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高等部二年生
038
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今までだって幾度となく、怜くんに怒られることはあったのに。
ここまで人が変わった怜くんを、ぼくは見たことがなくて……。
視線の先で、怜くんが薄い唇を開く。
どんな罵倒が飛び出してくるだろうと、震える両足を拳で押さえ付けた。ぎゅっと両目を瞑る。
「親衛隊員の二人を庇ったそうだな? 何故そんなことをした」
「それ、は……」
聞こえてきた予想外の問いかけに、思わず閉じたばかりの目を開けた。
いつも以上に怜くんの声音は低いものの、静かに投げかけられた内容に頭が真っ白になる。
けど答えないという選択肢は与えられていない状況に、無理にでも口を開いた。
「庇った、つもりは、なくて……。ぼくは、ぼくの責任を果たそうとして……」
「お前の責任とは?」
「ぼくが彼らの部屋を借りなきゃ、こんなことにはならなかった……から」
乾きを覚える口で、なんとか言い繕う。
ぼくが、彼らを巻き込んだ。
だからその責任を、と。
答えを聞いた怜くんは、溜息をつきながら、銀色のサラリとした髪を掻き上げる。
会議室の蛍光灯の明かりの下でも、怜くんの銀髪は輝いて見えた。
足を組んで行われた一連の仕草に、現状を忘れて見入ってしまう。
「ではやはり指示は出していないんだな?」
そんな怜くんの言葉で、ぼくは我に返った。
「それは……彼らが、ぼくの意を汲んで」
「はっ」
皮肉げに怜くんが笑い飛ばす。
その瞳はどこまでも冷え切っていて……こんな目をする怜くんを、ぼくは知らない。
氷のようだと称されるのは外見が理由で、実際の彼はただ不器用なだけ……ずっと、そう思っていた。
けど今、目の前にいる怜くんは。
「本気でそう思ってるのか? 隙あらば、お前に成り代わろうとしている奴らが、お前の意を汲むと? あいつらが好きなのは名法院怜であって、湊川保ではないと言うのに?」
容赦なく、ぼくに冷や水を浴びせる。
それは……そうだ。
自意識過剰でもなんでもなく、みんな、怜くんのことが好きで、親衛隊に入っているんだから。
意を汲んだというのは、方便でしかない。
「あいつらがお前を隊長として認めているのは、他の誰かよりはマシだというだけだ。自分がその地位に就けるなら、喜んでお前を蹴落とす。名法院にはそれだけの価値があるからな」
怜くんの手がぼくの頬に伸びる。
いつもなら自然に受け入れられるのに、指が頬に触れた途端、ぼくはビクついた。
「俺が怖いか? だが俺を怒らせたのは、お前だ。……お前のことなんて、一ミリも考えていない奴らを庇うなんてな。しかも手まで握ったと聞いたぞ」
頬に触れていた指が下へ伝い、顎を掴まれる。
怖い。
力を入れられているわけではないのに、心臓がきゅうっと縮んだ。
「相手が眞宙なら、百歩譲って許そう。南も、桜川も人となりが知れているから、まぁいい。だが、他の奴は、許せん」
「れい、くん……」
凍てつく眼差しは、いつもぼくに向けられるものではなくて。
近付いてくるエメラルドグリーンの瞳は、異国の海を見ているようで。
小さい頃から知っている人のはずなのに、目の前にいる人が、誰か、分からない。
震える唇が塞がれる感触に、血の気が引いた。
