1 / 1
1
しおりを挟む「おや?ここは何処でしょうか?」
「持山 信二さん。貴方は死にました。」
「私は死んだのですか?」
「はい。 享年、98歳の大往生ですね。 ご家族の方々に看取られての天寿を全うしました。
それで、死後は天国へ行きますか?地獄へ行きますか? 転生しますか?」
「婆さんと、一緒の所が良いですねえ。」
「判りました。 それでは異世界へ転生とさせて頂きます。
* * * * * * *
「え!?ここどこっ!?「
「あぁ~、杉原 純一くんだね。 君は死亡して此処にいます。」
「えっ!? 俺、死んだの?なんで?原因は?」
「死亡した原因は、私の手違いですね。」
「えっ!手違い!? ふざんけんなっ! 人の人生なんだと思ってんだ!クソ神っ!」
「ああっ! 誰がクソ神だってっ!? こちとら毎日うん十万人の死後管理やってんじゃっ!
日に数百くらいは手違いもあるってんだっ! 神への暴言で地獄行きだコラっ!」
* * * * * * *
「山本 京子さん。」
「はい。」
「貴方は死んだので、天国、地獄、転生。好きな所に行けますよ。」
「それでは、地獄へ。」
「えっ!? 聞き間違えたのでしょうか? 地獄と聞こえましたが?」
「いえ。合ってます。」
「何で地獄へ? 普通は行きたがらない場所ですよ。
それに、貴方は。生前かなりの善行を積んでいるので。天国へも行けますよ?地球では無い他の星への転生も可能なのですよ?」
「いえ、どうしても地獄に行きたいのです。」
「理由を聞いても?」
「はい。実は私・・・。 極度のドMでして・・・。」
「あ、はい。判りました。 針山地獄へでも送っておきます。」
「有難う御座います。」
* * * * * * *
「次。 太田信長さん。」
「おう。 ワシは・・・」
「地獄 行き決定です。」
「なんじゃとうっ!」
* * * * * * *
「次。作者さん。」
「はい。僕は・・。」
「面倒なので放置。」
「えっ!?」
1
お気に入りに追加
7
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
婚約破棄され、平民落ちしましたが、学校追放はまた別問題らしいです
かぜかおる
ファンタジー
とある乙女ゲームのノベライズ版悪役令嬢に転生いたしました。
強制力込みの人生を歩み、冤罪ですが断罪・婚約破棄・勘当・平民落ちのクアドラプルコンボを食らったのが昨日のこと。
これからどうしようかと途方に暮れていた私に話しかけてきたのは、学校で歴史を教えてるおじいちゃん先生!?
稼業が嫌で逃げだしたら、異世界でのじゃロリ喋る妖刀を拾いました
日向 葵
ファンタジー
現代社会に現れる魔物、鬼を専門に退治する鬼狩りの家に生まれた鬼月諸刃は、家業を捨てて料理人になりたかった。
目的の鬼を倒してしまい、未練をなくした諸刃に鬼狩りを続ける意味はない。じっちゃんの説得を振り切り逃げ出した。
逃げ出した先にいたのは、幼馴染の飛鳥。両親が料理人で、彼女の両親の影響で料理人を目指すようになった。そんな彼女とたわいない日常会話をしながら、料理を教わりに彼女の家に向かう途中、謎の魔法陣が現れる。
が、一分ほどたっても一向に動かない。
待ちくたびれていたら突然はじき出されて落っこちた。
一人変な洞窟のような場所に転移させられた諸刃は、そこでのじゃのじゃ喋るロリ声の妖刀を拾う。
「よし、これで魚でも切るか」
『のじゃああああああああ、な、生臭いのじゃあああああああ』
鬼狩りという稼業から逃げ出した諸刃は、料理人になることが出来るのか。
そして、のじゃロリの包丁としての切れ味はいかに……。
カクヨム、小説家になろうにも投稿しています。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
あなた方はよく「平民のくせに」とおっしゃいますが…誰がいつ平民だと言ったのですか?
水姫
ファンタジー
頭の足りない王子とその婚約者はよく「これだから平民は…」「平民のくせに…」とおっしゃられるのですが…
私が平民だとどこで知ったのですか?
あれ?なんでこうなった?
志位斗 茂家波
ファンタジー
ある日、正妃教育をしていたルミアナは、婚約者であった王子の堂々とした浮気の現場を見て、ここが前世でやった乙女ゲームの中であり、そして自分は悪役令嬢という立場にあることを思い出した。
…‥って、最終的に国外追放になるのはまぁいいとして、あの超屑王子が国王になったら、この国終わるよね?ならば、絶対に国外追放されないと!!
そう意気込み、彼女は国外追放後も生きていけるように色々とやって、ついに婚約破棄を迎える・・・・はずだった。
‥‥‥あれ?なんでこうなった?
婚約者は、今月もお茶会に来ないらしい。
白雪なこ
恋愛
婚約時に両家で決めた、毎月1回の婚約者同士の交流を深める為のお茶会。だけど、私の婚約者は「彼が認めるお茶会日和」にしかやってこない。そして、数ヶ月に一度、参加したかと思えば、無言。短時間で帰り、手紙を置いていく。そんな彼を……許せる?
*6/21続編公開。「幼馴染の王女殿下は私の元婚約者に激おこだったらしい。次期女王を舐めんなよ!ですって。」
*外部サイトにも掲載しています。(1日だけですが総合日間1位)
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
私の代わりが見つかったから契約破棄ですか……その代わりの人……私の勘が正しければ……結界詐欺師ですよ
Ryo-k
ファンタジー
「リリーナ! 貴様との契約を破棄する!」
結界魔術師リリーナにそう仰るのは、ライオネル・ウォルツ侯爵。
「彼女は結界魔術師1級を所持している。だから貴様はもう不要だ」
とシュナ・ファールと名乗る別の女性を部屋に呼んで宣言する。
リリーナは結界魔術師2級を所持している。
ライオネルの言葉が本当なら確かにすごいことだ。
……本当なら……ね。
※完結まで執筆済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
ばあさま異世界へ行ったのか。
先に行ってるという事は勇者召喚の可能性もあるけど、じいさまの運命はどうなるんだろう?
ばあさまを王族に寝取られた挙句殺されかけざまぁするとか、劣等感に苛まれて辛く当たりそのせいで正義感の強い主人公キャラにざまぁされるようなストーリーに繋がりそうな気配w
(っ・ω ・c)ワクワク‼︎
作者よりも、想像力豊か過ぎる読者様が降臨!
それ、自分も読みたいです(笑)
お気に入りに登録しました~
オチ が 大変良かったです
まさか、感想が書かれるとは思っていなかった <(_ _)>
その前に、読まれるとも思ってなかったので(笑)
有難う御座います <(_ _)>