70 / 74
67:誤解とあらたな変態もとい竜族
しおりを挟む
「ただ、個人的には、こんなものでなく、ルシオンの最初は私が……」
もじもじしながら言うレイには大変申し訳ないが、これではない。しかし、それをレイに伝えたらレイが恥ずかしくて大変なことになるかもしれない。
「あの、レイ……」
「それに目をつけるとは!!あんた達、竜族並みの変態じゃねぇか、くううううっ、感動した」
そう言って何故か某元首相みたいなことを言いながら、見たことのない叔父上位大きく、銀髪に空色の瞳をして更に筋骨隆々で片目に傷のある男性がやってきた。
「お前は誰だ??」
レイが咄嗟に拙者を庇うように前にでた。その姿に拙者の中の乙女心がキュンとしつつも、その人物から目を離さずに見つめた。
「俺は、この夜のお供グッズを作っている職人のダンバルト。ダンとでも呼んでくれ。しかし、うんうん。可愛いから分からなかったが、あんたの相手の子、竜の血を引いてるんだな。それなら確かにこのドラゴンバ〇ブは必要だな。なんせ竜族の性欲は一般の人族の数千倍~∞倍と言われているからな……」
「ヒィッ」
そんな恐ろしい性欲が拙者の中に眠っているとしたら怖すぎるが、前世性欲とは無縁、いや多少エッチな本は嗜むが基本エアで最後まで生きた者としては信じがたい内容に思わず喉から声がでた。
「……ルシオンでナニを想像した??」
物凄い怖い笑顔でダン殿を見つめるレイ。しかし、ダン殿は一切気にした様子はない。この強いメンタルどこかで見たことがある。
「はは、安心しろ。俺は少年趣味じゃねぇ。しかし、久々に仲間に会えてうれしいぜ。実は俺も竜の血を引いていてな。まぁといっても隣の帝国の先々帝が奴隷に産ませたガキの子だからな」
(なるほど、地味に親類でござった)
「えっ、お前も帝国の竜族の血を引いてるのか??なら、仲間だな。気に入った。大切な番の子と素敵なハッピーライフ∞を迎えられるように、このドラゴンバ〇ブはプレゼントするぜ」
とんでもないことになってきた。拙者が欲しいのはサイリウムであり、このどう見ても特大サイズで拙者のけつあな崩壊確定のドラゴンバ〇ブでは断じてない。
「あの、実は、拙者はドラゴンバ〇ブが欲しかったのではなく、このように七色に光るタイプの棒を沢山欲しかったでござるよ」
そう、あくまでアイドルコンサートのようなことができればよいのだ。
「えっ、ルシオン、その、複数の光る棒を流石にはじめてでその、挿れたら体によくない」
「そうあな、いや、そうだな。流石に真夜中のドスケベ番長の名をほしいままにしてきた竜族でもそれはまずいな。いいか、少年。えっちな本とかでものすごい数のそう言うのを挿れるのはあくまでファンタジーで、実際に行うと尻が壊れたり偉いことになる。だからそれは慣れてからのがいいぞ」
ポンポン拙者の頭を撫でるダン殿と、青ざめているレイ。これ間違いなく拙者が変態と誤解されている。
「いや、違うのです、拙者に合わせて複数人で光る棒を振るのです。挿入ではないく……」
「えっ、複数人疑似挿入プレイ、ああ、ルシオン、だめだ。君は私だけのものだ。そんな変態どもとの倒錯的なプレイは許可できない」
「おお、すげぇな少年。いままで色々な変態竜族を見てきたが、少年のは新しい。物凄く制作意欲が湧いてきた」
「いやいや、だから違うでござるって!!拙者はあくまで踊るだけで、それに合わせてこう、想いをこめて光る棒をふって踊るのであって乱交パーティーではござらんし、倒錯的プレイでもござらん。後、棒は本当の棒状で決してこの肉棒を振ってほしい訳ではないでござる!!」
もじもじしながら言うレイには大変申し訳ないが、これではない。しかし、それをレイに伝えたらレイが恥ずかしくて大変なことになるかもしれない。
「あの、レイ……」
「それに目をつけるとは!!あんた達、竜族並みの変態じゃねぇか、くううううっ、感動した」
そう言って何故か某元首相みたいなことを言いながら、見たことのない叔父上位大きく、銀髪に空色の瞳をして更に筋骨隆々で片目に傷のある男性がやってきた。
「お前は誰だ??」
レイが咄嗟に拙者を庇うように前にでた。その姿に拙者の中の乙女心がキュンとしつつも、その人物から目を離さずに見つめた。
「俺は、この夜のお供グッズを作っている職人のダンバルト。ダンとでも呼んでくれ。しかし、うんうん。可愛いから分からなかったが、あんたの相手の子、竜の血を引いてるんだな。それなら確かにこのドラゴンバ〇ブは必要だな。なんせ竜族の性欲は一般の人族の数千倍~∞倍と言われているからな……」
「ヒィッ」
そんな恐ろしい性欲が拙者の中に眠っているとしたら怖すぎるが、前世性欲とは無縁、いや多少エッチな本は嗜むが基本エアで最後まで生きた者としては信じがたい内容に思わず喉から声がでた。
「……ルシオンでナニを想像した??」
物凄い怖い笑顔でダン殿を見つめるレイ。しかし、ダン殿は一切気にした様子はない。この強いメンタルどこかで見たことがある。
「はは、安心しろ。俺は少年趣味じゃねぇ。しかし、久々に仲間に会えてうれしいぜ。実は俺も竜の血を引いていてな。まぁといっても隣の帝国の先々帝が奴隷に産ませたガキの子だからな」
(なるほど、地味に親類でござった)
「えっ、お前も帝国の竜族の血を引いてるのか??なら、仲間だな。気に入った。大切な番の子と素敵なハッピーライフ∞を迎えられるように、このドラゴンバ〇ブはプレゼントするぜ」
とんでもないことになってきた。拙者が欲しいのはサイリウムであり、このどう見ても特大サイズで拙者のけつあな崩壊確定のドラゴンバ〇ブでは断じてない。
「あの、実は、拙者はドラゴンバ〇ブが欲しかったのではなく、このように七色に光るタイプの棒を沢山欲しかったでござるよ」
そう、あくまでアイドルコンサートのようなことができればよいのだ。
「えっ、ルシオン、その、複数の光る棒を流石にはじめてでその、挿れたら体によくない」
「そうあな、いや、そうだな。流石に真夜中のドスケベ番長の名をほしいままにしてきた竜族でもそれはまずいな。いいか、少年。えっちな本とかでものすごい数のそう言うのを挿れるのはあくまでファンタジーで、実際に行うと尻が壊れたり偉いことになる。だからそれは慣れてからのがいいぞ」
ポンポン拙者の頭を撫でるダン殿と、青ざめているレイ。これ間違いなく拙者が変態と誤解されている。
「いや、違うのです、拙者に合わせて複数人で光る棒を振るのです。挿入ではないく……」
「えっ、複数人疑似挿入プレイ、ああ、ルシオン、だめだ。君は私だけのものだ。そんな変態どもとの倒錯的なプレイは許可できない」
「おお、すげぇな少年。いままで色々な変態竜族を見てきたが、少年のは新しい。物凄く制作意欲が湧いてきた」
「いやいや、だから違うでござるって!!拙者はあくまで踊るだけで、それに合わせてこう、想いをこめて光る棒をふって踊るのであって乱交パーティーではござらんし、倒錯的プレイでもござらん。後、棒は本当の棒状で決してこの肉棒を振ってほしい訳ではないでござる!!」
0
お気に入りに追加
223
あなたにおすすめの小説
総受けルート確定のBLゲーの主人公に転生してしまったんだけど、ここからソロエンドを迎えるにはどうすればいい?
寺一(テライチ)
BL
──妹よ。にいちゃんは、これから五人の男に抱かれるかもしれません。
ユズイはシスコン気味なことを除けばごくふつうの男子高校生。
ある日、熱をだした妹にかわって彼女が予約したゲームを店まで取りにいくことに。
その帰り道、ユズイは階段から足を踏みはずして命を落としてしまう。
そこに現れた女神さまは「あなたはこんなにはやく死ぬはずではなかった、お詫びに好きな条件で転生させてあげます」と言う。
それに「チート転生がしてみたい」と答えるユズイ。
女神さまは喜んで願いを叶えてくれた……ただしBLゲーの世界で。
BLゲーでのチート。それはとにかく攻略対象の好感度がバグレベルで上がっていくということ。
このままではなにもしなくても総受けルートが確定してしまう!
男にモテても仕方ないとユズイはソロエンドを目指すが、チートを望んだ代償は大きくて……!?
溺愛&執着されまくりの学園ラブコメです。
転生悪役令息、雌落ち回避で溺愛地獄!?義兄がラスボスです!
めがねあざらし
BL
人気BLゲーム『ノエル』の悪役令息リアムに転生した俺。
ゲームの中では「雌落ちエンド」しか用意されていない絶望的な未来が待っている。
兄の過剰な溺愛をかわしながらフラグを回避しようと奮闘する俺だが、いつしか兄の目に奇妙な影が──。
義兄の溺愛が執着へと変わり、ついには「ラスボス化」!?
このままじゃゲームオーバー確定!?俺は義兄を救い、ハッピーエンドを迎えられるのか……。
※タイトル変更(2024/11/27)
異世界ぼっち暮らし(神様と一緒!!)
藤雪たすく
BL
愛してくれない家族から旅立ち、希望に満ちた一人暮らしが始まるはずが……異世界で一人暮らしが始まった!?
手違いで人の命を巻き込む神様なんて信じません!!俺が信じる神様はこの世にただ一人……俺の推しは神様です!!
ヤンデレだらけの短編集
八
BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。
全8話。1日1話更新(20時)。
□ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡
□ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生
□アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫
□ラベンダー:希死念慮不良とおバカ
□デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち
ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。
かなり昔に書いたもので、最近の作品と書き方やテーマが違うと思いますが、楽しんでいただければ嬉しいです。
執着攻めと平凡受けの短編集
松本いさ
BL
執着攻めが平凡受けに執着し溺愛する、似たり寄ったりな話ばかり。
疲れたときに、さくっと読める安心安全のハッピーエンド設計です。
基本的に一話完結で、しばらくは毎週金曜の夜または土曜の朝に更新を予定しています(全20作)
攻略対象者やメインキャラクター達がモブの僕に構うせいでゲーム主人公(ユーザー)達から目の敵にされています。
慎
BL
───…ログインしました。
無機質な音声と共に目を開けると、未知なる世界… 否、何度も見たことがある乙女ゲームの世界にいた。
そもそも何故こうなったのか…。経緯は人工頭脳とそのテクノロジー技術を使った仮想現実アトラクション体感型MMORPGのV Rゲームを開発し、ユーザーに提供していたのだけど、ある日バグが起きる───。それも、ウィルスに侵されバグが起きた人工頭脳により、ゲームのユーザーが現実世界に戻れなくなった。否、人質となってしまい、会社の命運と彼らの解放を掛けてゲームを作りストーリーと設定、筋書きを熟知している僕が中からバグを見つけ対応することになったけど…
ゲームさながら主人公を楽しんでもらってるユーザーたちに変に見つかって騒がれるのも面倒だからと、ゲーム案内人を使って、モブの配役に着いたはずが・・・
『これはなかなか… 面白い方ですね。正直、悪魔が勇者とか神子とか聖女とかを狙うだなんてベタすぎてつまらないと思っていましたが、案外、貴方のほうが楽しめそうですね』
「は…!?いや、待って待って!!僕、モブだからッッそれ、主人公とかヒロインの役目!!」
本来、主人公や聖女、ヒロインを襲撃するはずの上級悪魔が… なぜに、モブの僕に構う!?そこは絡まないでくださいっっ!!
『……また、お一人なんですか?』
なぜ、人間族を毛嫌いしているエルフ族の先代魔王様と会うんですかね…!?
『ハァ、子供が… 無茶をしないでください』
なぜ、隠しキャラのあなたが目の前にいるんですか!!!っていうか、こう見えて既に成人してるんですがッ!
「…ちょっと待って!!なんか、おかしい!主人公たちはあっっち!!!僕、モブなんで…!!」
ただでさえ、コミュ症で人と関わりたくないのに、バグを見つけてサクッと直す否、倒したら終わりだと思ってたのに… 自分でも気づかないうちにメインキャラクターたちに囲われ、ユーザー否、主人公たちからは睨まれ…
「僕、モブなんだけど」
ん゙ん゙ッ!?……あれ?もしかして、バレてる!?待って待って!!!ちょっ、と…待ってッ!?僕、モブ!!主人公あっち!!!
───だけど、これはまだ… ほんの序の口に過ぎなかった。
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て運命の相手を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
────────────
※感想、いいね大歓迎です!!
婚約者に会いに行ったらば
龍の御寮さん
BL
王都で暮らす婚約者レオンのもとへと会いに行ったミシェル。
そこで見たのは、レオンをお父さんと呼ぶ子供と仲良さそうに並ぶ女性の姿。
ショックでその場を逃げ出したミシェルは――
何とか弁解しようするレオンとなぜか記憶を失ったミシェル。
そこには何やら事件も絡んできて?
傷つけられたミシェルが幸せになるまでのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる