19 / 26
第19話
しおりを挟む風呂を出たあと、俺もあすかちゃんとは色違いのバスローブを着た。
あとで脱ぐだろうし、臭いからパンツは脱いでおいた。
引き戸を開けるとキラキラ輝く無数の星たちが俺を出迎えた。
「ごめん……暗くしてもよかった?」
うひょ~! これまたド定番のフレーズやないか~♪ 最高!
あすかちゃんの身体をしっかりこの目で見たかったぜ……。
「い、いいよ」
「ありがと……」
なんかこういうやり取り、すげー憧れたよ……やべっ、泣きそう。
あすかちゃんとベッドに、横に並んで座る。
「あすかちゃんって呼んでいい?」
「呼んでくれなきゃイヤ……」
彼女の両肩を優しく掴み、口づけをする。
し、してしまったーーー! やわらかいな~♪
遠慮がちにチュッ、チュッと小鳥が餌を食べるように続ける。
彼女はあくまでも受身で俺がするごとにテンポを合わせてくれる。
ああ、幸せだ。
何回か続けたあと、舌を入れてみた。彼女は拒むことなく、口の中で俺を受け入れる。
甘い、甘い。とても甘い。柔らかく、暖かい。ただの唾液だというのに、あすかちゃんのおつゆは本当にうまい。
「ああ、あすかちゃん……」
「広くん」
もう止められない。彼女の後頭部を押さえて俺から逃れられないようにする。
彼女の口の中で舌を暴れさせる。だが、彼女は絶対に拒むことはない。むしろもっと欲しがっているようにしか感じない。
「外していい?」
彼女は俺の問いに頷く。
バスローブの紐をほどくと、彼女のふくよかな胸があらわになった。形はよく、垂れてない。
背中で感じた時は硬かったが現物はそんな風には感じない。乳首がピンと2つとも立っている。
俺はまだ触ってもないのに。
「きれいだよ」
「恥ずかしい……」
俺はベッドから立ち上がり、一瞬でバスローブを脱ぐ。近くにあったソファに投げ捨て、すぐさま彼女の元に戻る。
そしてまた唾液交換を再開する。同時進行で胸を遠慮がちに揉んでみる。やっぱり見た目どおりとても柔らかい。
マシュマロのようだ。たまらず、両手で強く揉みまくる。
ん?
AVじゃこれで感じるのだが……。
ちくしょうと思い、乳首を人差し指で軽く摘んだ。
「あっ!」
お! 乳首はAVと同じだ♪ よしもっとやっちゃれ!
乳首を今度は強く引っ張ってみる。あすかちゃんの顔が歪む。
「ご、ごめん。ちょっと痛いかも」
「あ、ご、ごめんね」
うう……やはりAVとは違うのか?
AVのバカヤロー! 教科書にならねーじゃねーか!
気を取り直して、彼女のバスローブを脱がす。
彼女の眉毛とは違い、下の毛は薄い。処理しているのか、こっちは。
背中に手をやり、優しく布団に倒す。
「広君、優しい……」
「そう?」
なんだか笑ってしまうな。
彼女の大きな胸が動かないように両手で掴み、乳首を舌で転がす。
「あっ!」
やはり乳首はかなりの弱点のようだ。
しばらく胸を揉みながら乳首を舌で楽しむ。
はあ……甘くておいしい。
乳首を楽しんだあとは大本命。彼女のオマ●コが待っている。
胸から太ももへゆっくりと彼女の身体をヘビのように下ろしていく。
「少し、くすぐったい」
笑う彼女に「ごめんね」と俺自身も笑う。
股間にたどり着くと驚いた。
びっしょびっしょやがな! 俺氏やることなし!
とりあえず、体験したいので、オマ●コさんの中に指を入れて見た。
暖かい。今まで感じてきた何よりも暖かくて気持ちいい。
指でこんなに気持ちいいんだ。ムスコを入れたときにゃ、半端ないだろうな。
えーと、確かこのまま指をアルファベッドのGの形になるまで入れてグッチョグッチョにすりゃいいんだよな?
