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02.社畜サラリーマンと救世主??
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「お前たち、異世界人……いや、可愛い子ちゃんをむやみに召喚した上に暴力をふるうとは何事だ」
「伯父上……、お前たちやめろ!!」
突然現れた男の一声に焦ったように暴力をふるっていた連中の動きが止まる。
そして、先ほどまで傲慢な態度をとっていたリュカが明らかに狼狽えたのが分かった。
(なるほど、この人物がこいつらの親玉か……)
「竜帝陛下、リュカ殿下は、竜帝陛下のためを想い異世界人の召喚を断行されたのです」
竜帝陛下の言葉に、ひとりだけ口を挟んだのは先ほど私が体当たりした男だった。
彼はそう言えば私への暴力にも最後まで参加してはいなかった。
私に体当たりされて倒されて気絶していたと思っていたが、特に何事もないようにいつの間にか立ち上がって、リュカを庇うように横に立っていった。
主君への忠義の高い騎士なのだろうが、私には関係がない。
彼らの様子を目で追いながら、逃げ出す機会を狙うために、
こっそりと足元に転がりながら、みじめにフレームが曲がってしまった眼鏡を拾った。
(よし、このまま逃げよう)
そう考えたが、私は顔を上げた際に竜帝陛下を目視してしまった。
竜帝陛下は見たことがないほど、まさに息を呑むようなまさに夜の闇のような漆黒の艶やかな髪が美しく、さらにその瞳はいかなる黄金よりも美しいと思った。
リュカの瞳も美しいが竜王陛下の比ではない。あまりの美しさに息を呑むが、その頭には人間には生えていない立派な2本の象牙のような角が生えていることに気づいてしまった。
(……人外??いや、そんなはずがあるはずない)
そう考えたが、本能が自分とは違う上位種族であると警告している。
人類では太刀打ちできない恐ろしい力を持った存在、理解したくないが察してしまったせいで、前回の魔法ではなく金縛りにでもあったように体が動かなくなった。
「……リュカ、アヴェルの言葉は真実か??」
竜王陛下が吠えるような声でそう言った瞬間、勇ましく主君のために前に出た黒髪の騎士さえも全員が息を飲んだのが分かった。
まさに、あたりの空気がピンと張りつめる。息を飲み込む音すら聞こえそうな沈黙を破るように、リュカがスッと息を吸ってから言葉を紡いだ。
「はい。伯父上が番様を亡くして以来その、元気がなかったので王妃様と相談したのです。可愛らしい異世界人でも愛玩用に呼べば少しでも癒しになるかって、でも召喚されたのがこんなヨレヨレの冴えないヤツで悔しくて……」
涙を流しながらそう告げたリュカの姿は儚く美しい。
通常の人物ならその言葉に納得したかもしれない。
しかし、竜王陛下はそんなリュカの言葉をスルーするようにボロボロになっている私の元へ歩み寄った。
一瞬、あの一番若い騎士が私に近付こうとしたがあまりの覇気にその場から動けなくなっているのが分かった。
(まずい、殺されるのか??)
竜帝陛下が近くに来て分かった追加情報として背丈が2m近いということにも気付いてしまった。
さらなる恐怖に体が小刻みに震えてしまう。
(もうだめだ……)
少しでも恐怖を和らげたくて私はきつく目を瞑ったが……、
「……可哀そうに、痛かったね、怖かったね。可愛い子ちゃん、余は怖い存在ではないよ」
先ほどとは全く違うまるで仔猫にでも話しかけるように優しい声色で話しかけられて、ゆっくり目を開くと、蕩けるような笑顔で私に視線を合わせるように屈んで手を差し伸べている竜帝陛下が居た。
「うっ……うううっ!!」
暴力と恐怖から声がうまく出ないで、まるで小動物が威嚇するような声が出てしまったが、そんな私にさらに竜帝陛下は優しく声を掛ける。
「おいで。さあ。ほら、怖くない。怖くない」
そう言って手を目の前に持ってこられたことに驚いて、私は先ほどの恐怖もあり本能的にその指に噛みついた。
(まずい!!)
口の中に鉄錆のような味がする。竜帝陛下の指から血が流れていた。
「異世界人の分際で貴様!!」
大人しくしていたリュカの口から暴言が漏れた。しかし、すぐに竜帝陛下に睨まれて大人しくなる。
竜帝陛下は向き直り、再び私に優しく微笑む。
「ほらね、怖くない、可哀そうに。おびえていただけなんだよね」
その言葉に、何故かとても酷いことをしたと思い傷つけてしまった指に触れるように手を伸ばすと、竜王陛下はそのまま優しく腕の中に私を抱え込んだ。
「よしよし、いい子だ」
そう言って優しく抱きあげられたあげく背中を撫でられることになり困惑する。
さらに、よく考えたら抱き方が人を抱きかかえるというより猫を抱いているような感じなのも大変気になったが、抵抗する気は不思議と起こらなかった。
「なっ、伯父上、そいつのどこが可愛いんですか!!そんなヤツより僕の方がよほどかわいいです!!」
大好きな伯父さんをとられたという気持ちなのかリュカは膨れながら地団駄を踏んだ。
しかし、そんなリュカに対して、先ほど私に見せた優しい笑顔から般若のような表情に変化した竜帝陛下はまさに雷のような怒声を上げた。
「ふざけるな。お前は異世界からこの可愛い子ちゃんを無理やり呼んだ上で気に入らないからと暴力をふるったのだ。そのような非竜人道的な行いはあるまじきことだ。お前が甥っ子とはいえ許しはしない」
あまりの迫力に再び体が本能的に震える。それに気づいた竜帝陛下はまたとても優しい笑顔で私の今度は髪を優しく撫でながら、
「ああ、怖かったね、大丈夫だよ可愛い子ちゃん。可愛い子ちゃんは余がちゃんと守ってあげるからね」
そう言って、30歳社畜の私に何故か竜帝陛下は頬摺りをした。
本来、男に頬摺りなどされたら不快だが、触れた肌の感覚の心地よさと、その体からはする良い香りによって抵抗らしい抵抗をすることができない。
(何故か心地よくて頭がぼんやりする……)
しかし、脳の正気な部分がこれは良くないと言っている気がしたので急いでその顔を手で押し返して拒絶する。
「や……ろっ」
『やめろ』と言いたかったが口の中が切れていて言葉にならない。
そんな姿を悲しい目で見つめられたかと思うと、突然口づけをされた。
「んっ……!!」
厚い舌が口腔内に入り込んで優しく歯を撫でながら、口の中を優しく吸われる。想像していない事態に抵抗できないままされるがままにされた後、唇が離れると不思議と口の中の痛みが消えたのが分かった。
さらに何故か首の下らへんを優しい手つきで撫でられるとそこにあった傷も消えていた。
「な、伯父上、どうみてもそんな冴えないボロボロの異世界人が可愛いわけないです!!そいつは処分して新しく可愛い異世界人を呼べばいい」
リュカが血走る目でこちらを睨んでそう言ったが、その視線から守るように私の目を竜王陛下は大きな手で覆った。
「リュカならびに近衛第2騎士団、先ほども言ったが罪のない可愛い子ちゃんを勝手に呼び出して暴行した罪は大きい。その上反省も見えない。彼奴等を地下牢へ連れていけ」
「伯父上!!嫌です!!」
リュカが抵抗しようとしたが、すぐにどこから現れたのか、大人数の男達に奴らは取り押さえられた。
そして、暴行を加えた者はひとり残らず連行されていった。
「可愛い子ちゃん、甥っ子とその騎士が酷い怪我をさせてしまって本当にすまない」
そう言って、『痛いの痛いの飛んでいけ』の要領で優しく体中を撫でられると不思議なキラキラの光が漏れて、暴力を受けた傷がみるみる消えいくのが分かった。
その非現実な現象に驚いていると何故か眠気に襲われる。
竜帝陛下に疑問を聞こうとしたのに強い眠気に襲われて重力に耐えられず瞼を閉じる。
静かに失われていく意識の中で、頭に竜帝陛下の凛とした声だけが響いた。
