上 下
225 / 1,295
2022/2

2/23 その2

しおりを挟む

 夕方。
 メンタル、無。
 怒り、悲しみ、喜び、全てがOFFッてる。
 鬱の極限かも?

 昔、奥さんとの恋愛を相手側に猛反対されて、そんで、当時の奥さんは言い方悪くすれば、洗脳されていて……。
 僕と恋愛する余裕がなかった。
 鬼のように叱られて、監視されて、コントロールされていて、僕と電話やメールすることすら、制限された。
 うちも機能不全だけど、奥さんは僕の家以上に自由がなかった。
 だから、コソコソ会うのもまあ苦労する。

 んで、会えなくて、拒絶されて、僕は常にガラケーを暗闇のベットの中で、じーっと見つめていた。
 待っていたというのが正しい。
 今みたいにWIFIなんてない時代。
 パケット通信代がバカみたいに高い。
 メールの送受信だけで、毎月1万円は言っていた。

 気をつけても、それぐらい持ってかれる。
 だけども、僕は『メールの確認、送受信』を繰り返す。
 今の若い方にはわからないと思うけど、ガラケー時代は、けっこう通信がボロクソで、確認ボタンを押すと、メールが入ってくることがよくあった。
 だから、何回も繰り返す。
 でも、結果は0通。

 うつが酷くて、バイトも続かず、無職のまま、貯金を崩してまで、妻との連絡を取った。
 これが唯一の生命線だと。

 だが、一向にメールも電話も来ない。
 明らかに、相手の親からの圧力だと感じた。

 今、思えば、僕が少し身を引いて、外で楽しいことをしていれば、妻もしっかりこっちを振り向いてくれたかもしれない。
 まあ、うつだから、無理なんだけど。

 それが毎日、何カ月も続いたから、ついに僕は壊れた。
 妻と連絡が取れなくて、たまに来る連絡は、相手の親からの指示、要は「僕に対する愚痴、文句」ってレベルじゃないんだけど。
 ポカーンとして、当時、発売したばかりのゲーム、ドラクエ8をなけなしの金で購入。

 僕もこのゲームシリーズは大好きだから、やってれば、ちっとは嫌なこと忘れられるだろうと。
 だが、いざやってみると、無。
 なにも面白く感じない。
 プレイしていると、涙が出る。胸が痛い。吐き気。過呼吸。

 その後、当時の医師に会いに行くと、「君は今死に近い」「だから入院しないとダメ」と閉鎖病棟にブチこまれた。

 まあ閉鎖病棟に入れられても悪循環するだけ。
 刑務所から出てきた人が、なんでかわからないけど、話し方が遅くなるとか、呂律がまわらないとか……。
 僕も閉鎖病棟から出てくると、そんな感じになった。
 目つきが鋭くなって、家族に怖いと言われ、喋り方がおかしいと指摘された。

 意味なんてなかったんじゃないか? 僕にはと思う。

 なんだか、急にフラバッて書いちゃいました。
 ごめんなさい。

 ではまた!
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

お菓子な物語~sweets story~

みのる
エッセイ・ノンフィクション
読み進めるとなんだか食べたくなる(?) お菓子にまつわるstory。 さぁ!オヤツの時間ですよ? (※作品では仮名を使用しております)

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

処理中です...