指を入れてグリグリしだすとあすかちゃんの顔が激しく歪んだ。
「ご、ごめん。それ痛い……」
「そ、そうなの? ごめんね」
気を取り直して、そろそろいただきますか。
彼女の足を広げると、いざ挿入とはならなかった。
ヤベッ! コンドームの問題が解決してない。
「どうしたの?」
「いや……そのコンドームが……」
するとあすかちゃんが起き上がり、「ここにあったよ」とティッシュの隣りにあった3つあるコンドームを指さした。明かりのボタンをいじっているときに気がついたらしい。
「ありがとう」
かっこ悪りぃ。
そしてコンドームの袋を開け、我が息子につけようとしたのだが、ゴム装着が未体験のため、使い方がどうもわからない。
まあ適当にやってみるか。
考えてたせいで、ムスコがなえてしまった。
「ご、ごめん……ちょっと待ってて」
背を向け、ムスコを力いっぱいしごく。が、緊張しているせいか、ふにゃふにゃのままだ。
「大丈夫?」
こんな格好悪いところはあすかちゃんには見せたくない。早く立つんだ我がムスコよ。
だが一向に立たない。
俺がため息をつくと、あすかちゃんが俺の背中に身を寄せた。今度は生で感じるおっぱいだ。やはり柔らかくて気持ちいい。
「焦らなくていいよ。ゆっくりしよ」
なんていい子なんだ。その言葉で俺のムスコはむくむくと元気を取り戻した。
「ありがとう。あすかちゃん」
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
島流しされた役立たず王女は前世の知識で無双する〜海の恵みでぼろ儲け、第二の人生を始めます〜
●やきいもほくほく●
恋愛
──目が覚めると海の上だった!?
「メイジー・ド・シールカイズ、あなたを国外に追放するわ!」
長年、虐げられてきた『役立たず王女』メイジーは異母姉妹であるジャシンスに嵌められて島流しにされている最中に前世の記憶を取り戻す。
前世でも家族に裏切られて死んだメイジーは諦めて死のうとするものの、最後まで足掻こうと決意する。
奮起したメイジーはなりふり構わず生き残るために行動をする。
そして……メイジーが辿り着いた島にいたのは島民に神様と祀られるガブリエーレだった。
この出会いがメイジーの運命を大きく変える!?
言葉が通じないため食われそうになり、生け贄にされそうになり、海に流されそうになり、死にかけながらもサバイバル生活を開始する。
ガブリエーレの世話をしつつ、メイジーは〝あるもの〟を見つけて成り上がりを決意。
ガブリエーレに振り回されつつ、彼の〝本来の姿〟を知ったメイジーは──。
これは気弱で争いに負けた王女が逞しく島で生き抜き、神様と運を味方につけて無双する爽快ストーリー!
【1月19日完結】貴方の傍に幸せがないのなら
なか
恋愛
「みすぼらしいな……」
戦地に向かった騎士でもある夫––ルーベル。
彼の帰りを待ち続けた私––ナディアだが、帰還した彼が発した言葉はその一言だった。
彼を支えるために、寝る間も惜しんで働き続けた三年。
望むままに支援金を送って、自らの生活さえ切り崩してでも支えてきたのは……また彼に会うためだったのに。
なのに、なのに貴方は……私を遠ざけるだけではなく。
妻帯者でありながら、この王国の姫と逢瀬を交わし、彼女を愛していた。
そこにはもう、私の居場所はない。
なら、それならば。
貴方の傍に幸せがないのなら、私の選択はただ一つだ。
◇◇◇◇◇◇
設定ゆるめです。
よろしければ、読んでくださると嬉しいです。
弱者男性は幸せになれるのか!? 一発逆転を夢見た末路の物語
幻霧雲開
経済・企業
正田 誠は氷河期時代の40歳弱者男性である。
正田は人生につまづき盛大に転んで気が付けば40歳になっていた。
もう何もかも取り返しがつかない気がする。
でも生きている限りは幸せになりたい。
そう思い正田は結婚を目標に生きていくのである。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ご期待に沿えず、誠に申し訳ございません
野村にれ
恋愛
人としての限界に達していたヨルレアンは、
婚約者であるエルドール第二王子殿下に理不尽とも思える注意を受け、
話の流れから婚約を解消という話にまでなった。
ヨルレアンは自分の立場のために頑張っていたが、
絶対に婚約を解消しようと拳を上げる。
異世界日帰りごはん【料理で王国の胃袋を掴みます!】
ちっき
ファンタジー
異世界に行った所で政治改革やら出来るわけでもなくチートも俺TUEEEE!も無く暇な時に異世界ぷらぷら遊びに行く日常にちょっとだけ楽しみが増える程度のスパイスを振りかけて。そんな気分でおでかけしてるのに王国でドタパタと、スパイスってそれ何万スコヴィルですか!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】あなたから、言われるくらいなら。
たまこ
恋愛
侯爵令嬢アマンダの婚約者ジェレミーは、三か月前編入してきた平民出身のクララとばかり逢瀬を重ねている。アマンダはいつ婚約破棄を言い渡されるのか、恐々していたが、ジェレミーから言われた言葉とは……。
2023.4.25
HOTランキング36位/24hランキング30位
ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる