【第1部終了】断罪されて廃嫡された元王子に転生した僕は救国の英雄の叔父に監禁されえげつない目にあうようです

ひよこ麺

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02.壊したルビー【中編】(レイズ(兄上)×ルーク)(レイズ(兄上)視点)

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※がっつりエッチなシーンがあります+SMちっくなところもあるので苦手な方はご注意ください。


「ただいま、ルーク」

式典も終わり、全てが滞りなく私に引き継がれたのはかれこれ1週間後だった。その足でタウンハウスへ向かい、閉ざされた最奥の部屋の扉を開くとすぐに気付いたようにこちらを蕩けたルビー色の瞳が見つめた。

「お兄たんっ、お帰りなさい」

そう言ったルークの可愛い顔を見て嬉しくなる。

その全てが愛しい。ルークは質の良い生地で仕立てた真っ白いワイシャツにそのルビーの瞳と同じ色の赤い首輪をしている。体にはハーネスが取り付けられているのでこの部屋から外へ出られないが、ルークの世話はグレゴリーが見てくれているので、いつでも清潔で綺麗なルークのままだ。

しかし、私はそのルークの下半身を見て、わざと眉をひそめた。

「ルーク、駄目じゃないか、私が居ない間にイッてはいけないといっただろう??」

そう言って、ワイシャツから見える下半身を見つめた。その先端から蜜が既にあふれていた。そして、後ろ穴に栓をするように挿れられている道具からは低いモーター音がしている。

これは魔導式バイブレーションという男性器を模して造られた玩具で私がいない間、ルークのナカを調教するために挿れている。

魔導式のため、ルークが眠っていたり、意識を失っている時は止まり、その他の時は定期的に律動してその前立腺を刺激するようになっている。

「ごめんなさぃ。さみしくってお兄たんを思い浮かべたらきもちよくて……」

泣きそうな懇願するような表情でそう訴えるルークが、可愛くて可愛くって今すぐにでも犯してあげたいが、それでは調教にならない。

「本当に私のことを考えながらしたのか分からないから、ルーク、今からそれを再現して。もし本当に私を考えながらしていたということが伝わればルークの望むものを与えてあげよう」

「わかりました。します……」

そう言って私を見つめたその瞳が、一瞬、まるでのように見えた気がしたが、すぐに蕩けたものにかわり、胸を撫でおろす。

ルークが僕の前で、足を拡げる。するとすでに勃起している可愛いソレが見えた。先端だけピンク色をした綺麗なそれはとても女を知っているとは思えない無垢で愛らしく見えた。

(本当はこのままアレを私の手で扱いてイカせたい)

けれど、それではいけない。私は自身の衝動を抑えながら可愛いルークを見つめた。

赤みを帯びた頬とちらりと見え隠れしている赤い舌がとてもいやらしく扇情的に見えた。

「おにぃたん……はぁは……しゅきぃれす……」

そう小さな声でまるで声を殺すようにつぶやきながら自身をその綺麗な手で慰めている。重いものひとつ持ったことのないだろうの手は綺麗で指もすんなりと長いが男らしくなくどこか女性的だ。

自身にそれを絡ませるたびに、ぬちゃぬちっと精液が絡まるようでいやらしい水音がする。

私はそれをただ、見つめている。

「はぁ……はぁ……おにぃたん……」

荒く息を肩でしているその姿が、全て、全て愛おしい。だから少し手伝いをしてあげよう。

ヴヴヴィィィィィィィイイイイイイ

「ああああっああああああああああ」

突然自身の中の魔導式バイブレーションの振動が強くなったのでルークが声をあげた。

「やぁぁあああ。止めてぇ……!!っあああ」

そう言いながら、自身で慰めていた時よりも明らかに体を揺らして、そしてイキ狂うように腰を振るルークに思わず笑みがこぼれる。

「ルークはお兄たんでなくってもこのえっちな場所を責めてくれれば満足なんだろう??」

「ちぃがぅっ……こんなの……ちがっ!!」

泣きながら前立腺を責められて泣き続けるルーク。その姿に歪んだ感情が満たされていくのがわかる。

(ずっとずっとこうしたかった。愛おしいルーク。私を見なかったその美しいルビーが今は……)

そう、今のルークはただただ私だけを求めている。そして、欲しているのが伝わってくる。その美しいルビーに映るのは自分。そして求める相手も自分だけだ。

元婚約者だったナターリエでもあの淫売でも、そして叔父上でもない。

(私だけをルークは求めている、なんて……)

「じゃあ、どうすればいいか分かるかな??」

そう言ってルークの口もとに自身の指を近づけると、まるで条件反射のようにそれを口に含み舐めた。人差し指の第一関節でわざと上顎を撫でてやれば、その刺激に夢中になるようにさらに舌を這わせていくのが分かる。

「上手だね。いい子のルークにご褒美をあげよう」

私は魔導式バイブレーションを一旦止めて、勃起しているルーク自身を素足で柔らかく踏みつけた。そして、足の指でそれをグニグニと踏みつぶさないように調整して刺激した。

「はっああ、ああおにぃたっん……ちぃ……あっ」

足先でそらしたりゆるく踏みつけたりする度にルークの体が震えた。そして……

「あっあああああああ!!!」

甲高い嬌声を上げてルークは果てた。その白濁が足にかかる。

「仕方のない子だね。ルーク、どうすればいいかわかるね??」

そう言って足を向ければ、先ほど手の指を舐めたみたいにルークは自身の出した白濁を舐めとる。そこに嫌悪も躊躇もない。私がそうなる様に調教した、その結果だ。

その艶やかな黒髪を幼子をあやすように撫でれば喉を鳴らすような音がした。

「ルーク、いい子だね。ちゃんとできたルークに今度こそ本当にご褒美を上げよう」
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