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29話
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私は今悩んでいる・・・訓練に参加する服装がワンピースかピッチリとしたボンテージの二択しか無い事を!!ディアス様が朝の公務に行っている今の内に準備しないとなのに!
「不味いですわ、非常に不味いですわ!?訓練着は学園の寮に置いて来てしまったから手元に無い。今あるのは、いつも着ている動きやすいワンピースと領地で使っていた数種類のボンテージしか無い・・・」
ルイスと戦う前に羞恥心と戦うことになるなんて!?いっそ開き直ってボンテージを着るべきなのっ?いや、兵士達の視線が・・・くっ、何か良い服は無いかしら!?
コンコン。
「リリー様、少しよろしいですか?」
「はい、どなたですの?」
こんな忙しい時に誰かしら?
「ふふふ、我が女王よお困りですね?安心して下さい!こんな事もあろうかと思い準備いたしました。さぁ、こちらをお召し下さい!!」
何故かムスカが服を持って来た・・・。露出の少なめなボンテージ風の上下セット。うん、突っ込みどころが満載よ!しかもこのタイミングで来るなんて感が良すぎるわ。
「あ、ありがとう。でもサイズが合わないと思うの・・・」
「大丈夫です!スリーサイズは昨日測り服もオーダーメイドです!」
そんなドヤ顔で言わないで!?・・・それにスリーサイズいつの間に測ったのよ!あと、オーダーメイドの服ってそんな直ぐに出来るものだったかしら?
「ちょっといつの間にスリーサイズを測ったのよ!?あの時、測る余裕なんか無かったはずよ!」
そう、ムスカは吊るされていた。道具を持つことだって出来なかったはず。そして・・・気分が乗った私が目隠しをしたから目視も出来ない!これで視姦も出来ない、完璧ね!
「そんなの簡単ですよ!我が女王が私を躾けている時に空間魔法を使い体をスキャンしたので隅から隅までサイズは網羅しました!!」
「・・・そんな事のために空間魔法を使うなんて馬鹿なの!?変態なの!?・・・あ、変態だったわね」
「褒めていただきありがとうございます!さあ、早速試着してみて下さい!サイズが合わないところが有ったら言って下さい。私が直ぐに補正しますので!」
ムスカが懐からメジャーと裁縫セットをシャキンと効果音がなりそうなポーズで取り出した。
「褒めてないわっ!?え、この服ムスカが作ったの?才能を活かす場所間違えてない?」
貴方、宰相様であって裁縫様では無いわよね?この城大丈夫?こんなのが宰相で裁縫が得意で変態で、って属性盛りすぎよ!?
「我が女王、裁縫は趣味です!本業は宰相を立派に勤めていますのでご安心下さい!」
いや、趣味にしては作りがプロよ。もう、良いや・・・とりあえず着よう。私は隣の部屋に行き試着してみた。
「あら?思ったより窮屈じゃ無いわね?怖いくらいピッタリよ・・・」
これなら見た目も引かれずに済むかしら?ムスカの手作りっていうのがちょっとアレですけど・・・。
「悪く無いわね。ありがとう、ムスカ」
「はっ、ありがとうございます!それでは褒美にこちらで私を叩いて下さい!」
サッと何かを出してきた。
よく見ると昨日ムスカに使った普通の鞭よりも扱い難い棘の沢山付いた鞭だった。
私はそれを手に取り振り被った!
「・・・こんのっ、ドM!!朝からハードなご褒美求めるなーーっ!!!」
バシンッ!パンッ!
「あ、ありがとう・・・ござい、ますっ!グハッ・・・!!」
ふっ、渾身の一撃をムスカのムスコにお見舞いしてやったわ!
それにしても・・・うん、この鞭使い心地良いわね。今日使おうかしら?
「不味いですわ、非常に不味いですわ!?訓練着は学園の寮に置いて来てしまったから手元に無い。今あるのは、いつも着ている動きやすいワンピースと領地で使っていた数種類のボンテージしか無い・・・」
ルイスと戦う前に羞恥心と戦うことになるなんて!?いっそ開き直ってボンテージを着るべきなのっ?いや、兵士達の視線が・・・くっ、何か良い服は無いかしら!?
コンコン。
「リリー様、少しよろしいですか?」
「はい、どなたですの?」
こんな忙しい時に誰かしら?
「ふふふ、我が女王よお困りですね?安心して下さい!こんな事もあろうかと思い準備いたしました。さぁ、こちらをお召し下さい!!」
何故かムスカが服を持って来た・・・。露出の少なめなボンテージ風の上下セット。うん、突っ込みどころが満載よ!しかもこのタイミングで来るなんて感が良すぎるわ。
「あ、ありがとう。でもサイズが合わないと思うの・・・」
「大丈夫です!スリーサイズは昨日測り服もオーダーメイドです!」
そんなドヤ顔で言わないで!?・・・それにスリーサイズいつの間に測ったのよ!あと、オーダーメイドの服ってそんな直ぐに出来るものだったかしら?
「ちょっといつの間にスリーサイズを測ったのよ!?あの時、測る余裕なんか無かったはずよ!」
そう、ムスカは吊るされていた。道具を持つことだって出来なかったはず。そして・・・気分が乗った私が目隠しをしたから目視も出来ない!これで視姦も出来ない、完璧ね!
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「・・・そんな事のために空間魔法を使うなんて馬鹿なの!?変態なの!?・・・あ、変態だったわね」
「褒めていただきありがとうございます!さあ、早速試着してみて下さい!サイズが合わないところが有ったら言って下さい。私が直ぐに補正しますので!」
ムスカが懐からメジャーと裁縫セットをシャキンと効果音がなりそうなポーズで取り出した。
「褒めてないわっ!?え、この服ムスカが作ったの?才能を活かす場所間違えてない?」
貴方、宰相様であって裁縫様では無いわよね?この城大丈夫?こんなのが宰相で裁縫が得意で変態で、って属性盛りすぎよ!?
「我が女王、裁縫は趣味です!本業は宰相を立派に勤めていますのでご安心下さい!」
いや、趣味にしては作りがプロよ。もう、良いや・・・とりあえず着よう。私は隣の部屋に行き試着してみた。
「あら?思ったより窮屈じゃ無いわね?怖いくらいピッタリよ・・・」
これなら見た目も引かれずに済むかしら?ムスカの手作りっていうのがちょっとアレですけど・・・。
「悪く無いわね。ありがとう、ムスカ」
「はっ、ありがとうございます!それでは褒美にこちらで私を叩いて下さい!」
サッと何かを出してきた。
よく見ると昨日ムスカに使った普通の鞭よりも扱い難い棘の沢山付いた鞭だった。
私はそれを手に取り振り被った!
「・・・こんのっ、ドM!!朝からハードなご褒美求めるなーーっ!!!」
バシンッ!パンッ!
「あ、ありがとう・・・ござい、ますっ!グハッ・・・!!」
ふっ、渾身の一撃をムスカのムスコにお見舞いしてやったわ!
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