かなり悪戦苦闘している。
なぜなら、フェニックスの飛行速度が速すぎて、魔法を放つタイミングが取れないからだ。
先程から、何度か魔法を放とうとしていたのだが。
詠唱が終わって、魔法を打つ時には、目標が範囲外に出ている為。
さっき放った、暴風の乱刃が初めての一撃だったのだ。
「ルナ! もうちょっとスピードを落として! 魔法詠唱中に範囲外にでてしまう!」
部隊チャットで亜里亜が叫ぶ。
「無理言わないの! ぴぃちゃん(フェニックス)の飛行速度は一定なんだからっ! PSでカバーして頂戴!」
亜里亜の言葉を、一刀両断で切り捨てる。
「あぁんっもうっ! なら、もうちょっと高度下げて!」
「攻撃が当たっても知らわよっ!」
「承知の上!」
「なら、ぴぃちゃんへの命令権を亜里亜に渡すから。」
そう言い終わると同時に、亜里亜の目の前にウィンドウが現れて【YES】【NO】の項目がでる。
亜里亜は迷わずにYESに触れる。
「ぴいちゃん! そう少し高度を落として!」
亜里亜の言葉に、ぴいちゃんは、少しだけ高度を下げる。
詠唱速度は短い 魔法に切り替えて、地上のプレイヤーを無差別に打ち抜く作戦に切り替える。
「魔力の弾丸! 爆炎!」
亜里亜の魔法が、フェンフのプレイヤーに当たって、死亡エフェクトを発しながら消えていく。
「これならいける!?」
そう思った亜里亜は、「炎の玉!」
試しに範囲魔法を放ってみる。
今度は、範囲外に出る前に詠唱が完了して、ゼクスのプレイヤーに当たり生命力(HP)を大きく削る。
* * * * * *
亜里亜の範囲攻撃魔法で混乱する、フェンフ&ドライと、フィーア&ゼクスの両陣営。
両陣営とも、弓使いと、魔法職のプレイヤーは上空の亜里亜へと攻撃目標を変える。
弓使いと、魔法職の善戦で、上空の亜里亜は撃破するも。
この時点で、両陣営合わせて残ったプレイヤーの数は12人。
そこに、ツヴァイサーバーのプレイヤー達の近接職が参戦してくる。
「全力振り! 範囲衝撃波」! 円陣殺!」
ガイが向日葵(ひまわり:ケイオスハルバード)で範囲攻撃を仕掛ける。
何人かのプレイヤーは、スキルを発動させて難を逃れるが。
相殺しきれなったプレイヤー達は、ガイのスキルによって転倒させられてしまう。
「全力回転撃!二連衝撃波!」
サクラの両手剣、魔剣ティルフィングのスキル攻撃が追い打ちで仕掛けられて、転倒したプレイヤー達の生命力(HP)が0に為り、死亡エフェクトを発しながら消えていく。
サクラの姿を確認するガイ。
ガイを見て、恋人に再開した時のように最高の笑顔を浮かべる(見た目はいかつい男性アバター)サクラ。
「昨日の続きといきましょうか。」
サクラが、ガイに言う。
「丁重に、お断りする。 カナタ! 任せたぞ!」
そう言いって、サクラに背を向けて、別のプレイヤーの元に向かって走り去っていくガイ。
まるで、恋人に振られたかの様に、ガイの後ろ姿を見ながら、その場に棒立ちに為るサクラ。
「えっと・・・。 なんか知らないけど・・・ゴメン・・・」
サクラの前に立ち、カナタが謝る。
「ふ・・・ふざけるなぁっ!」
鬼のような形相で、カナタに詰め寄るサクラ。
「おおおおぉっ!」
サクラの剣戟がカナタを襲う。
「僕に八つ当たりは辞めてよっ!」
サクラの剣戟を受け止めながら言うカナタ。
サクラの剣戟を盾で弾き返し、カナタが太刀魚(たちうお:キルソード)で攻撃をする。
「三枚卸しにして殺る!」
サクラが言う。
「いろいろ意味が違うっ!」
サクラに突っ込みを返すカナタ。
だが流石と言うべきか。
2人とも、攻撃の手は休めていない。
* * * * * *
「強斬撃! 二連強斬撃! 三連強斬撃!」
「強斬撃! 二連強斬撃!」
水無月と、裕司のスキルがカーマインを襲う。
「盾当て!強斬撃!回転盾当て」
2人のスキル攻撃を、最小限のスキルで相殺するカーマイン。
「二連射!」
アランのスキル攻撃を、盾を前に構えて、自分に当たる被害を最小限に抑える。
《SOⅩの時から思ってはいたけど。
一体、この人は、どういう反応速度と思考をしているのだろうか・・・。
私と、裕くんと、アランの攻撃を、感心するくらいに最小限の被害で防ぎきってくれている。》
向こうで、向日葵(ひまわり:ケイオスハルバード)を振り回して無双しているプレイヤーも凄いの一言だ。
ほんっとに、先生(イクル)と言い、向こうで無双している人と言い、カーマインさんと言い。
ツヴァイサーバーって、化け物級のプレイヤーが多すぎでしょう・・・。
などと、水無月は思ってしまう。
《あちゃぁ~。 カーマインの奴。 スイッチが入ったみたいだな・・・》
盾を構えて、こっちに向かって、笑みを浮かべるカーマインを見てアランは思う。
《こうなると、こいつを倒すのは一苦労なんだよな・・・》
うんざりした表情を浮かべ、自分が知る限りでは最強の盾職の男性(カーマイン)を見る。
「水無月。裕司。 はっきり言って、こうなったカーマインを倒すのは骨が折れる。」
カーマインに、矢を放ちながらアランが言う。
「ですよねぇ・・・。」
水無月も、カーマインの事は知っている。
実際に、敵として相手をするのは初めてなだけで。
「そんなに強いんですか?」
アランの言葉に、裕司が返す。
「俺の知る限り。 SOⅩ内では、最強の盾職のプレイヤーだった男だ。
そして、USOでも上位に入るプレイヤーだと俺は思っている。」
「付け加えると。SOⅩ全サーバー内って意味だからね。」
アランの言葉に、水無月が言葉を付け加える。
「私が囮に成ります。 アランと裕くんは、私ごとカーマインさんを倒してください。」
昨日と同じく、自分が犠牲に成る事で、カーマインを倒すしかないようだと考える水無月。
昨日のイクルとの戦いでは、【ド根性の腕輪】の効果のお蔭で、辛うじて自分は生き残る事が出来た。
★ド根性の腕輪:アイテム★
*1度だけ、生命力(HP)が0に為る攻撃を受けた時に、生命力(HP)10で生き残る事が出来きて。15秒間は無敵状態になれる。
*1度仕様効果が発動されると、次に発動可能に為るのに120時間が必要。
「スマンな。」
「水姉・・・。」
「化け物プレイヤー達に、一泡吹かせてやりましょう! はあああぁっ!」
そう言って、水無月は、カーマインに一泡吹かせるべく攻撃を仕掛ける。
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