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「……何しに来たんだっけ?」
おかげ様で、体はスッキリしていた。
気持ちも軽くなった。
けど、これでいいんだろうか? という気もしてくる。
「悪いのはドワーフだろ」
「そうですね……王様に事情を訊きますか? 昨晩はこうするしかなかったと言っていましたが」
ダラリと四人、ベッドで寝転がりながら話す。
元々離されていたベッドを、ガルが移動させてくっつけてくれた。
「ディンブラ、体の調子はどう?」
「快調だ。リゼの精液は効くな」
「回復薬のおかげでしょ?」
「是はリゼの精液のほうが効くぞ」
「いただくと、全身に力が漲りますからねぇ」
「そうか! これからケガしたときは、リゼの精液を飲めばいいんだな!」
「回復薬を飲もうね!?」
閃いた様子のガルには申し訳ないけど。
すぐに出せるものじゃないから!
んー! と伸びをしながら、体を起こす。
「考えるにしても、事情を聞かないことには判断がつかないか……」
炉の件もある。
のんびり浮遊しているトカゲ姿の精霊二体に、ぼくは声をかけた。
「付き合わせてごめんね。もう戻ってくれていいよ」
気にしてないよ、と半透明のトカゲはその場で一回転すると姿を消した。
「わたくしの愛し子を傷つけたのですもの。当然の報いだわ」
「ファロ様?」
火の精霊王であるファロ様の声が聞こえた気がした。
視線を向けるけど、そこには何もない。
「リゼ様、どうかされましたか?」
「ううん……気のせいみたい」
魔素の多い大森林でしか精霊王様たちは姿を現せられない。
声も聞こえるはずがなかった。
でも……もしかしたら、様子を見にきてくれたのかな。
ぼくからは見えなくとも、精霊王様たちは自由に存在している。
見えないだけで、そこにいる可能性はあった。
「話を聞くのもいいけどよ、俺は腹が減ったぞ」
「じゃあまずは朝食ですね」
「そうだね。部屋の外の人に声をかければいいんだっけ」
既に準備されていたのか、すぐに朝食は届けられた。
朝食のあと、王様を訪ねようとしたところで、逆に王様のほうから訪ねられた。
部屋に入るなり、王様は床に両膝をついて頭を下げる。
「炉に火を戻してくださり、ありがとうございます、と」
「どうしてディンブラだけを襲ったのか、訊いてくれる?」
ぼくたちは鉄柵でディンブラと遮断されていた。
呆気なくガルに開かれたものの、狙いがディンブラだけだったのはわかる。
王様が口を開き、ルフナが通訳してくれる。
「ーーーー」
「エルフと敵対する気は、毛頭ありません」
「ーーーー」
「今回の件は、大森林を守るためにしたことだ、と……」
内容に、ルフナの眉間が寄る。
ぼくが尋ねる前に、ルフナが王様へ矢継ぎ早に質問を重ねた。
難しい顔をしながら、ルフナの視線が左右に動く。
訊いた内容をまとめてくれてるんだろう。
「どうやら勇者パーティーが、ディンブラを魔王と認めたようです」
「また勇者パーティーなの……」
思わず溜息が出た。
だらりと両肩が下がる。
「根城が大森林にあるとし、カネフォラ王国は兵を大森林へ差し向ける予定だと」
「なんだって!? 人間が攻めてくるのか!?」
「その侵攻を阻止するために、魔王と目されるディンブラを、コラツィオーネ国は仕留めようとしたようですね。魔王が倒れれば、カネフォラ王国が侵攻する理由はなくなりますから」
「それをどうして先に、ぼくたちに話してくれなかったの?」
「勇者の証言で、私たちがディンブラの言いなりになっていると思ったようです」
「あぁ、もう……どこまでも勇者なんだね……」
ルフナを通し、ぼくたちがコラツィオーネ国と連絡をとっている間に、カネフォラ王国からも連絡があったのだという。
使者がやってきて、魔王討伐について報告を受けたのだとか。
コラツィオーネ国としては、大森林への侵攻は認められない。
大森林を荒らせば、ぼくたちエルフが怒ることを知っているからだ。
「コラツィオーネ国のドワーフは、ラッテ神王国に人間とは認められていません。治療は回復薬に頼るしかなく、高品質の薬を作るエルフとは手が切れない状況にあります。獣人の部族が集まる、ツッケロ部族連合も同様でしょう」
「んじゃ攻めようとしてんのは、カネフォラ王国だけなのか?」
「ロブスタ帝国の動きが読めませんが、カネフォラ王国としては、自国だけで大森林を手中に収めたいと考えるでしょうね」
どうやらカネフォラ王国は、大森林からとれる魔石が欲しいらしい。
ママから贈られた指輪を見る。
指輪は大きな魔石を削って作られたものだ。ママはそのものを魔導具にしたけど、本来魔石は魔導具の動力として使われる。
「んじゃ魔王討伐は、理由付けでしかないのかよ」
「勇者はわかりませんが、カネフォラ王国としてはそうでしょうね」
「何にせよ、攻めてくるならやべぇよな」
「まずは先遣隊が派遣されるようです。カネフォラ王国の使者がまだ留まっているようですので、私はこれから話を訊きに行ってきます」
「大丈夫なの?」
「使者には私たちの来訪を伝えてないそうですし、カネフォラ王国もエルフと事を荒立てる気はないようですから、いつも通り『移り人』として会ってきます」
大森林に侵攻を企てる時点で、完全に敵対行動だけど……カネフォラ王国は、エルフがどれだけ自分たちの森を大事にしているか知らないのかな。
とりあえずコラツィオーネ国の事情はわかった。
けど対話を試みず、イキナリ襲ったことは怒っていると、ルフナに伝えてもらう。
王様が改めて平伏すると、部屋の外が騒がしくなった。
「ーーーー!」
顔を真っ赤にしたドワーフが部屋に飛び込んでくる。
王様の傍に控えていた護衛のドワーフが、乱入者を慌てて床に押さえ込んだ。
「ーーーー!」
「炉の火を消したのは誰だと言っていますね」
「ぼくだよ」
言葉は通じないけど、行動は伝わるだろうとぼくは一歩前に進み出る。
背中に護衛を乗せたまま、乱入者はぼくを睨んだ。
「ーーーー!」
「きっと、ドワーフにとって炉は、エルフにとっての森なんだよね」
森を荒らされたらエルフが怒るように、炉の火を消されてこのドワーフは怒っているんだ。
乱入者の頭には、見覚えのあるトカゲ姿の精霊がいた。
半透明の尻尾を乱入者の顔に垂らし、ふりふりと左右に振っている。きっと乱入してきた男の人は、悪い人じゃないんだろう。精霊に愛されているのが、その証拠だ。
「大事な人を傷つけられたから、ぼくもあなたたちの大事な火を消し、炉を人質にとった。恨むなら、間違った判断を下した、あなたたちの王様を恨んで欲しい。けど、あなたの怒りは正当なものだ」
怒りを、ぼくにぶつけるのは構わない。
それだけのことを、ぼくはした。
一度目を閉じ、深く息を吸う。
――ぼくはもう、戸惑わない。
そう心に決めて、瞼をゆっくり持ち上げる。
「でもぼくは謝らない。同じことをされたら、また同じことをする。ぼくは大事な人を、ものを守るためなら、迷うことなく力を振るうよ」
部屋の中は静まり、ルフナが通訳する声だけが、響きを残していた。
おかげ様で、体はスッキリしていた。
気持ちも軽くなった。
けど、これでいいんだろうか? という気もしてくる。
「悪いのはドワーフだろ」
「そうですね……王様に事情を訊きますか? 昨晩はこうするしかなかったと言っていましたが」
ダラリと四人、ベッドで寝転がりながら話す。
元々離されていたベッドを、ガルが移動させてくっつけてくれた。
「ディンブラ、体の調子はどう?」
「快調だ。リゼの精液は効くな」
「回復薬のおかげでしょ?」
「是はリゼの精液のほうが効くぞ」
「いただくと、全身に力が漲りますからねぇ」
「そうか! これからケガしたときは、リゼの精液を飲めばいいんだな!」
「回復薬を飲もうね!?」
閃いた様子のガルには申し訳ないけど。
すぐに出せるものじゃないから!
んー! と伸びをしながら、体を起こす。
「考えるにしても、事情を聞かないことには判断がつかないか……」
炉の件もある。
のんびり浮遊しているトカゲ姿の精霊二体に、ぼくは声をかけた。
「付き合わせてごめんね。もう戻ってくれていいよ」
気にしてないよ、と半透明のトカゲはその場で一回転すると姿を消した。
「わたくしの愛し子を傷つけたのですもの。当然の報いだわ」
「ファロ様?」
火の精霊王であるファロ様の声が聞こえた気がした。
視線を向けるけど、そこには何もない。
「リゼ様、どうかされましたか?」
「ううん……気のせいみたい」
魔素の多い大森林でしか精霊王様たちは姿を現せられない。
声も聞こえるはずがなかった。
でも……もしかしたら、様子を見にきてくれたのかな。
ぼくからは見えなくとも、精霊王様たちは自由に存在している。
見えないだけで、そこにいる可能性はあった。
「話を聞くのもいいけどよ、俺は腹が減ったぞ」
「じゃあまずは朝食ですね」
「そうだね。部屋の外の人に声をかければいいんだっけ」
既に準備されていたのか、すぐに朝食は届けられた。
朝食のあと、王様を訪ねようとしたところで、逆に王様のほうから訪ねられた。
部屋に入るなり、王様は床に両膝をついて頭を下げる。
「炉に火を戻してくださり、ありがとうございます、と」
「どうしてディンブラだけを襲ったのか、訊いてくれる?」
ぼくたちは鉄柵でディンブラと遮断されていた。
呆気なくガルに開かれたものの、狙いがディンブラだけだったのはわかる。
