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タヌキ
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回復魔法はゴンゾウよりもニアの方がうまい。
ゴンゾウは対象全体に回復魔法をかけるのに対し、ニアは損傷部分に集中的な効果を与えることで能力以上の回復力を生み出している。
これはゴンゾウよりニアの方が白魔法が優れているという事ではなくニアの方が器用に魔法を扱えるという事である。
ゴンゾウはやはりモンスターの特性か物事が大雑把である。先ほども言ったが回復魔法を全体にかけてしまう所など応用のある力の使い方に欠ける。
しかしニアは魔法の本質を自然と体で理解しその応用の利く使い方を心掛けている。
同じキュアでもニアのキュアはより致命傷を負った者にとって効果が大きいものとなる。
ゆえにゴンゾウも魔法は使えるのだがニアの使い方とはまた違う力押しの魔法といえるだろう。
とはいえニアも回復魔法は得意ではない。
使えはするがここまでの致命傷となると......
今ニアがタヌキのモンスターに駆け寄りキュアを唱える。
幸いにも酷い傷であったが早く治療できたこともあり血もそこまで失ってはいなかった。
これなら助かりそうだ。
気を失っているタヌキ。ジーンズ素材のオーバーオールに首には真っ赤なスカーフを巻いている。
なにやら高価そうな杖も持っているがみんなこういうモンスターを見たことがない。
「新種かな?」
ニアはキュアによる手の光を傷口に当てながら話す。
「しかし人の言葉を話していた。」
クラウスはタヌキに近づきつぶやく。
「ディアドラも人の言葉を話すぞ。」
アレンに言葉には誰も反応しない。
無視されている。
「きゅぴ。」
ゴンゾウがアレンのもとに跳ねてきた。
「お前だけだよゴンゾウ。俺の言葉を聞いてくれるのは。」
アレンの悲痛な叫びにゴンゾウは嬉しそうにピョンピョンとその場で飛び跳ねていた。
ニアの手の光が消えていく。
傷口は綺麗にふさがったが自慢だったろうオーバーオールが爪の後の形に3つ、痛々しく引き裂かれていた。
「傷はふさがったけど完治とまではいかないわね。」
額に汗をにじませたニアが「ふぅ」と一仕事終えたため息をもらす。
「見るからに戦闘タイプじゃないモンスターね。こんなのがこの階層にいるなんて。」
「きっと何かあるね。」
ニアとクラウスは二人で現場分析を続ける。
「それに。」
クラウスはニアに後ろを見るように促す。そこには先ほどまでタヌキが 守っていた? 生き物が少し溶けたような崩れた顔の奇妙なモンスターがいた。
タヌキに近づこうとしているのだろうか這いずりながら進んでいるがそのスピードは遅い。
「明らかに自立したモンスターではないね。タヌキ君が世話をしていたのかな?」
「ほんとすごい......見た目ね.......」
ニアは這いずってくるそのモンスターに少したじろぐ。
しかしすぐに近づき抱き上げ
「タヌキも助けちゃったししょうがないわね。旅は道連れ。この子たちも連れていくわよ。」
もちろんアレンもそのつもりだ。
クラウスも慣れた感じでニアの荷物をもつ。
「この階層で野営を取ろう。」
アレンたちはいい野営場所を探し歩き出した。
ーーーーーーーーーー
祠のようなくぼんだ所を見つけ一同はそこに寝床を作ることにした。
タヌキを寝かせ焚火を起こす。
奇妙なモンスターはニアになついたようで膝の上でくつろいでいた。
たまにタヌキの方へ行きたがりニアがタヌキの顔の前に持っていくと頬擦りするように体を擦り、またニアの膝に乗りたがった。
しばらくしてタヌキが目を覚ました。
「ん、ここは......。」
まだ目覚めきっていないのか状況を把握できていない。
「タヌキ、目覚めたか?」
アレンが手にスープを持ってタヌキに近づいていった。
「人間!!?」
タヌキはとっさに立ち上がりアレンと距離をとる。
その動作にクラウスが剣を手に持った。
「クラウス。大丈夫。剣を置いてくれ。」
アレンは静かにクラウスをなだめる。
ニアはかまわずスープを奇妙なモンスターにあげていた。
「リン!!」
タヌキはニアのスープを押しのけて奇妙なモンスターをニアから奪い取った。
「ぐぅうう......。」
まだ傷の癒えていないタヌキは無理な動きに体を地面に沈み込ませて苦しがる。
「バカねぇ。すぐ動けるわけないじゃない。あんた死にかけてたのよ。」
ニアはスープのかかった自分の手をキュアで治療し始めた。
赤くやけどを負った状態の手を見てタヌキは気絶する前の事を思い出した。
「俺は......リンと......そうだ。アイアンベアーに襲われて。お前ら助けてくれたのか?」
「そうだぞ。ニアとディアドラにお礼言えよ。」
「別に私は何もしてないわよ。敵を倒したのはディアちゃんでしょ。」
嬉しそうににこにこしているアレン。タヌキがしゃべっているのが不思議なのだろうか?
やっと冷静になったタヌキ。周りを見渡すと何故かスライムと狼がいる。
人間とモンスターが一緒にダンジョンで野営をとっているなんて聞いたことがない。
しかもあの狼、ただものじゃない。
姿かたちのオーラじゃない。正真正銘の化け物だ。
何なんだこいつらは。
「まぁゆっくりしてろよ。誰も取って食ったりしないからさ。」
最高潮に警戒していたタヌキだったがやがて緊張もとけ、その場に座りこんで大きなため息をついたのだった。
ゴンゾウは対象全体に回復魔法をかけるのに対し、ニアは損傷部分に集中的な効果を与えることで能力以上の回復力を生み出している。
これはゴンゾウよりニアの方が白魔法が優れているという事ではなくニアの方が器用に魔法を扱えるという事である。
ゴンゾウはやはりモンスターの特性か物事が大雑把である。先ほども言ったが回復魔法を全体にかけてしまう所など応用のある力の使い方に欠ける。
しかしニアは魔法の本質を自然と体で理解しその応用の利く使い方を心掛けている。
同じキュアでもニアのキュアはより致命傷を負った者にとって効果が大きいものとなる。
ゆえにゴンゾウも魔法は使えるのだがニアの使い方とはまた違う力押しの魔法といえるだろう。
とはいえニアも回復魔法は得意ではない。
使えはするがここまでの致命傷となると......
今ニアがタヌキのモンスターに駆け寄りキュアを唱える。
幸いにも酷い傷であったが早く治療できたこともあり血もそこまで失ってはいなかった。
これなら助かりそうだ。
気を失っているタヌキ。ジーンズ素材のオーバーオールに首には真っ赤なスカーフを巻いている。
なにやら高価そうな杖も持っているがみんなこういうモンスターを見たことがない。
「新種かな?」
ニアはキュアによる手の光を傷口に当てながら話す。
「しかし人の言葉を話していた。」
クラウスはタヌキに近づきつぶやく。
「ディアドラも人の言葉を話すぞ。」
アレンに言葉には誰も反応しない。
無視されている。
「きゅぴ。」
ゴンゾウがアレンのもとに跳ねてきた。
「お前だけだよゴンゾウ。俺の言葉を聞いてくれるのは。」
アレンの悲痛な叫びにゴンゾウは嬉しそうにピョンピョンとその場で飛び跳ねていた。
ニアの手の光が消えていく。
傷口は綺麗にふさがったが自慢だったろうオーバーオールが爪の後の形に3つ、痛々しく引き裂かれていた。
「傷はふさがったけど完治とまではいかないわね。」
額に汗をにじませたニアが「ふぅ」と一仕事終えたため息をもらす。
「見るからに戦闘タイプじゃないモンスターね。こんなのがこの階層にいるなんて。」
「きっと何かあるね。」
ニアとクラウスは二人で現場分析を続ける。
「それに。」
クラウスはニアに後ろを見るように促す。そこには先ほどまでタヌキが 守っていた? 生き物が少し溶けたような崩れた顔の奇妙なモンスターがいた。
タヌキに近づこうとしているのだろうか這いずりながら進んでいるがそのスピードは遅い。
「明らかに自立したモンスターではないね。タヌキ君が世話をしていたのかな?」
「ほんとすごい......見た目ね.......」
ニアは這いずってくるそのモンスターに少したじろぐ。
しかしすぐに近づき抱き上げ
「タヌキも助けちゃったししょうがないわね。旅は道連れ。この子たちも連れていくわよ。」
もちろんアレンもそのつもりだ。
クラウスも慣れた感じでニアの荷物をもつ。
「この階層で野営を取ろう。」
アレンたちはいい野営場所を探し歩き出した。
ーーーーーーーーーー
祠のようなくぼんだ所を見つけ一同はそこに寝床を作ることにした。
タヌキを寝かせ焚火を起こす。
奇妙なモンスターはニアになついたようで膝の上でくつろいでいた。
たまにタヌキの方へ行きたがりニアがタヌキの顔の前に持っていくと頬擦りするように体を擦り、またニアの膝に乗りたがった。
しばらくしてタヌキが目を覚ました。
「ん、ここは......。」
まだ目覚めきっていないのか状況を把握できていない。
「タヌキ、目覚めたか?」
アレンが手にスープを持ってタヌキに近づいていった。
「人間!!?」
タヌキはとっさに立ち上がりアレンと距離をとる。
その動作にクラウスが剣を手に持った。
「クラウス。大丈夫。剣を置いてくれ。」
アレンは静かにクラウスをなだめる。
ニアはかまわずスープを奇妙なモンスターにあげていた。
「リン!!」
タヌキはニアのスープを押しのけて奇妙なモンスターをニアから奪い取った。
「ぐぅうう......。」
まだ傷の癒えていないタヌキは無理な動きに体を地面に沈み込ませて苦しがる。
「バカねぇ。すぐ動けるわけないじゃない。あんた死にかけてたのよ。」
ニアはスープのかかった自分の手をキュアで治療し始めた。
赤くやけどを負った状態の手を見てタヌキは気絶する前の事を思い出した。
「俺は......リンと......そうだ。アイアンベアーに襲われて。お前ら助けてくれたのか?」
「そうだぞ。ニアとディアドラにお礼言えよ。」
「別に私は何もしてないわよ。敵を倒したのはディアちゃんでしょ。」
嬉しそうににこにこしているアレン。タヌキがしゃべっているのが不思議なのだろうか?
やっと冷静になったタヌキ。周りを見渡すと何故かスライムと狼がいる。
人間とモンスターが一緒にダンジョンで野営をとっているなんて聞いたことがない。
しかもあの狼、ただものじゃない。
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「まぁゆっくりしてろよ。誰も取って食ったりしないからさ。」
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