「やっ……!」
咄嗟に、怜くんの胸を押して距離を取ろうとするけど、呆気なく手首を掴まれる。
「やだ! 怜くん、怖いっ!」
放して! と手を引くけど、固定された手首は動かなかった。
そのことが余計恐怖を煽る。
掴まれた手首が痛い。
いつもなら、逃げられた。
逃げれたんだ。
ここではじめて、ぼくは手加減されていたことを知る。
怜くんが、逃がしてくれていたことを。
だって本気の怜くんは、ぼくごときの力じゃ微動だにしない。
「保、約束できるか」
「なに……」
「二度と、自分が不利になる嘘をつかない。安易に他人に触れたりはしないと」
嘘をついたつもりはなかった。
ぼくは、原因がぼくにあることを上村くんに伝えたかっただけだ。
でもそこで紡いだ言葉は、嘘でしかなく。
怖くて逸らしていた顔を、怜くんに向ける。
そっと表情を窺うと、想像していたものとは全く違う、怜くんの顔があった。
声音通り、眉根を寄せてはいるものの、彼の表情は悲しそうで。
「怜くん、ごめん……っ」
傷付けたんだ。
ただ怒らせたんじゃない。
嘘をついて、よく知りもしない親衛隊員の手を握ったことで。
ぼくが、怜くんを傷付け、そして怒らせた。
そのことをやっと認識すると、恐怖感が薄れ、代わって別のものがこみ上げてくる。
ぼくには打算があった。
この件をぼくのせいにすれば、上手く怜くんのルートが進むんじゃないかって。
これからぼくは七瀬くんに嫌がらせをしていかないといけない。
その一つにできるって。
ぼくが怜くんに嫌われる。ただそれだけだって。
「ごめん! まさか怜くんを傷付けるなんて、思わなかったんだっ!」
「謝罪はいい。約束しろ」
怜くんは自分のことより、ぼくに約束させることを優先させる。
約束すると頷けば、怜くんはやっと掴んでいた手を放して、ぼくの背中に腕を回した。
ぎゅっと抱き締められる温かさは、いつもと同じだ。
ただ回された腕には力が入っていて、少し背中が痛かった。
「眞宙も、この件については怒っている」
「それは……怜くんと同じ理由?」
「そうだ。だが眞宙は俺に対しても怒っているんだ」
「怜くんにも?」
なんで? と顔を上げる。
しかし体が密着し過ぎていて、怜くんの顔を見ることは叶わなかった。
「俺が保に嫌われるのは勝手だが、そのせいで保が非を負うことになるのでは話が違うとな。だからせめて昨日の件をしっかり説明しろと」
「昨日……七瀬くんの部屋でのこと?」
「生徒会室では、はぐらかすような形になっていたからな」
怜くんの吐息がぼくの前髪を撫で、その後を言葉が追う。
「やましいことはなかった。だが……保と似た状況に陥ったんだ」
「ぼくと似た……?」
「資料室でケーブルに絡まったときのことは覚えてるだろう? 七瀬との話が終わった後、七瀬の頭上から梱包用のビニール紐が落ちてきた。そして絡まった。俺が解くのを手伝ったんだが……七瀬にとっては気まずい時間だっただろう」
それはやはりぼくが知っていたイベント内容で。
「俺としては、やましい気持ちは一切なかった。が、ビニール紐を解く途中で、七瀬が反応したのも事実だ。七瀬の了解も得ず話すのはどうかと思い、生徒会室では言えなかった」
けど少し、というか怜くんの反応が違う気がする。
「何度も言うが、やましい気持ちはなかったからな!」
説明というより、口調が釈明しているように聞こえるのは、気のせいだろうか?
