【第1部終了】断罪されて廃嫡された元王子に転生した僕は救国の英雄の叔父に監禁されえげつない目にあうようです

ひよこ麺

文字の大きさ
上 下
23 / 126

21.唐突にテレフォンセッ〇スという高等テクをすることになった※

しおりを挟む
お腹が空いて、夕食を食べようと思ったけどそういえばどうすれば良いのかと思い当たる。大体叔父様がいる時は部屋とか食卓で叔父様と一緒に食べていたし、さっきはエドワードに誘われて食べていたしでそういえばひとりでは食べてなかったなと。

そう考えていた時、まるで僕の脳みその中やら行動が見えているとした思えない、ハイパー使用人クリスがやってきた。

「お食事について支度が完了いたしました」

「クリスってエスパー??あ、いやありがとう」

「エスパーが何かは知りませんが、食卓まで参りましょう」

クリスに伴われて、叔父様とふたりで食事をしている部屋まで来た時、いつも叔父様が座っている場所に巨大な石のようなものが置いてあることに気付いた。

「この石は何??」

「こちらの石は……」

クリスが説明しようとした時、その石の中に叔父様が映し出された。そこで察する。これは通信石である。

通信石とは遠くに居る相手とも姿を見ながら会話ができるハイテクアイテムだ。基本的に中世ヨーロッパみたいな世界観だけど割とこの世界は便利にできている。

「可愛いルークの顔が見れず、とてもさみしかったよ」

「マクスおじたん、おつかれさまです」

とりあえず労ってみる。

(叔父様がなんのために1週間留守なのかは知らないが仕事に違いないから。)

「ありがとう。ルーク、僕の呼び方は必ずマクスおじたんにしなさい。少し圧政を敷いている良くない国との諍いをおさめていてね。キレイキレイしているところだよ。早く可愛いルークに会いたくて仕方ない」

「めちゃくちゃすごいですね。でもそんな危ない国だと治安とか大丈夫ですか?」

「ああ、人口10万人当たりで殺人件数が100件くらいの国だが問題ない」

問題しかない。それ僕の前世の世界で治安最悪で殺人件数ワーストワンの国とほぼ同じ数字ですから。とりあえず叔父様はすごく治安の悪い場所にいらっしゃることが判明した。

この後、屋敷からは逃げるつもりだけれど、普通に大好きである叔父様が危険な目に遭うのは嫌だ。僕はとても平和主義者なのだ。まぁ主人公補正で絶対叔父様は死なないだろうけども。

「それって、とても危ないじゃないですか。おじたんに何かあったら、とても心配です」

「悲しまないでおくれ。ルークが辛いとおじたんも悲しくなるんだ。僕のことは心配しないで大丈夫。どんなことがあっても必ずルークの元に帰るから。そう、どんなことがあっても絶対」

強い確信に満ちた言葉になんだか胸がドキッと高鳴った。叔父様は普通に格好良いし頼りにもなる。しかも僕のためならなんでもしてくれるスパダリ属性持ちでもある。その叔父様から愛されている僕はある意味この世界では敵なしなのかもしれない。

(まぁ、その代償に人間としての尊厳というコストを払ってますが……)

「人間としての尊厳について考えるのがルークは好きだね。それよりルーク、お土産は何がほしい?」

「えっ、うーん」

「浮かばないようならとりあえずこの国の利権をお土産にしようと思うのだけれど……」

「美味しい食べ物とか食べたいですね」

「わかった、必ず準備させよう」

お土産が利権とか初めて聞いた。ちなみに叔父様はよく領土とか僕にくれましたが僕に運営できないので大体全部王家かまたは信頼する貴族に委任を勝手にされていたな。

(そういえば、昔もらった領土でずっとナターリエの家の公爵家に預けてたのもあったな……)

そうやって叔父様と通信石越しにお話ししながら、肉串をいつものように食べた僕は、その後はお風呂に入り、部屋に戻った、戻ったのだが……

「通信石がなぜベッドの上に??」

「可愛いルーク、本当は直接気持ち良くしてあげたいが、しばらく帰れないから、とりあえず通話石を使ってすることにした」

通信石から叔父様がこんにちはして想像の斜め上をいく話を始めた。それはつまり、僕は叔父様の前でこの前みたいにオナニーショーをしないといけないということか?普通に嫌だ、それに叔父様の実態はいないからこれ僕が自分で気持ち良くなってみせないと駄目なヤツでしょ?というかこれテレフォンセッ〇スじゃないか?

「えっ、それって……」

「実際には触れ合えないけれど、色々言葉にして疑似体験をする感じだ」

はい、テレフォンセッ〇スでした。叔父様がいないからこういうイベントが起きないと考えていた時期が僕にもありましたが、舐めていたよR-18小説の主人公という自分の身の上を。

「えっと、そのどうすれば良いか僕、分からないな」

上目遣い、涙目、首傾げコンボを決めてみた……が……

ブルルルルルル

胎内に入れられている魔導式貞操アナルプラグが振動を始めた。前立腺を刺激しながら、胎内を引っかくように律動するそれに体が震える。

「ひっ……ああっ……やぁめ」

自分とは思えない甘い声がまた漏れる。それが恥ずかしくて仕方ないし早速生まれたての小鹿みたいになってしまう。

「ルーク、まずは服を脱ぎなさい」

「ひゃ……でもっ……」

「脱がないと下着含めて濡れてしまうよ、それとも着たままお漏らしする恥ずかしい姿をみせたいか?」

叔父様のベルベットボイスが石を通してのはずなのに、耳元に聞こえるような錯覚がした。ここに叔父様はいないのにイヤイヤと首を振う。

「なら、脱いでごらん。1枚1枚僕に見せながら……ゆっくりと」

律動に耐えながら僕は、羽織っていたワイシャツを、ズボンを、そして下着を叔父様が見ている前で脱いだ。途中集中できずにもたついたところもあったが、その度に「ゆっくりでいい、焦らないで大丈夫だ」と声をかけられていい子いい子されているような気がして興奮した。

そうして、一糸まとわない姿になった僕のすでに反るように勃っている自身が丸見えになった。ずっと刺激されていたせいで既にその先から透明なものが漏れている。

(……んっ……はぁはぁ……頭がぼんやりする)

「可愛いルークのおちんちんはもういやらしく濡れているね。アナルを弄られただけでもうそんなに勃っているんだね」

「っはぁ……らめぇ……」

「次はその可愛い手で自分のおちんちんを扱いてごらん。僕がしたみたいに」

叔父様が見ているというのに、恥ずかしいはずなのに耐え切れず僕は自身を手で扱いた。

「上手だね、ルーク。可愛い指が絡みついていやらしい。でもそれでいけるかな??」

(イキたい……でも……たりぃなぃ)

手で扱いても、前立腺を刺激するその快楽に身をゆだねようとしても足りない。僕は涙目で、必死にイヤイヤをした。熱が排出できなくっておかしくなりそうだ。

「トロトロの可愛いルークのアナルも見せてごらん」

「はずか……しっ、あああああああっあ」

なけなしの理性が拒否しようとしたら、胎内の振動が今までにないくらい大きくなる。これ実は何段階かに振動の強さが変わるタイプだと冷静に考えられたのは数秒。

いきなりの強すぎる刺激で僕は完全に壊れた。

「ああ、らめぇ……ぼく……こわれちゃ…ぅ」

「壊れてもいい。むしろ僕の前で壊れてごらん」

その甘い言葉に僕の中が完全に決壊してしまった。ビクビクと跳ねながら完全にメスイキしたあげく潮を吹いていた。

「あああっひぃあ、お…ちんちん……おみず…とまらなぁい…ああっあああ」

「可愛いよ。ルーク。はぁ、早くルークの可愛いアナルの一番奥の子宮を沢山孕ませてあげたい」

熱っぽく叔父様は囁いて吐息を漏らす。それが耳元で囁かれたような感覚がなぜかして、完全に頭が真っ白になる。

「してぇ……おじたんので……ぼくを…いっぱいにしてぇ」

そう言いながらアナグプラグでふさがれたそこを、見せるようにして腰を何度もひくつかせる。そうしているとなんだか叔父様に犯されているような気分になって何にも考えられなくなる。

(ほしぃ、ほしぃ。太くて長くて大きな……)

「ルーク。はぁ愛おしいルーク。もぅ……」



いつの間にか律動の止まった魔導式貞操アナルプラグ。そして熱い吐息が聞こえた。けれどなんだか急に悲しい気持ちになる。

いつもならこの後、叔父様が優しく処理してくれたので、寂しいとか切ないとか感じたことがない。けれど今はそれがないだけでなんだか辛くて仕方がない。

「マクスおじたん、会いたいよ……」

自分から出たとは思えない切なげな声に驚く。なんでだろう、僕は逃げようってずっと今日は考えて色々計画していたはずなのに……

「僕も早くルークに会いたい。会って抱きしめてあげたいよ」

そう同じように切なげに微笑んでいる叔父様。どうしてだか全くわからないのだけれど思った以上に僕は叔父様に絆されていたらしい。

この感情が物語の強制力なのか、自分から湧き出ているものなのか今の僕にはまだ理解ができない。
しおりを挟む
感想 114

あなたにおすすめの小説

じゃない方の私が何故かヤンデレ騎士団長に囚われたのですが

カレイ
恋愛
 天使な妹。それに纏わりつく金魚のフンがこの私。  両親も妹にしか関心がなく兄からも無視される毎日だけれど、私は別に自分を慕ってくれる妹がいればそれで良かった。  でもある時、私に嫉妬する兄や婚約者に嵌められて、婚約破棄された上、実家を追い出されてしまう。しかしそのことを聞きつけた騎士団長が何故か私の前に現れた。 「ずっと好きでした、もう我慢しません!あぁ、貴方の匂いだけで私は……」  そうして、何故か最強騎士団長に囚われました。

愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました

Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。 そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。 相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。 トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。 あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。 ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。 そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが… 追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。 今更ですが、閲覧の際はご注意ください。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

悪役令嬢のペットは殿下に囲われ溺愛される

白霧雪。
BL
旧題:悪役令嬢のポチは第一王子に囲われて溺愛されてます!? 愛される喜びを知ってしまった―― 公爵令嬢ベアトリーチェの幼馴染兼従者として生まれ育ったヴィンセント。ベアトリーチェの婚約者が他の女に現を抜かすため、彼女が不幸な結婚をする前に何とか婚約を解消できないかと考えていると、彼女の婚約者の兄であり第一王子であるエドワードが現れる。「自分がベアトリーチェの婚約について、『ベアトリーチェにとって不幸な結末』にならないよう取り計らう」「その代わり、ヴィンセントが欲しい」と取引を持ち掛けられ、不審に思いつつも受け入れることに。警戒を解かないヴィンセントに対し、エドワードは甘く溺愛してきて…… ❁❀花籠の泥人形編 更新中✿ 残4話予定✾ ❀小話を番外編にまとめました❀ ✿背後注意話✿ ✾Twitter → @yuki_cat8 (作業過程や裏話など) ❀書籍化記念IFSSを番外編に追加しました!(23.1.11)❀

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜

飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。 でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。 しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。 秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。 美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。 秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。

婚約破棄された冷血小公爵はライバルの最狂ヤンデレ騎士にらちかんされました

ひよこ麺
BL
「『姫』であるマリーノ・ゴールド伯爵令息より拒絶され婚約破棄となったため、フレデリック・コルヌイエ・リシュリュー小公爵より、『騎士』の資格を剥奪する」 その言葉を皇帝陛下から言い渡されたフレデリック・コルヌイエ・リシュリュー小公爵は絶望した。男しかいないこの世界では『姫』と『騎士』と呼ばれるふたつの役割により生殖をおこなう。 『姫』とは美しい花のような存在で『騎士』から愛され守られる存在で、『騎士』とは『姫』に忠義を捧げて守り愛し抜く存在であるとされている。 『騎士』は自らが愛する『姫』を選び、『騎士』に選ばれることで『姫』となる。『騎士』は『姫』に選ばれなかった者がなり、愛と忠義を捧げる『姫』を求める存在となる。 全ては愛される『姫』が優位な世界。 その世界で、一度忠義を捧げた『姫』から拒絶された『騎士』は『落伍騎士』とされ以降『姫』への求婚を禁じられる。 自身が『姫』となる以外では、事実上、独り身で生きることが確定する。 一般市民であればそれでも構わないが公爵家の嫡男であるフレデリックにとってそれは最大の瑕疵となり、家を繋ぐことができない以上は家督も継げないため家からも追い出されることを意味していた。 プライドの高いフレデリックは絶望からその場にへたりこんでいた。周囲で嘲り笑う声が響く中、ある男がフレデリックの側に進み出た。 それはずっとフレデリックをなぜかライバル視してきた辺境伯にして現在帝国最高の騎士と誉高いマティアス・ベラドンナ・バーデンだった。 「……辺境伯卿、私に何か御用ですかな」 「もう、そのように無理をしないでください。美しい姫君にこの冷たく汚れた床は似合わない」 何故かお姫様抱っこでマティアスに持ち上げられたフレデリックにさらに信じがたい言葉が聞こえる。 「では……皇帝陛下の甥であり《《麗しい青薔薇の姫君》》である、フレデリック・コルヌイエ・リシュリュー小公爵との婚姻を認めて頂きたい」 初恋拗らせヤンデレ騎士に連れ去られてらちかんされたフレデリックの運命はいかに!? ※が付くところは背後注意な性的な表現があります。

処理中です...