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ニアはモテるんだ
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瞬く間に1週間という日が過ぎた。
現在もダンジョンには規制が張られている。
ランク【シンカー】より下のランクはダンジョンに立ち入ること許さず。
ご連絡はギルドまで。
冒険者には自らの功績や実力を証明するランクというものが存在する。
下から
Rookie (ルーキー)
Walker (ウォーカー)
Hunter (ハンター)
Sinker (シンカー)
Orcus (オルクス)
Legend (レジェンド)
Ultema (アルテマ)
Overlord (オーバーロード)
ちなみにオーバーロードとはこの国の王の事。
特に冒険者としての功績などないが不思議と昔からオーバーロードは国王ただ一人となっている。
実質最上位はアルテマだがこの国に現在アルテマはいない。なのでこの国の最上位冒険者はレジェンドということになる。
ちなみに今から会いに行くブルーノはもちろんレジェンドである。
ほとんどの冒険者はウォーカーからハンターにひしめき合っている。
シンカーとはこういう非常事態にも力を発揮できる冒険者の事を言うので実質現在ダンジョンは一般の方立ち入り禁止なのである。
朝からアレンはニアと合流しギルドにてダンジョンへの規制に対する打合せをしていた。
「そんなに長く規制は張られないと思っていたけど、、、」
ニアは苦い顔をする。
「でもさ、シンカーが一人いればそのパーティーはダンジョンに入れるんだろ?」
アレンの呑気な答えにニアの眉間にしわが寄る。
「あのねぇ~。私たちは今ランクがルーキーなの。そんな私たちと組んでくれるような暇でお人好しの上級冒険者がいると思ってるの?!」
ここまで来ると呑気を通り越している気がする。
「てかニアはギルドで俺なんかと話してていいのかよ。 なんか忙しそうなんだけど。」
周りを見るとギルドのスタッフたちが規制に反する冒険者たちの対処でてんてこまいになっていた。
「いいのよ。長期休養中ってやつよ。それに私は1流の冒険者になるためにギルドで働いてたの。」
「そんなもんかね~。」
さっきから少しとげとげしい視線を感じなくもない。
だがそれはギルドスタッフからの者だけではなかった。
「おい、あの娘、、ギルド嬢だった。」
「あーあのとんでもない美人のだろ。」
「ちょっと冷たい感じだったけどそこがまたいいんだよな。」
「俺なんてあの娘に会いたくて自分に合わないランクのクエストたくさんしたんだよな。」
「で!!」
「隣の男だれ?!」
アレンはその痛々しい視線に居た堪れないがニアは慣れているのか気にもせず話の続きをしていく。
「規制が解けるまではおとなしく訓練でもしておきましょ。私たちがあたふたしても何も始まらないわ。」
「そんなぁ~。俺もう所持金がスカスカなんだよ。これ以上は、、、」
「それはあんたがまたわけわからない剣買ってくるからでしょ!! ほんとなんにも学習してないのね。」
あきれたニアのチクチク攻撃だ。
「でも、本当にいないかなぁ~。お人好しの上級冒険者が。」
八方ふさがりの展開にため息交じりの言葉をニアが漏らしたとき勢いよくギルドの扉を開けて入ってくる男がいた。
金髪のサラサラした髪、凛とした上品な顔に高級そうな装備品。中でも腰に差した大きな騎士剣はひときわ目を引いてしまう。
鎧を脱げばスラっとしていそうな丹青の顔立ちがさらに彼を周囲から浮かせている。
そんな男がギルドに入るなりキョロキョロと周りを見渡しニアと目が合ったと思うとズンズンとこちらのテーブルに向って歩いてきた。
かなり怒っているようで爽やかな顔からは想像できないかわいいふくれっ面を見せている。
ニアの知り合いか? そう思いニアの顔を見るとこの世の終わりかと思うようなげんなりした顔を見せていた。