相変わらず、怜くんの表情は窺えない。
「う、うん。でも、ぼくに話しちゃっていいの?」
「七瀬からの了解は先ほど得た。そのこともあって俺は保健室へ行ったんだ。お前らは勘付いているようだったしな」
そこでようやく、怜くんの腕から力が抜けた。
改めて怜くんの胸との間に空間を作り、怜くんを見上げる。
するとそこには心配げに、ぼくを見下ろす怜くんがいた。
これまた見た記憶がない顔に、一瞬動きが止まる。
怖いと感じたさっきまでの怜くんとは百八十度違う、どこか頼りなさそうな彼に、心の中で誰? と呟いた。
この短時間で知った怜くんの一面に、ぼくは今まで彼の何を見てきたんだろうとも思う。
「俺のことを、信じられるか?」
そうぼくに尋ねる怜くんの声は、微かに震えて聞こえた。
ここまで人が変わった怜くんを、ぼくは見たことがなくて……。
視線の先で、怜くんが薄い唇を開く。
どんな罵倒が飛び出してくるだろうと、震える両足を拳で押さえ付けた。ぎゅっと両目を瞑る。
「親衛隊員の二人を庇ったそうだな? 何故そんなことをした」
「それ、は……」
聞こえてきた予想外の問いかけに、思わず閉じたばかりの目を開けた。
いつも以上に怜くんの声音は低いものの、静かに投げかけられた内容に頭が真っ白になる。
けど答えないという選択肢は与えられていない状況に、無理にでも口を開いた。
「庇った、つもりは、なくて……。ぼくは、ぼくの責任を果たそうとして……」
「お前の責任とは?」
「ぼくが彼らの部屋を借りなきゃ、こんなことにはならなかった……から」
乾きを覚える口で、なんとか言い繕う。
ぼくが、彼らを巻き込んだ。
だからその責任を、と。
答えを聞いた怜くんは、溜息をつきながら、銀色のサラリとした髪を掻き上げる。
会議室の蛍光灯の明かりの下でも、怜くんの銀髪は輝いて見えた。
足を組んで行われた一連の仕草に、現状を忘れて見入ってしまう。
「ではやはり指示は出していないんだな?」
そんな怜くんの言葉で、ぼくは我に返った。
「それは……彼らが、ぼくの意を汲んで」
「はっ」
皮肉げに怜くんが笑い飛ばす。
その瞳はどこまでも冷え切っていて……こんな目をする怜くんを、ぼくは知らない。
氷のようだと称されるのは外見が理由で、実際の彼はただ不器用なだけ……ずっと、そう思っていた。
けど今、目の前にいる怜くんは。
「本気でそう思ってるのか? 隙あらば、お前に成り代わろうとしている奴らが、お前の意を汲むと? あいつらが好きなのは名法院怜であって、湊川保ではないと言うのに?」
容赦なく、ぼくに冷や水を浴びせる。
それは……そうだ。
自意識過剰でもなんでもなく、みんな、怜くんのことが好きで、親衛隊に入っているんだから。
意を汲んだというのは、方便でしかない。
「あいつらがお前を隊長として認めているのは、他の誰かよりはマシだというだけだ。自分がその地位に就けるなら、喜んでお前を蹴落とす。名法院にはそれだけの価値があるからな」
怜くんの手がぼくの頬に伸びる。
いつもなら自然に受け入れられるのに、指が頬に触れた途端、ぼくはビクついた。
「俺が怖いか? だが俺を怒らせたのは、お前だ。……お前のことなんて、一ミリも考えていない奴らを庇うなんてな。しかも手まで握ったと聞いたぞ」
頬に触れていた指が下へ伝い、顎を掴まれる。
怖い。
力を入れられているわけではないのに、心臓がきゅうっと縮んだ。
「相手が眞宙なら、百歩譲って許そう。南も、桜川も人となりが知れているから、まぁいい。だが、他の奴は、許せん」
「れい、くん……」
凍てつく眼差しは、いつもぼくに向けられるものではなくて。
近付いてくるエメラルドグリーンの瞳は、異国の海を見ているようで。
小さい頃から知っている人のはずなのに、目の前にいる人が、誰か、分からない。
震える唇が塞がれる感触に、血の気が引いた。
「やっ……!」
咄嗟に、怜くんの胸を押して距離を取ろうとするけど、呆気なく手首を掴まれる。
「やだ! 怜くん、怖いっ!」
放して! と手を引くけど、固定された手首は動かなかった。