王様が口を開き、ルフナが通訳してくれる。
「ーーーー」
「エルフと敵対する気は、毛頭ありません」
「ーーーー」
「今回の件は、大森林を守るためにしたことだ、と……」
内容に、ルフナの眉間が寄る。
ぼくが尋ねる前に、ルフナが王様へ矢継ぎ早に質問を重ねた。
難しい顔をしながら、ルフナの視線が左右に動く。
訊いた内容をまとめてくれてるんだろう。
「どうやら勇者パーティーが、ディンブラを魔王と認めたようです」
「また勇者パーティーなの……」
思わず溜息が出た。
だらりと両肩が下がる。
「根城が大森林にあるとし、カネフォラ王国は兵を大森林へ差し向ける予定だと」
「なんだって!? 人間が攻めてくるのか!?」
「その侵攻を阻止するために、魔王と目されるディンブラを、コラツィオーネ国は仕留めようとしたようですね。魔王が倒れれば、カネフォラ王国が侵攻する理由はなくなりますから」
「それをどうして先に、ぼくたちに話してくれなかったの?」
「勇者の証言で、私たちがディンブラの言いなりになっていると思ったようです」
「あぁ、もう……どこまでも勇者なんだね……」
ルフナを通し、ぼくたちがコラツィオーネ国と連絡をとっている間に、カネフォラ王国からも連絡があったのだという。
使者がやってきて、魔王討伐について報告を受けたのだとか。
コラツィオーネ国としては、大森林への侵攻は認められない。
大森林を荒らせば、ぼくたちエルフが怒ることを知っているからだ。
「コラツィオーネ国のドワーフは、ラッテ神王国に人間とは認められていません。治療は回復薬に頼るしかなく、高品質の薬を作るエルフとは手が切れない状況にあります。獣人の部族が集まる、ツッケロ部族連合も同様でしょう」
「んじゃ攻めようとしてんのは、カネフォラ王国だけなのか?」
「ロブスタ帝国の動きが読めませんが、カネフォラ王国としては、自国だけで大森林を手中に収めたいと考えるでしょうね」
どうやらカネフォラ王国は、大森林からとれる魔石が欲しいらしい。
ママから贈られた指輪を見る。
指輪は大きな魔石を削って作られたものだ。ママはそのものを魔導具にしたけど、本来魔石は魔導具の動力として使われる。
「んじゃ魔王討伐は、理由付けでしかないのかよ」
「勇者はわかりませんが、カネフォラ王国としてはそうでしょうね」
「何にせよ、攻めてくるならやべぇよな」
「まずは先遣隊が派遣されるようです。カネフォラ王国の使者がまだ留まっているようですので、私はこれから話を訊きに行ってきます」
「大丈夫なの?」
「使者には私たちの来訪を伝えてないそうですし、カネフォラ王国もエルフと事を荒立てる気はないようですから、いつも通り『移り人』として会ってきます」
大森林に侵攻を企てる時点で、完全に敵対行動だけど……カネフォラ王国は、エルフがどれだけ自分たちの森を大事にしているか知らないのかな。
とりあえずコラツィオーネ国の事情はわかった。
けど対話を試みず、イキナリ襲ったことは怒っていると、ルフナに伝えてもらう。
王様が改めて平伏すると、部屋の外が騒がしくなった。
「ーーーー!」
顔を真っ赤にしたドワーフが部屋に飛び込んでくる。
王様の傍に控えていた護衛のドワーフが、乱入者を慌てて床に押さえ込んだ。
「ーーーー!」
「炉の火を消したのは誰だと言っていますね」
「ぼくだよ」
言葉は通じないけど、行動は伝わるだろうとぼくは一歩前に進み出る。
背中に護衛を乗せたまま、乱入者はぼくを睨んだ。
「ーーーー!」
「きっと、ドワーフにとって炉は、エルフにとっての森なんだよね」
森を荒らされたらエルフが怒るように、炉の火を消されてこのドワーフは怒っているんだ。
乱入者の頭には、見覚えのあるトカゲ姿の精霊がいた。
半透明の尻尾を乱入者の顔に垂らし、ふりふりと左右に振っている。きっと乱入してきた男の人は、悪い人じゃないんだろう。精霊に愛されているのが、その証拠だ。
「大事な人を傷つけられたから、ぼくもあなたたちの大事な火を消し、炉を人質にとった。恨むなら、間違った判断を下した、あなたたちの王様を恨んで欲しい。けど、あなたの怒りは正当なものだ」
怒りを、ぼくにぶつけるのは構わない。
それだけのことを、ぼくはした。
一度目を閉じ、深く息を吸う。
――ぼくはもう、戸惑わない。
そう心に決めて、瞼をゆっくり持ち上げる。
「でもぼくは謝らない。同じことをされたら、また同じことをする。ぼくは大事な人を、ものを守るためなら、迷うことなく力を振るうよ」
部屋の中は静まり、ルフナが通訳する声だけが、響きを残していた。
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