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逢瀬の記録 その六 始まりは、SMクラブでの出会いでした
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寝返りを打つと暖かいモノに触れました。ご主人様の左胸です。ちょうど口先に少量の短い白髪混じりの円形の胸毛の中に小さな乳首が見えます。わたしは、首を少し持ち上げて それを舌でツンツン、コロコロと遊びます。「うぅ~ん!」とうなりながら 目を開けたご主人様とアイコンタクト!
わたしは歯を立てて 少し力を入れて、ご主人様の乳首の根本を噛みつきます。「おまえな!歯向かうのか?悪い子には お仕置きだ!」の声と同時に「ピシッ」とわたしの肩甲骨あたりをご主人様の右手が襲います。わたしはこの音が好きなのです。もちろん、音に呼応して 短い悲鳴をあげます。叩かれることが嬉しく その音が好きなんて、わたし“へん”なんですよね! その後も噛む・叩かれる・悲鳴の繰り返しを数度… 繰り返したあと、わたしは首を伸ばして、口を重ねて マウスtoマウス形態の激しい舌を絡めて溜まったツバを吸ったり吸われたりするので、二人の口周りはベトベトに… 一息ついて、わたしはベットの上のペットボトルのお茶を一飲み、二口目は 口に含んでご主人様のお口に注ぎ込みます。この一連の動きが、最近の二人の間で行われる ご主人様を起こすための一連のルーティン作業です。
わたしは、一人でベットから立ち上がり 暴漢に汚された(笑)身体を清めに浴室に向かいます。浴槽にお湯を張りなおし、貯まるまでの間 髪と身体をキレイに洗います。お湯が溜まれば、今日の楽しかったアレコレを思い出しながら、ゆっくりとお湯にしたります。
ご主人様は、その間 今日使って部屋のあっちこっちに散乱している 破かれた服や縄、カミソリなどをカバンに片付けられていたようです。持って帰る荷物の用意ができると、最後に短い黒いモノが水面に浮かぶ洗面器を持って、浴槽に来られます。洗面器を丁寧に洗われ、その後軽くボディソープをつけてご自分の体の重要部分だけを洗われます。わたしは、その様子を浴槽に横たわったままボォーっと眺めています。その後、「出るか?」と声をかけて わたしの手を引いて浴槽から起こし、洗面所まで引っ張り出してくれます。わたしがジッと立っていると、ご主人様は風俗嬢がするように わたしの身体をバスタオルで包み込み ポンポンと叩きながら吹き上げてくださいます。あわせて、ハンドタオルで髪の毛を包み押さえて 水気をタオルに吸い取らせてくれます。さらに、ドライヤーをセットして「はい あとは自分で…」と言われて、寝室に行かれます。
その後、わたしが化粧をし直して 身支度を整えるのを精算しながらご主人様は 待っていてくださいます。部屋を出て、エレベーターに乗り、フロントに鍵を返し、ホテルを後にします。
二人は、何事もなかったように まだ明るい 昼下がりの商店街・地下街を仕事仲間のような感じで歩き、数時間前に 待ち合わせした交番の前で「じゃあ また 来月…」「予定ラインしますね」と別れます。
さてさて ここからは わたしとご主人様のなりそめについて、少しお書きしますね。
わたしがご主人様に初めて会ったのは、2019年の春だったと記憶しております。
今までずっと“ご主人様”としか呼んでいませんでしたが、この方は「円城 渡 エンジョウ ワタル」というお名前をお持ちです。しかし、わたしにはこの漢字は “マルキド” としか読めないのですが、わたし“へん”なのでしょうか?