「ニア!! どういう事なんだ!? 僕という者がありながら他の冒険者とパーティーを組んだそうじゃないか?!」
その男がテーブルの前で立ち止まりニアの前まで行くとすごい勢いでニアに詰め寄っていく。
この男どこかで、、、
「クラウス!!!」
アレンの声に ハッ! と我に返りふくれっ面から爽やかな美青年に戻る。
「キミは、、、アレン君! 元気にしてたかい?」
「俺は元気だよ。クラウスこそどうしたんだ? そんな血相変えてさ。」
その言葉にクラウスはまた思い出したかのように徐々に顔色が変わりさらには青い顔になっていく。
「まさか、ニアの新しいパーティーの相手って、、、」
「えっ? 一応俺って事になるのかな? ダンジョンも一緒に潜ったし。」
「なに!! まさか、、、二人ってわけじゃないだろうな、、、」
「へっ、、、二人だけど、、、」
「なにぃぃぃぃいいいい!!!!!!」
その瞬間周りの冒険者たちが息を合わせたように上の言葉を言い放った。
顔を真っ赤にさせたニアが
「ちょっとアレン。恥ずかしいからこんな奴と話さなくてもいいわよ。てか声が大きのよあんたたち。」
まったく と顔を若干伏せながら話すニア。
「ニア!! 今からでも遅くない!! 僕とパーティーを組んでくれ!! アレン君には悪いがキミではニアを守れるとは思えない!!」
「ちょっとやめてよ。なんか誤解されるでしょ。私とあんたは何の関係もないじゃない。」
「な、なんてことを、、僕と君の甘い日々を忘れてしまったというのか!!」
「だからそういう言い方やめてってば。」
「なぁ話してるところ悪いんだけど、、、ニアとクラウスってどういう関係なんだ? 他人って感じもしないけど?」
話に割って入るアレン。
「何の関係もないわよ。他人よ他人。この人と私はなんでも、、、」
ニアが話しているのも聞かずクラウスは堂々としたハンサム100点の顔で言い放つ。
「婚約者だ。」
「なにぃぃぃぃいいいい!!!!!!」
今度は周りだけでなくギルド中の人がふり返り声を合わせるのだった。
現在もダンジョンには規制が張られている。
ランク【シンカー】より下のランクはダンジョンに立ち入ること許さず。
ご連絡はギルドまで。
冒険者には自らの功績や実力を証明するランクというものが存在する。
下から
Rookie (ルーキー)
Walker (ウォーカー)
Hunter (ハンター)
Sinker (シンカー)
Orcus (オルクス)
Legend (レジェンド)
Ultema (アルテマ)
Overlord (オーバーロード)
ちなみにオーバーロードとはこの国の王の事。
特に冒険者としての功績などないが不思議と昔からオーバーロードは国王ただ一人となっている。
実質最上位はアルテマだがこの国に現在アルテマはいない。なのでこの国の最上位冒険者はレジェンドということになる。
ちなみに今から会いに行くブルーノはもちろんレジェンドである。
ほとんどの冒険者はウォーカーからハンターにひしめき合っている。
シンカーとはこういう非常事態にも力を発揮できる冒険者の事を言うので実質現在ダンジョンは一般の方立ち入り禁止なのである。
朝からアレンはニアと合流しギルドにてダンジョンへの規制に対する打合せをしていた。
「そんなに長く規制は張られないと思っていたけど、、、」
ニアは苦い顔をする。
「でもさ、シンカーが一人いればそのパーティーはダンジョンに入れるんだろ?」
アレンの呑気な答えにニアの眉間にしわが寄る。
「あのねぇ~。私たちは今ランクがルーキーなの。そんな私たちと組んでくれるような暇でお人好しの上級冒険者がいると思ってるの?!」
ここまで来ると呑気を通り越している気がする。
「てかニアはギルドで俺なんかと話してていいのかよ。 なんか忙しそうなんだけど。」
周りを見るとギルドのスタッフたちが規制に反する冒険者たちの対処でてんてこまいになっていた。
「いいのよ。長期休養中ってやつよ。それに私は1流の冒険者になるためにギルドで働いてたの。」
「そんなもんかね~。」
さっきから少しとげとげしい視線を感じなくもない。
だがそれはギルドスタッフからの者だけではなかった。
「おい、あの娘、、ギルド嬢だった。」
「あーあのとんでもない美人のだろ。」
「ちょっと冷たい感じだったけどそこがまたいいんだよな。」
「俺なんてあの娘に会いたくて自分に合わないランクのクエストたくさんしたんだよな。」
「で!!」
「隣の男だれ?!」
アレンはその痛々しい視線に居た堪れないがニアは慣れているのか気にもせず話の続きをしていく。
「規制が解けるまではおとなしく訓練でもしておきましょ。私たちがあたふたしても何も始まらないわ。」
「そんなぁ~。俺もう所持金がスカスカなんだよ。これ以上は、、、」
「それはあんたがまたわけわからない剣買ってくるからでしょ!! ほんとなんにも学習してないのね。」
あきれたニアのチクチク攻撃だ。
「でも、本当にいないかなぁ~。お人好しの上級冒険者が。」
八方ふさがりの展開にため息交じりの言葉をニアが漏らしたとき勢いよくギルドの扉を開けて入ってくる男がいた。
金髪のサラサラした髪、凛とした上品な顔に高級そうな装備品。中でも腰に差した大きな騎士剣はひときわ目を引いてしまう。
鎧を脱げばスラっとしていそうな丹青の顔立ちがさらに彼を周囲から浮かせている。
そんな男がギルドに入るなりキョロキョロと周りを見渡しニアと目が合ったと思うとズンズンとこちらのテーブルに向って歩いてきた。
かなり怒っているようで爽やかな顔からは想像できないかわいいふくれっ面を見せている。
ニアの知り合いか? そう思いニアの顔を見るとこの世の終わりかと思うようなげんなりした顔を見せていた。
「ニア!! どういう事なんだ!? 僕という者がありながら他の冒険者とパーティーを組んだそうじゃないか?!」
その男がテーブルの前で立ち止まりニアの前まで行くとすごい勢いでニアに詰め寄っていく。
この男どこかで、、、
「クラウス!!!」
アレンの声に ハッ! と我に返りふくれっ面から爽やかな美青年に戻る。
「キミは、、、アレン君! 元気にしてたかい?」
「俺は元気だよ。クラウスこそどうしたんだ? そんな血相変えてさ。」
その言葉にクラウスはまた思い出したかのように徐々に顔色が変わりさらには青い顔になっていく。
「まさか、ニアの新しいパーティーの相手って、、、」
「えっ? 一応俺って事になるのかな? ダンジョンも一緒に潜ったし。」
「なに!! まさか、、、二人ってわけじゃないだろうな、、、」
「へっ、、、二人だけど、、、」
「なにぃぃぃぃいいいい!!!!!!」
その瞬間周りの冒険者たちが息を合わせたように上の言葉を言い放った。
顔を真っ赤にさせたニアが
「ちょっとアレン。恥ずかしいからこんな奴と話さなくてもいいわよ。てか声が大きのよあんたたち。」
まったく と顔を若干伏せながら話すニア。
「ニア!! 今からでも遅くない!! 僕とパーティーを組んでくれ!! アレン君には悪いがキミではニアを守れるとは思えない!!」
「ちょっとやめてよ。なんか誤解されるでしょ。私とあんたは何の関係もないじゃない。」
「な、なんてことを、、僕と君の甘い日々を忘れてしまったというのか!!」
「だからそういう言い方やめてってば。」
「なぁ話してるところ悪いんだけど、、、ニアとクラウスってどういう関係なんだ? 他人って感じもしないけど?」
話に割って入るアレン。
「何の関係もないわよ。他人よ他人。この人と私はなんでも、、、」
ニアが話しているのも聞かずクラウスは堂々としたハンサム100点の顔で言い放つ。
「婚約者だ。」
「なにぃぃぃぃいいいい!!!!!!」
今度は周りだけでなくギルド中の人がふり返り声を合わせるのだった。
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