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16.竜帝陛下は可愛い子ちゃんへの庇護欲と支配欲に揺れる※(竜帝陛下視点)

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「ああ、すまない。可愛い子ちゃん、いやシヅルが嫌がることは最低限にしてあげたかったが……難しそうだ」

上気した頬に涙目で訴える姿はあまりにも綺麗で庇護欲と情欲を両方煽った。

(誰よりも守りたい、犯し尽くしたい)

相対する感情を抱えながら、耐えきれずに余は綺麗に色づいた胸の果実を舐った。

ピチャピチャ

とまるで皿の中のミルクを飲む仔猫のような音を立ててそれを舌先で転がす。

「いやぁっ……あっんっ!!」

拒否したい、けれど出来ないというジレンマを抱えているだろう声にいけないとわかりながらある感情を抑えきれずにいた。

(……この白い首筋を、頸を噛みたい)

竜人には唯一無二の番いが居る。

そして、その唯一無二の番い以外の頸を噛むことは御法度とされた。それは、他の者の番いを犯す行為であり重大な罪なのだ。

しかし……、番いを持たぬ異世界人だけはその枠の外にいる。

つまり、可愛い子ちゃんの頸を噛むことは可能ではあるが、それでは悪夢の再来を起こしかねない。

「たすけぇ……れぇ」

胸の果実を舐られてまるで溺れたように助けを求める姿に支配欲より庇護欲がなんとか勝利する。

舐り過ぎて紅く色づいたそれから口を外して、体についている泡をお湯で丁寧に洗い流す。

「大丈夫……余は可愛い子ちゃんを、シヅルを守る」

「……うそだ」

そう呟いたシヅルは恨めしそうに余を睨んだ。

正直、ここまでの強い情欲は1万年の生を持ってもついぞ感じたことが無いものだった。

何よりシヅルが目覚めなかった3年間はどの 生より辛く絶望的に感じられた。

あまりに辛過ぎてシヅル自身に生命力を口付けで毎日送りながら、シヅルの可愛いピンクの新品乳首を毎日、歯ブラシで優しく磨いたり、シヅルの可愛い子ちゃんをローションガーゼで撫でまわしたり、愛らしく狭いまだ誰のことも知らないピュアな尻穴をにゆっくりゆっくり拡張し、実はいつでも余を受け入れられるようにしたりしたほどだった。

(あんな日々は、いや、あれはあれで何もわからないのに甘やかな声を上げるシヅルが可愛くってまずかったが……)

今のように表情豊かは方がさらに可愛い。だからその全てを守るためには必要だ。

「本当だ。だってシヅルを守るために与えるのだ、だから……」

を与えると言いながらなぜ卑猥なことをするのです??不要なセクハラはやめて下さい!!」

可愛い可愛いシヅルのジュニアを勃起させながら真っ赤になって怒る姿に早くを与えたいなと思いながらニコリと笑う。

は余のを体に挿入し、を注入することでなされるのだ。だから、可愛い子ちゃん、まずは体を清めようね」

硬直している可愛い子ちゃんを今度は正面から抱き寄せる。

そのまま、無言の可愛い子ちゃんと湯船に入り、体があたたまったので、いよいよ儀式のために出ようとした時だった。

今まで静かにしていた可愛い子ちゃんが、私の目をまっすぐ見ながら真剣に言った。

「それってつまり、私が竜帝陛下と性行為、いや、直球でいいますが、セックスするということですか??」

「うむ、『異世界人のきもち』にも書いてあったな。そうだ、これから可愛い子ちゃんと余はセックスをするのだ」
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