そのことが余計恐怖を煽る。
掴まれた手首が痛い。
いつもなら、逃げられた。
逃げれたんだ。
ここではじめて、ぼくは手加減されていたことを知る。
怜くんが、逃がしてくれていたことを。
だって本気の怜くんは、ぼくごときの力じゃ微動だにしない。
「保、約束できるか」
「なに……」
「二度と、自分が不利になる嘘をつかない。安易に他人に触れたりはしないと」
嘘をついたつもりはなかった。
ぼくは、原因がぼくにあることを上村くんに伝えたかっただけだ。
でもそこで紡いだ言葉は、嘘でしかなく。
怖くて逸らしていた顔を、怜くんに向ける。
そっと表情を窺うと、想像していたものとは全く違う、怜くんの顔があった。
声音通り、眉根を寄せてはいるものの、彼の表情は悲しそうで。
「怜くん、ごめん……っ」
傷付けたんだ。
ただ怒らせたんじゃない。
嘘をついて、よく知りもしない親衛隊員の手を握ったことで。
ぼくが、怜くんを傷付け、そして怒らせた。
そのことをやっと認識すると、恐怖感が薄れ、代わって別のものがこみ上げてくる。
ぼくには打算があった。
この件をぼくのせいにすれば、上手く怜くんのルートが進むんじゃないかって。
これからぼくは七瀬くんに嫌がらせをしていかないといけない。
その一つにできるって。
ぼくが怜くんに嫌われる。ただそれだけだって。
「ごめん! まさか怜くんを傷付けるなんて、思わなかったんだっ!」
「謝罪はいい。約束しろ」
怜くんは自分のことより、ぼくに約束させることを優先させる。
約束すると頷けば、怜くんはやっと掴んでいた手を放して、ぼくの背中に腕を回した。
ぎゅっと抱き締められる温かさは、いつもと同じだ。
ただ回された腕には力が入っていて、少し背中が痛かった。
「眞宙も、この件については怒っている」
「それは……怜くんと同じ理由?」
「そうだ。だが眞宙は俺に対しても怒っているんだ」
「怜くんにも?」
なんで? と顔を上げる。
しかし体が密着し過ぎていて、怜くんの顔を見ることは叶わなかった。
「俺が保に嫌われるのは勝手だが、そのせいで保が非を負うことになるのでは話が違うとな。だからせめて昨日の件をしっかり説明しろと」
「昨日……七瀬くんの部屋でのこと?」
「生徒会室では、はぐらかすような形になっていたからな」
怜くんの吐息がぼくの前髪を撫で、その後を言葉が追う。
「やましいことはなかった。だが……保と似た状況に陥ったんだ」
「ぼくと似た……?」
「資料室でケーブルに絡まったときのことは覚えてるだろう? 七瀬との話が終わった後、七瀬の頭上から梱包用のビニール紐が落ちてきた。そして絡まった。俺が解くのを手伝ったんだが……七瀬にとっては気まずい時間だっただろう」
それはやはりぼくが知っていたイベント内容で。
「俺としては、やましい気持ちは一切なかった。が、ビニール紐を解く途中で、七瀬が反応したのも事実だ。七瀬の了解も得ず話すのはどうかと思い、生徒会室では言えなかった」
けど少し、というか怜くんの反応が違う気がする。
「何度も言うが、やましい気持ちはなかったからな!」
説明というより、口調が釈明しているように聞こえるのは、気のせいだろうか?
相変わらず、怜くんの表情は窺えない。
「う、うん。でも、ぼくに話しちゃっていいの?」
「七瀬からの了解は先ほど得た。そのこともあって俺は保健室へ行ったんだ。お前らは勘付いているようだったしな」
そこでようやく、怜くんの腕から力が抜けた。
改めて怜くんの胸との間に空間を作り、怜くんを見上げる。
するとそこには心配げに、ぼくを見下ろす怜くんがいた。
これまた見た記憶がない顔に、一瞬動きが止まる。
怖いと感じたさっきまでの怜くんとは百八十度違う、どこか頼りなさそうな彼に、心の中で誰? と呟いた。
この短時間で知った怜くんの一面に、ぼくは今まで彼の何を見てきたんだろうとも思う。
「俺のことを、信じられるか?」
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