当時 わたしは性風俗店で働いた風俗嬢でした。そして、円城さまは わたしを指名してくださった お客様というのが 二人の初めての出会いでした。当時の(今もそうですが…)わたしは、昼職をしております。あるレッスン教室を運営して、メインインストラクターを務めております。おかげさまで生徒さんのそれなりにおり、最近のいろいろ規制がある中でも順調に運営させてもらっています。そのため、まとまったお金が必要だったり、多額の借金があって その返済に追われていたという訳ではありません。
風俗の門戸を叩いた理由は、わたしの“特殊な性癖”を解消させるための手段だったのです。そう“ へん=マゾ ”としてのわたしの特殊な性癖を解消するための “サド” の方を求めるためでした。日常生活での出会いの中では、わたしの 被虐的性癖 マゾということを理解してもらうことは難しく まして そういった肉体関係になることなど 絶望的にありえないことでしょうから… となると、縛られたり・スパンキングやロウ責めなどのメニューにある「SMクラブ」といわれるお店に所属して、M嬢として働くことが近道だろうと考えました。そこで、ご主人様にお会いした2019年の初めに面接を受け、月に数回 昼職のお休みの日に数時間だけ出勤していました。
正直、お店の求人専用メールに必要事項を記入したものの「送信」ボタンを押すのことは 何度もためらいました。面接に行くときもドキドキでした。でも、それまで数年間付き合っていたパートナーさんと別れて(このことは あまり書きたくないので 詳しくは ごめんなさい)、一年以上味わえなかった楽しい時間を過ごしたいという気持ちが勝りました。そのため、杏果ではなく お店だけの別人格の“ゆかり”として お金をいただきながらも 自分自身の性癖を解消しないと 杏果そのものも おかしくなるという 都合のいい 自己弁護の言い訳をつくって 自分を納得させていました。
しかし、SMクラブは 射精が来店の主目的の他の性風俗店のように 溜まったので抜ければ良いという お店とは 大きく異なり、お客様それぞれで 来店目的が異なっていて 当然イジメ方・責め方も千差万別ですし、M嬢は有額契約をしている以上 お客様の目的達成のお手伝いを第一に考えなければなりませんので、自分本位でイケルほど生半可な気持ちでは務まらないところだとすぐに気付きました。それに、狭い客層をターゲットとしていますので、他の性風俗店と異なりフリー客もほとんどいらっしゃいません。円城さまにお会いする頃まで入店後3ヶ月余りの期間は、新人を相手にするのが好みの常連客さまや お目当てのお相手が完売で仕方なしのお客様、新人割引目当てに時たま来る方がお相手の中心でした。
円城さまは、永く指名していた相性が良い女の子が業界を前年年末に上ってしまって、新しい娘を物色されていて、わたしが目に止まったのでお願いしたと仰っておられました。
この運命の出会いから4年近くわたしたちの関係は、続いてきているのです。
わたしは歯を立てて 少し力を入れて、ご主人様の乳首の根本を噛みつきます。「おまえな!歯向かうのか?悪い子には お仕置きだ!」の声と同時に「ピシッ」とわたしの肩甲骨あたりをご主人様の右手が襲います。わたしはこの音が好きなのです。もちろん、音に呼応して 短い悲鳴をあげます。叩かれることが嬉しく その音が好きなんて、わたし“へん”なんですよね! その後も噛む・叩かれる・悲鳴の繰り返しを数度… 繰り返したあと、わたしは首を伸ばして、口を重ねて マウスtoマウス形態の激しい舌を絡めて溜まったツバを吸ったり吸われたりするので、二人の口周りはベトベトに… 一息ついて、わたしはベットの上のペットボトルのお茶を一飲み、二口目は 口に含んでご主人様のお口に注ぎ込みます。この一連の動きが、最近の二人の間で行われる ご主人様を起こすための一連のルーティン作業です。
わたしは、一人でベットから立ち上がり 暴漢に汚された(笑)身体を清めに浴室に向かいます。浴槽にお湯を張りなおし、貯まるまでの間 髪と身体をキレイに洗います。お湯が溜まれば、今日の楽しかったアレコレを思い出しながら、ゆっくりとお湯にしたります。