「可愛い子ちゃん、大丈夫。全て余が面倒見よう」
「伯父上……、お前たちやめろ!!」
突然現れた男の一声に焦ったように暴力をふるっていた連中の動きが止まる。
そして、先ほどまで傲慢な態度をとっていたリュカが明らかに狼狽えたのが分かった。
(なるほど、この人物がこいつらの親玉か……)
「竜帝陛下、リュカ殿下は、竜帝陛下のためを想い異世界人の召喚を断行されたのです」
竜帝陛下の言葉に、ひとりだけ口を挟んだのは先ほど私が体当たりした男だった。
彼はそう言えば私への暴力にも最後まで参加してはいなかった。
私に体当たりされて倒されて気絶していたと思っていたが、特に何事もないようにいつの間にか立ち上がって、リュカを庇うように横に立っていった。
主君への忠義の高い騎士なのだろうが、私には関係がない。
彼らの様子を目で追いながら、逃げ出す機会を狙うために、
こっそりと足元に転がりながら、みじめにフレームが曲がってしまった眼鏡を拾った。
(よし、このまま逃げよう)
そう考えたが、私は顔を上げた際に竜帝陛下を目視してしまった。
竜帝陛下は見たことがないほど、まさに息を呑むようなまさに夜の闇のような漆黒の艶やかな髪が美しく、さらにその瞳はいかなる黄金よりも美しいと思った。
リュカの瞳も美しいが竜王陛下の比ではない。あまりの美しさに息を呑むが、その頭には人間には生えていない立派な2本の象牙のような角が生えていることに気づいてしまった。
(……人外??いや、そんなはずがあるはずない)
そう考えたが、本能が自分とは違う上位種族であると警告している。
人類では太刀打ちできない恐ろしい力を持った存在、理解したくないが察してしまったせいで、前回の魔法ではなく金縛りにでもあったように体が動かなくなった。
「……リュカ、アヴェルの言葉は真実か??」
竜王陛下が吠えるような声でそう言った瞬間、勇ましく主君のために前に出た黒髪の騎士さえも全員が息を飲んだのが分かった。
まさに、あたりの空気がピンと張りつめる。息を飲み込む音すら聞こえそうな沈黙を破るように、リュカがスッと息を吸ってから言葉を紡いだ。
「はい。伯父上が番様を亡くして以来その、元気がなかったので王妃様と相談したのです。可愛らしい異世界人でも愛玩用に呼べば少しでも癒しになるかって、でも召喚されたのがこんなヨレヨレの冴えないヤツで悔しくて……」
涙を流しながらそう告げたリュカの姿は儚く美しい。
通常の人物ならその言葉に納得したかもしれない。
しかし、竜王陛下はそんなリュカの言葉をスルーするようにボロボロになっている私の元へ歩み寄った。
一瞬、あの一番若い騎士が私に近付こうとしたがあまりの覇気にその場から動けなくなっているのが分かった。
(まずい、殺されるのか??)
竜帝陛下が近くに来て分かった追加情報として背丈が2m近いということにも気付いてしまった。
さらなる恐怖に体が小刻みに震えてしまう。
(もうだめだ……)
少しでも恐怖を和らげたくて私はきつく目を瞑ったが……、
「……可哀そうに、痛かったね、怖かったね。可愛い子ちゃん、余は怖い存在ではないよ」
先ほどとは全く違うまるで仔猫にでも話しかけるように優しい声色で話しかけられて、ゆっくり目を開くと、蕩けるような笑顔で私に視線を合わせるように屈んで手を差し伸べている竜帝陛下が居た。
「うっ……うううっ!!」
暴力と恐怖から声がうまく出ないで、まるで小動物が威嚇するような声が出てしまったが、そんな私にさらに竜帝陛下は優しく声を掛ける。
「おいで。さあ。ほら、怖くない。怖くない」
そう言って手を目の前に持ってこられたことに驚いて、私は先ほどの恐怖もあり本能的にその指に噛みついた。
(まずい!!)
口の中に鉄錆のような味がする。竜帝陛下の指から血が流れていた。
「異世界人の分際で貴様!!」
大人しくしていたリュカの口から暴言が漏れた。しかし、すぐに竜帝陛下に睨まれて大人しくなる。
竜帝陛下は向き直り、再び私に優しく微笑む。
「ほらね、怖くない、可哀そうに。おびえていただけなんだよね」
その言葉に、何故かとても酷いことをしたと思い傷つけてしまった指に触れるように手を伸ばすと、竜王陛下はそのまま優しく腕の中に私を抱え込んだ。
「よしよし、いい子だ」
そう言って優しく抱きあげられたあげく背中を撫でられることになり困惑する。
さらに、よく考えたら抱き方が人を抱きかかえるというより猫を抱いているような感じなのも大変気になったが、抵抗する気は不思議と起こらなかった。
「なっ、伯父上、そいつのどこが可愛いんですか!!そんなヤツより僕の方がよほどかわいいです!!」
大好きな伯父さんをとられたという気持ちなのかリュカは膨れながら地団駄を踏んだ。
しかし、そんなリュカに対して、先ほど私に見せた優しい笑顔から般若のような表情に変化した竜帝陛下はまさに雷のような怒声を上げた。
「ふざけるな。お前は異世界からこの可愛い子ちゃんを無理やり呼んだ上で気に入らないからと暴力をふるったのだ。そのような非竜人道的な行いはあるまじきことだ。お前が甥っ子とはいえ許しはしない」
あまりの迫力に再び体が本能的に震える。それに気づいた竜帝陛下はまたとても優しい笑顔で私の今度は髪を優しく撫でながら、
「ああ、怖かったね、大丈夫だよ可愛い子ちゃん。可愛い子ちゃんは余がちゃんと守ってあげるからね」
そう言って、30歳社畜の私に何故か竜帝陛下は頬摺りをした。
本来、男に頬摺りなどされたら不快だが、触れた肌の感覚の心地よさと、その体からはする良い香りによって抵抗らしい抵抗をすることができない。
(何故か心地よくて頭がぼんやりする……)
しかし、脳の正気な部分がこれは良くないと言っている気がしたので急いでその顔を手で押し返して拒絶する。
「や……ろっ」
『やめろ』と言いたかったが口の中が切れていて言葉にならない。
そんな姿を悲しい目で見つめられたかと思うと、突然口づけをされた。
「んっ……!!」
厚い舌が口腔内に入り込んで優しく歯を撫でながら、口の中を優しく吸われる。想像していない事態に抵抗できないままされるがままにされた後、唇が離れると不思議と口の中の痛みが消えたのが分かった。
さらに何故か首の下らへんを優しい手つきで撫でられるとそこにあった傷も消えていた。
「な、伯父上、どうみてもそんな冴えないボロボロの異世界人が可愛いわけないです!!そいつは処分して新しく可愛い異世界人を呼べばいい」
リュカが血走る目でこちらを睨んでそう言ったが、その視線から守るように私の目を竜王陛下は大きな手で覆った。
「リュカならびに近衛第2騎士団、先ほども言ったが罪のない可愛い子ちゃんを勝手に呼び出して暴行した罪は大きい。その上反省も見えない。彼奴等を地下牢へ連れていけ」
「伯父上!!嫌です!!」
リュカが抵抗しようとしたが、すぐにどこから現れたのか、大人数の男達に奴らは取り押さえられた。
そして、暴行を加えた者はひとり残らず連行されていった。
「可愛い子ちゃん、甥っ子とその騎士が酷い怪我をさせてしまって本当にすまない」
そう言って、『痛いの痛いの飛んでいけ』の要領で優しく体中を撫でられると不思議なキラキラの光が漏れて、暴力を受けた傷がみるみる消えいくのが分かった。
その非現実な現象に驚いていると何故か眠気に襲われる。
竜帝陛下に疑問を聞こうとしたのに強い眠気に襲われて重力に耐えられず瞼を閉じる。
静かに失われていく意識の中で、頭に竜帝陛下の凛とした声だけが響いた。
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