15 / 15
12.こぼれた言葉※
しおりを挟む
「っ……ああっ」
涙を零しながら自慰行為に耽るという王族として相応しいと思えない悪いことをしていた時、突然、部屋の扉が開いた。
あまりのことに急いでシーツで自身の体を隠そうとしたが、そうする前に部屋に入ってきた叔父くんと目があってしまった。
「……」
「ルクス……これはどういう状況かな??」
髪から水滴を滴らせながら、バスローブ姿で現れた叔父くんの胸元から除く筋肉に対して、前は何も感じなかったはずなのに、今はその胸に顔を埋めて寂しかったと叫びたいと思ってしまう自分の心が信じられない。
「ち……がぅ」
なんとか絞り出した声は、喉からやっと出た声でひどく枯れていた。
「可哀そうに。私に啼かされすぎて声がまだ出ないのだね。それなのに……いやらしい気持ちが我慢できなかったなんて、本当に可愛いな」
ゴクリと叔父くんが喉を鳴らしたのがわかった。湯上りなのだろうこの間以上に色っぽい姿に思わず頬が熱くなるのが分かる。
(逃げないと、逃げないとだめだ……このままじゃ……)
そう思って逃げようとしたのに、体を隠そうとしたシーツが足に絡みついてしまった。
(まずい……)
転んでしまうと思ったが衝撃はなく、その代わりに叔父くんの太い腕の中、あの硬い胸板に顔を埋めていた。
「ルクス、昨日のことがあるのだから無理をしちゃだめだよ」
そう言った叔父くんの手が臍の下を優しく撫でた。そこは昨日叔父くんに貫かれたところでビクンと体が反応してしまう。
「あっ……」
「ルクス、ココが疼いてしまって仕方ないんだね??でも、もう心配しないでいいよ。ここが疼く暇がないほどにルクスを犯してあげるからね」
首筋付近で甘く囁かれた言葉に、それが良くないことだと分かっていても体が反応してしまう。
「っ……あん」
……そして、
「ルクス……今から昨日より先……ルクスの可愛い結腸の奧まで挿れてメスイキを教えてあげようね」
「……っ」
僕は無意識に叔父くんの逞しい巨根に手を添えた。それは驚くほど猛々しくドクリと脈打つ姿に下腹部が熱を持つのが分かる。
昨日これが挿入されただけでおかしくなったものだったはずなのに……。
「どうした??怖くなった??」
怖いはずだ、けれど……、
「おじくん、これを……奧までほしい……」
自分でもなんでそんなことを口にしたのかわからない。ただ、燻っている熱を今すぐにでも吐き出したくて本能のままに口にした言葉……。
「ハハハ。可愛いルクスの口からそんないやらしい言葉が聞けるなんて……いつだってルクスは私を狂わせる」
涙を零しながら自慰行為に耽るという王族として相応しいと思えない悪いことをしていた時、突然、部屋の扉が開いた。
あまりのことに急いでシーツで自身の体を隠そうとしたが、そうする前に部屋に入ってきた叔父くんと目があってしまった。
「……」
「ルクス……これはどういう状況かな??」
髪から水滴を滴らせながら、バスローブ姿で現れた叔父くんの胸元から除く筋肉に対して、前は何も感じなかったはずなのに、今はその胸に顔を埋めて寂しかったと叫びたいと思ってしまう自分の心が信じられない。
「ち……がぅ」
なんとか絞り出した声は、喉からやっと出た声でひどく枯れていた。
「可哀そうに。私に啼かされすぎて声がまだ出ないのだね。それなのに……いやらしい気持ちが我慢できなかったなんて、本当に可愛いな」
ゴクリと叔父くんが喉を鳴らしたのがわかった。湯上りなのだろうこの間以上に色っぽい姿に思わず頬が熱くなるのが分かる。
(逃げないと、逃げないとだめだ……このままじゃ……)
そう思って逃げようとしたのに、体を隠そうとしたシーツが足に絡みついてしまった。
(まずい……)
転んでしまうと思ったが衝撃はなく、その代わりに叔父くんの太い腕の中、あの硬い胸板に顔を埋めていた。
「ルクス、昨日のことがあるのだから無理をしちゃだめだよ」
そう言った叔父くんの手が臍の下を優しく撫でた。そこは昨日叔父くんに貫かれたところでビクンと体が反応してしまう。
「あっ……」
「ルクス、ココが疼いてしまって仕方ないんだね??でも、もう心配しないでいいよ。ここが疼く暇がないほどにルクスを犯してあげるからね」
首筋付近で甘く囁かれた言葉に、それが良くないことだと分かっていても体が反応してしまう。
「っ……あん」
……そして、
「ルクス……今から昨日より先……ルクスの可愛い結腸の奧まで挿れてメスイキを教えてあげようね」
「……っ」
僕は無意識に叔父くんの逞しい巨根に手を添えた。それは驚くほど猛々しくドクリと脈打つ姿に下腹部が熱を持つのが分かる。
昨日これが挿入されただけでおかしくなったものだったはずなのに……。
「どうした??怖くなった??」
怖いはずだ、けれど……、
「おじくん、これを……奧までほしい……」
自分でもなんでそんなことを口にしたのかわからない。ただ、燻っている熱を今すぐにでも吐き出したくて本能のままに口にした言葉……。
「ハハハ。可愛いルクスの口からそんないやらしい言葉が聞けるなんて……いつだってルクスは私を狂わせる」
21
お気に入りに追加
200
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(5件)
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
学園と夜の街での鬼ごっこ――標的は白の皇帝――
天海みつき
BL
族の総長と副総長の恋の話。
アルビノの主人公――聖月はかつて黒いキャップを被って目元を隠しつつ、夜の街を駆け喧嘩に明け暮れ、いつしか"皇帝"と呼ばれるように。しかし、ある日突然、姿を晦ました。
その後、街では聖月は死んだという噂が蔓延していた。しかし、彼の族――Nukesは実際に遺体を見ていないと、その捜索を止めていなかった。
「どうしようかなぁ。……そぉだ。俺を見つけて御覧。そしたら捕まってあげる。これはゲームだよ。俺と君たちとの、ね」
学園と夜の街を巻き込んだ、追いかけっこが始まった。
族、学園、などと言っていますが全く知識がないため完全に想像です。何でも許せる方のみご覧下さい。
何とか完結までこぎつけました……!番外編を投稿完了しました。楽しんでいただけたら幸いです。
普通の男の子がヤンデレや変態に愛されるだけの短編集、はじめました。
山田ハメ太郎
BL
タイトル通りです。
お話ごとに章分けしており、ひとつの章が大体1万文字以下のショート詰め合わせです。
サクッと読めますので、お好きなお話からどうぞ。
平凡腐男子なのに美形幼馴染に告白された
うた
BL
平凡受けが地雷な平凡腐男子が美形幼馴染に告白され、地雷と解釈違いに苦悩する話。
※作中で平凡受けが地雷だと散々書いていますが、作者本人は美形×平凡をこよなく愛しています。ご安心ください。
※pixivにも投稿しています
犯されないよう逃げるけど結局はヤラれる可哀想な受けの話
ダルるる
BL
ある日目が覚めると前世の記憶が戻っていた。
これは所謂異世界転生!?(ちょっと違うね)
いやっほーい、となるはずだったのに……
周りに男しかいないししかも色んなイケメンに狙われる!!
なんで俺なんだぁぁぁ……
ーーーーーーー
うまくにげても結局はヤられてしまう可哀想な受けの話
題名についた※ はR18です
ストーリーが上手くまとまらず、ずっと続きが書けてません。すみません。
【注】アホエロ
考えたら負けです。
設定?ストーリー?ナニソレオイシイノ?状態です。
ただただ作者の欲望を描いてるだけ。
文才ないので読みにくかったらすみません┏○┓
作者は単純なので感想くれたらめちゃくちゃやる気でます。(感想くださいお願いしやす“〇| ̄|_)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
こんにちは。
親子で王家にケンカ売ってますよ、しかも托卵ですか?
叔父さんのお仕置きが楽しみです。
わっほぉい☆!!ローションストッキング!!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚素敵素敵素敵!もう堪らないですね!エロい!叔父くんびくともしない!体当たりしたのに!そしてお仕置きだけはきっちりされる(*ノ▽ノ*)カーーー!最高です!叔父くん意地悪ー!きっちりお漏らしに言及!サイコーいいぞー!むほほー!続きも楽しみです!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚好きー!
新作もワクワクする冒頭部分ですね。
まさか叔父上が様変わりして現れるなんて!
自分の中ではw
綺麗なおねーさんがいきなりゴリマッチョになった姿を思い浮かべてますw