ご主人様は、その間 今日使って部屋のあっちこっちに散乱している 破かれた服や縄、カミソリなどをカバンに片付けられていたようです。持って帰る荷物の用意ができると、最後に短い黒いモノが水面に浮かぶ洗面器を持って、浴槽に来られます。洗面器を丁寧に洗われ、その後軽くボディソープをつけてご自分の体の重要部分だけを洗われます。わたしは、その様子を浴槽に横たわったままボォーっと眺めています。その後、「出るか?」と声をかけて わたしの手を引いて浴槽から起こし、洗面所まで引っ張り出してくれます。わたしがジッと立っていると、ご主人様は風俗嬢がするように わたしの身体をバスタオルで包み込み ポンポンと叩きながら吹き上げてくださいます。あわせて、ハンドタオルで髪の毛を包み押さえて 水気をタオルに吸い取らせてくれます。さらに、ドライヤーをセットして「はい あとは自分で…」と言われて、寝室に行かれます。
その後、わたしが化粧をし直して 身支度を整えるのを精算しながらご主人様は 待っていてくださいます。部屋を出て、エレベーターに乗り、フロントに鍵を返し、ホテルを後にします。
二人は、何事もなかったように まだ明るい 昼下がりの商店街・地下街を仕事仲間のような感じで歩き、数時間前に 待ち合わせした交番の前で「じゃあ また 来月…」「予定ラインしますね」と別れます。
さてさて ここからは わたしとご主人様のなりそめについて、少しお書きしますね。
わたしがご主人様に初めて会ったのは、2019年の春だったと記憶しております。
今までずっと“ご主人様”としか呼んでいませんでしたが、この方は「円城 渡 エンジョウ ワタル」というお名前をお持ちです。しかし、わたしにはこの漢字は “マルキド” としか読めないのですが、わたし“へん”なのでしょうか?
当時 わたしは性風俗店で働いた風俗嬢でした。そして、円城さまは わたしを指名してくださった お客様というのが 二人の初めての出会いでした。当時の(今もそうですが…)わたしは、昼職をしております。あるレッスン教室を運営して、メインインストラクターを務めております。おかげさまで生徒さんのそれなりにおり、最近のいろいろ規制がある中でも順調に運営させてもらっています。そのため、まとまったお金が必要だったり、多額の借金があって その返済に追われていたという訳ではありません。
風俗の門戸を叩いた理由は、わたしの“特殊な性癖”を解消させるための手段だったのです。そう“ へん=マゾ ”としてのわたしの特殊な性癖を解消するための “サド” の方を求めるためでした。日常生活での出会いの中では、わたしの 被虐的性癖 マゾということを理解してもらうことは難しく まして そういった肉体関係になることなど 絶望的にありえないことでしょうから… となると、縛られたり・スパンキングやロウ責めなどのメニューにある「SMクラブ」といわれるお店に所属して、M嬢として働くことが近道だろうと考えました。そこで、ご主人様にお会いした2019年の初めに面接を受け、月に数回 昼職のお休みの日に数時間だけ出勤していました。
正直、お店の求人専用メールに必要事項を記入したものの「送信」ボタンを押すのことは 何度もためらいました。面接に行くときもドキドキでした。でも、それまで数年間付き合っていたパートナーさんと別れて(このことは あまり書きたくないので 詳しくは ごめんなさい)、一年以上味わえなかった楽しい時間を過ごしたいという気持ちが勝りました。そのため、杏果ではなく お店だけの別人格の“ゆかり”として お金をいただきながらも 自分自身の性癖を解消しないと 杏果そのものも おかしくなるという 都合のいい 自己弁護の言い訳をつくって 自分を納得させていました。
しかし、SMクラブは 射精が来店の主目的の他の性風俗店のように 溜まったので抜ければ良いという お店とは 大きく異なり、お客様それぞれで 来店目的が異なっていて 当然イジメ方・責め方も千差万別ですし、M嬢は有額契約をしている以上 お客様の目的達成のお手伝いを第一に考えなければなりませんので、自分本位でイケルほど生半可な気持ちでは務まらないところだとすぐに気付きました。それに、狭い客層をターゲットとしていますので、他の性風俗店と異なりフリー客もほとんどいらっしゃいません。円城さまにお会いする頃まで入店後3ヶ月余りの期間は、新人を相手にするのが好みの常連客さまや お目当てのお相手が完売で仕方なしのお客様、新人割引目当てに時たま来る方がお相手の中心でした。
円城さまは、永く指名していた相性が良い女の子が業界を前年年末に上ってしまって、新しい娘を物色されていて、わたしが目に止まったのでお願いしたと仰っておられました。
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