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05.冷血小公爵は生まれ変わる※

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※本番です。がっちりエロです。苦手な方はご注意ください。

「もぅ……だめっ……」

「手遅れです、諦めて姫君。もっと気持ち良くドロドロにしてあげる」

先ほどから何度も何度もマティアスによって手や口を使って丁寧にペニスを弄られて吐精させられたため、最初は濃かった精液が薄くなりもう何も出ないように思えるほどだった。

それなのに、体の奧の熱はいまだにじくじくと痒みを増して引かないまま、マティアスの舌と指が僕の腸壁も溶かしていた。

最初は、尻への感覚ははじめてで違和感を感じたが、今ではその感覚を体が拾ってしまってそれだけでも吐精するほど敏感になってしまった。

「っあ……ひぃっあ……」

早くこの状態を終わらせてほしいと叫びたくなる。
 
長らく執拗にマティアスによって唾液が送られたことにより腸壁から生ぬるい液体のようなものが垂れている気がする。

『騎士』として性技の授業でならった『姫』が『騎士』を受け入れる時に分泌されるという愛液ではないかと錯覚するほどに、それは溢れだして僕の太腿を伝いおちていく。

「もぅ……やくっ」

ずっとただ自分だけがイカされて我慢が聞かなくなった体は、自然と内股を擦り合わせるというありえない行動に出ていた。

まるで、『姫』が『騎士』を誘導するような甘えた仕草に嫌悪感を抱けるほどの余裕が僕には残っていなかった。そんな僕をマティアスは甘く蕩けたような笑顔で見つめて笑った。

「愛しい青薔薇のフリッカ姫。貴方が望むならその可愛いおしりに俺の剣を捧げましょう」

(こいつ……)

マティアスは「僕の『騎士』としての誇りや尊厳を破壊しつくすつもり」だと理性が告げているが、それでも本能が「マティアスを受け入れたい奥の奧までそしてこの男の全ての熱を細胞のひとつひとつまで飲み干したい」と叫ぶ。

まるで、『騎士』を受け入れる『姫』のような気持ちだ。

「あっ……どぅしてぇ……」

自分の感情が今の状況のようにぐちゃぐちゃで分からなくなる。そんな僕にマティアスあくまは囁く。

「抗わないで。貴方は生まれながらの『姫君』だ。本能を受け入れてごらん、もう誰も責めたりしない」

その言葉が先ほど壊れた何かに染みこんでいくのがわかった。むしろ自分はその言葉をずっと待っていたとさえ思えた。

だから……、

「ほしぃ……」

と口から素直にその言葉が出た。

そして、今まで太腿を擦るだけだったマティアスのペニスが、腸壁を亀頭で推し拡げたためゴリっとした硬い感覚がした。

痛みがあるかもしれないと一瞬体が強張りかけたが。ゆっくりと湿った腸管をペニスは通りある場所まで着た瞬間動きを完全に止めた。

「っあ……やぁっ…」

このまま貫かれると信じていた期待を裏切られて思わず声が漏れる。

(いっそのこと激しく動いて突いて壊して欲しい)

そう思ったが、マティアスのペニスはその見た目とは裏腹にゆっくり優しく腸壁を突いた。

「フリッカ姫、俺の剣の形は分かりますか??これから貴方のおしりはこの剣だけを受け止める鞘へと変わる……」

そして、毒のような甘いバリトンでとんでもない言葉を囁く。平常時なら受け入れない言葉も今は心地よい。

「ふぇ……さぁやっ??」

「そう、だから……」

ゴポッ!!

マティアスが大きく腰を引いたかと思ったが、その次の瞬間一気に腸壁の奧にある器官の入り口をこじ開けた。

「ひぃぎぃいいいいいいいいいいいいいっ!!……っあ……キタっ!!」

味わったことのない感覚に目の前が真っ白になるのが分かる。そして、その瞬間理性が完全に消滅する。

「あっ……クルっ……きちゃっ……」

パンパンパン

肉を叩きつけるような音と合わせて、最奥がゴポリと何度も何度も開いては閉じを繰り返した。その度に頭の中にも体にも雷が走るような今まで感じたことがない快楽が訪れた。

「あっ……いいっ……もっと……もっ!!」

「可愛い可愛いフリッカ姫。感じやすくい貴方の可愛いおしりに俺の形を教えてあげる」

マティアスのペニスを無意識に自身が締め付けてしまうが、そうする度に胎内でそれが大きく脈打ち硬くなるのが分かった。

(マティアスがいる。僕のナカにいる……)

その感覚が幸せで狂うほど気持ちが良くて、僕はマティアスの背に腕を回してその背に爪を立てた。

「……ああ、貴方は。本当に反則だ」

マティアスは幸せそうな恍惚の表情を浮かべるなり腰を打ち付ける速度が上がった。その快楽に自身が再び勃起をはじめていることに気付いた時だった。

「ひぃっあああ……もぅおなか……おくっ…だしてぇ」

「ええ……一番奥に……っくっ」

マティアスが小さく呻いた後で、お腹の奧がじんわりとした熱に包まれた。それがマティアスの精液だと気付いたのになぜか不快感はなくむしろ晴れやかな気持ちになる。

「ああ、これでやっとひとつになれた……」

マティアスが嬉しそうにそう言うと再び呼吸を奪うようなキスをされた。

その後のことははっきり覚えていないが、何度も何度も狂ったように貪るようにマティアスは僕を犯した。その熱を受け入れていく中で完全に僕はのだ。
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