ケツで抱くタイプのバブみのある騎士団長様がなぜか僕だけ犯そうとします

女性の数が極端に少ない異世界でモテるのをいいことに女性に手を出しまくり、結果、男しかいない辺境地の騎士団に飛ばされた侯爵家の次男ルベルス・フィッセルには物凄く不安なことがあった。

その辺境の騎士団長でムキムキ寡黙な辺境伯子息であるギーレン・ファンデンベルクには有名な裏のふたつ名があった。

『慈しみのケツを持つ魔性の男』

なんでも、かの団長は騎士団員全員をケツで抱いているらしく、さらにその全員を虜にしているらしい。

実際、辺境騎士団は団ケツもとい団結が強く、過去幾度となく国を防衛している。

生粋の女好きで、その容姿と家柄から希少な女性との関係も不自由したことがないルベルスからしたらそんなに恐ろしい世界はない。

「男といちゃつくなんて、ましてやどう見ても筋肉ムキムキで色々デカくてかたそうな団長が姫扱いされているようなヤバイ場所で生きていける訳がない!!」

そう思って初日から逃げ出そうとしたが、さっそく捕まり団長との二者面談という名のふたりきりハッテンタイムになってしまったルベルス。

ベッドにおしおきで押し倒された時、思わず叫んでしまった。

「団長を抱くなんて絶対にいやだ!!」

と……。その言葉にショックを受けるかとおもったが何故か微笑む団長、そして……。

「そうか、つまりお前は俺に抱いてほしいんだな」

あまりの言葉に理解できないルベルス。そこで今まで抱かれる側に回っていた魔性のケツを持つ団長の意外な真実が明らかになって……。

※ショートショート⇒短編へ変更いたしました。
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