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第二十章 夜の大運動会
下着でその人の家柄がわかる
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宗像先生の無茶な提案により、俺たちは急遽、全日制コースの三ツ橋生徒が使用している体操服を無断で借りることになった。
「よぉし。みんな体操服はちゃんとゲットできたな」
教室を見渡し、満足するアホ教師。
ていうか、ゲットじゃなくてパクッてんだろ。
「じゃあ、今から体操服に着替えてグラウンドに集合な!」
ん? グラウンド?
確か通信制コースの一ツ橋高校は、グラウンドの使用が許可されなかった話を聞いたことがある。
「宗像先生。武道館じゃないんですか?」
手をあげて質問する。
「武道館? 使えないぞ。あそこは今の時間は閉鎖中だ。いつもグラウンドは部活しているガキたちが邪魔でよ。昼間使えないから夕方に運動会するんだろうが」
なんかまるで俺がバカみたいな扱いされている。
その証拠にやれやれと肩をすくめて、深くため息を吐く。
武道館が使えないとなると、更衣室はどうするんだ?
地下にある更衣室で、前は着替えたのだが。
再度、俺が質問をする。
「先生~! じゃあ、着替えはどこでしたらいいんすか?」
「あぁ? この教室でやればいいだろ」
キョトンした顔で悪びれることもなく、言う。
ウッソ~!
小学生たちの体育じゃないんですよ、先生。
もう出るとこ出てるし、モジャモジャなんだから……。
宗像先生の発言にざわつく生徒たち。特に女子。
「信じられな~い! 男子に見られるのイヤ!」
「ひどい、宗像先生ったら……お嫁にいけなくなるよ」
「私は…見られる方が好き、かな?」
かなじゃねぇ!
誰だ、変態を入学させたやつは……。
盛大にブーイングが起きる。
それを見た宗像先生は教壇をバンッ! と叩きつける。
「やかましいわっ! お前らみたいな、ちんちくりんの裸なんて誰も見るか! 先生だって毎日、事務所で着替えているんだぞ! たまに三ツ橋高校の校長に見られるがなんとも思わん!」
それはそれで、羞恥心がぶっ壊れているのでは?
ふと、隣りにいたミハイルに目をやる。
彼は頬を赤くして、うつむいていた。
そして何やらボソボソと呟いている。
「タクト以外に見られるのはイヤだなぁ……」
そう言って、小さな胸に手を当てる。
俺はドキッとしてしまった。
ミハイルとアンナが被って見えたからだ。
守らないと!
そう本能的に思った俺は、再度、挙手する。
「宗像先生! 隣りの教室とこの教室で、男女分けて着替えたらどうですか?」
俺がそう言うと、女子たちが歓声をあげる。
「それいい!」
「名案!」
「チッ、せっかく露出できるチャンスだったのに」
最後の人、退学してください。
宗像先生は若干、不機嫌そうだが、女子たちの反応を見て、渋々頷いた。
「わかったわかった! なら、そうしろ! 先生は先にグラウンドで待っているからな」
そう言うとどこか悔しげな顔をして、去っていった。
去り際、後ろ姿を確認すると、未だにはみパンしていた。
吐き気を感じ、口に手をやる俺妊婦。
「ウォエッ!」
えづくと、ミハイルが背中をさすってくれた。
「大丈夫か、タクト? なんか悪いもんでも食べたのか?」
非常に悪いモノを見て、吐きそうです。
「も、問題ない……」
宗像先生がどうにか、俺の提案をのんでくれたので、女子たちは安心して隣りの教室に移動する。
残ったのはむさ苦しい男子たち。
ハゲの千鳥 力は既に上半身素っ裸だ。
鍛え上げられた筋肉を披露する。
「フンッ!」
誰も見てないのが、いたたまれない。
女子たちが教室から全員出ていくのを確認し終えると、俺も服を脱ぐ。
まずはズボンから手にかけた。
すると隣りにいたミハイルが甲高い声で悲鳴をあげる。
「イヤァッ!」
一瞬、アンナがいるのかと思った。
「ん? どうした、ミハイル?」
何を思ったのか、彼は目を両手で隠し、頬を赤くしている。
いないいないばあっ! がしたいのかな?
「タ、タクト! なんで脱ぐんだよ!」
「なんでってそりゃ着替えるからだろう……」
「あ、そうだったな…アハハ、オレ、何を勘違いしてたんだろ」
笑ってごまかす女装癖の少年。
きっとあれだな、アンナモードが抜けてないんだろう。
思わず女子の反応をしてしまったに違いない。
「じゃあオレも着替えよっと」
そう言って、ミハイルは机の上に体操服を出す。
もちろん、女子のブルマもだ。
名前が入れてあったから見ちゃったけど、『雲母 くらら』
どっちが苗字で名前かわからない。
俺はささっと着替えを済ます。
久しぶりに真っ白な体操服を着用した。
おまけに赤白帽つきだ。
こんなの小学生以来。なんか懐かしく感じるぜ。
隣りを見ると、ミハイルが「うーん」とタンクトップの上から体操服を着ようとしていた。
チッ、脱がないのか!
なんか残念だし、憤りを感じる。
上着を着ると、次に彼が手を出したのは紺色のパンツ型ブルマ。
思わず生唾を飲み込む。
つ、ついにそれを履くのか……。
ショートパンツのボタンを外し、チャックをスルスルと下ろす。
横から見ている俺からすれば、何という背徳感。
彼は男だというのに、まるで女の子がお着換えしているところをタダ見しちゃっている気がする。
息を潜み、その姿を己が眼に焼きつける。
「よいしょっと……」
頬を赤くしてショートパンツを太ももから下ろす。
その瞬間、俺は目を疑った。
なぜならば、男の彼からしたら見慣れぬ色が出現したからだ。
淡いピンク色のパンツ……いや、この場合パンティーが正式名称だ。
幼い女児に大人気のアニメ『ボリキュア』がプリントされた下着。
それ、この前、アンナの時に買ったやつだろ!
マジで履いてたんかい!
俺は絶句していた。
まさか、本当に普段から使っていたとは……。
もうこいつ女装のしすぎで、男装時と区別できなくなったのでは? と心配になる。
俺はそのボリキュアちゃんに、しばらく釘付けだった。
すると誰かが背後から頭を叩く。
「いってぇ!」
「なーに、ミーシャのことばっか見てるん? オタッキー」
振り返ると、なぜかそこには、ここにいるべきでない女性が。
ヒョウ柄のブラジャーとパンティー、上下丸出しで俺に注意する。
「花鶴!? なんで女子のお前がここにいるんだよ!」
「は? だって移動するんのもめんどいじゃん」
「もういいから下着を隠せよ!」
「別にいいじゃん♪ あーしたちダチじゃんか♪」
そう言って、なぜか俺に肩を組んでくる。
自然と彼女の柔らかい胸が、頬にプニプニとくっついてくる。
「うっ、ぐるしい……」
「ほれほれ~ ダチなんだからかたい事を言わずに仲良く着替えるっしょ~♪」
ここはストリップ劇場でしょうか?
僕は踊り子さんにチップを渡した覚えはありませんけど。
花鶴 ここあは驚く俺を見て、ゲラゲラ笑う。
「ハッハハ、あーしにブルマはかせてよ。オタッキー♪」
ここはそういうお店じゃありません!
「こ、断る!」
キモいから。
花鶴は俺にアームロックをかけて逃げられないようにする。
「まだ言うか! ダチならブルマはかせよ~ん♪」
「うぐぐ……」
こいつ、女だっていうのになんて馬鹿力なんだ。
ミハイルに引けを取らない腕力だ。
さすが伝説のヤンキーの一人か。
花鶴に腕で締められ、俺は足をバタバタさせながら、もがきくるしむ。
するとそれに気がついた男子たちが、騒ぎ出す。
「あ、ブラジャー!」
「お、パンティー!」
「パシャパシャッ!」
いや、最後のやつ盗撮魔だろ。
しかも全員、身体しか見ていない。
「オイ! ここあ! なにやってんだよ! 女子は隣の教室だゾ!」
と顔を真っ赤にして怒鳴る彼こそ、この教室に似合わぬ格好だ。
白い体操服に、紺色のブルマ。
小さな桃のような尻にフィットしたパンツ……じゃなかった。あくまでもブルマ。
太ももに食い込み、股間が少し膨らんでいる。
うん、これでようやく確認できたよ。
彼が男の子だってね!
両腕を腰に当て、花鶴に注意する。
「タクトから離れろ!」
真面目に赤い帽子をかぶって、ゴム紐まであごにかけている。
なんか、小学生時代の体育時間に戻ったみたい。
男子がふざけていると、怒ってくれる委員長タイプの女子。
ただし、股間が若干、膨らんでいる子なんだけど。
「ハァ? 別によくね? あーしらダチじゃん」
「タクトはオレのマブダチなんだよ! とにかく女のここあは、この教室から出ていけ!」
ミハイル委員長はそう言うと、花鶴さんを俺から力づくで引きはがす。
そして、まだ着替えを終えていない彼女を教室から廊下へと叩きだした。
「男子以外はこの教室使用禁止だゾ!」
そう吐き捨てると、体操服を廊下に投げ捨て、ピシャンと教室の扉を閉めた。
俺を見てニッコリ笑う。
「タクト! このたいそーふく、動きやすいよ☆」
だろうね。そういう設計なんだから。
ただ、それって女の子のブルマなんだけど。
わかってて、やってないよね?
「よぉし。みんな体操服はちゃんとゲットできたな」
教室を見渡し、満足するアホ教師。
ていうか、ゲットじゃなくてパクッてんだろ。
「じゃあ、今から体操服に着替えてグラウンドに集合な!」
ん? グラウンド?
確か通信制コースの一ツ橋高校は、グラウンドの使用が許可されなかった話を聞いたことがある。
「宗像先生。武道館じゃないんですか?」
手をあげて質問する。
「武道館? 使えないぞ。あそこは今の時間は閉鎖中だ。いつもグラウンドは部活しているガキたちが邪魔でよ。昼間使えないから夕方に運動会するんだろうが」
なんかまるで俺がバカみたいな扱いされている。
その証拠にやれやれと肩をすくめて、深くため息を吐く。
武道館が使えないとなると、更衣室はどうするんだ?
地下にある更衣室で、前は着替えたのだが。
再度、俺が質問をする。
「先生~! じゃあ、着替えはどこでしたらいいんすか?」
「あぁ? この教室でやればいいだろ」
キョトンした顔で悪びれることもなく、言う。
ウッソ~!
小学生たちの体育じゃないんですよ、先生。
もう出るとこ出てるし、モジャモジャなんだから……。
宗像先生の発言にざわつく生徒たち。特に女子。
「信じられな~い! 男子に見られるのイヤ!」
「ひどい、宗像先生ったら……お嫁にいけなくなるよ」
「私は…見られる方が好き、かな?」
かなじゃねぇ!
誰だ、変態を入学させたやつは……。
盛大にブーイングが起きる。
それを見た宗像先生は教壇をバンッ! と叩きつける。
「やかましいわっ! お前らみたいな、ちんちくりんの裸なんて誰も見るか! 先生だって毎日、事務所で着替えているんだぞ! たまに三ツ橋高校の校長に見られるがなんとも思わん!」
それはそれで、羞恥心がぶっ壊れているのでは?
ふと、隣りにいたミハイルに目をやる。
彼は頬を赤くして、うつむいていた。
そして何やらボソボソと呟いている。
「タクト以外に見られるのはイヤだなぁ……」
そう言って、小さな胸に手を当てる。
俺はドキッとしてしまった。
ミハイルとアンナが被って見えたからだ。
守らないと!
そう本能的に思った俺は、再度、挙手する。
「宗像先生! 隣りの教室とこの教室で、男女分けて着替えたらどうですか?」
俺がそう言うと、女子たちが歓声をあげる。
「それいい!」
「名案!」
「チッ、せっかく露出できるチャンスだったのに」
最後の人、退学してください。
宗像先生は若干、不機嫌そうだが、女子たちの反応を見て、渋々頷いた。
「わかったわかった! なら、そうしろ! 先生は先にグラウンドで待っているからな」
そう言うとどこか悔しげな顔をして、去っていった。
去り際、後ろ姿を確認すると、未だにはみパンしていた。
吐き気を感じ、口に手をやる俺妊婦。
「ウォエッ!」
えづくと、ミハイルが背中をさすってくれた。
「大丈夫か、タクト? なんか悪いもんでも食べたのか?」
非常に悪いモノを見て、吐きそうです。
「も、問題ない……」
宗像先生がどうにか、俺の提案をのんでくれたので、女子たちは安心して隣りの教室に移動する。
残ったのはむさ苦しい男子たち。
ハゲの千鳥 力は既に上半身素っ裸だ。
鍛え上げられた筋肉を披露する。
「フンッ!」
誰も見てないのが、いたたまれない。
女子たちが教室から全員出ていくのを確認し終えると、俺も服を脱ぐ。
まずはズボンから手にかけた。
すると隣りにいたミハイルが甲高い声で悲鳴をあげる。
「イヤァッ!」
一瞬、アンナがいるのかと思った。
「ん? どうした、ミハイル?」
何を思ったのか、彼は目を両手で隠し、頬を赤くしている。
いないいないばあっ! がしたいのかな?
「タ、タクト! なんで脱ぐんだよ!」
「なんでってそりゃ着替えるからだろう……」
「あ、そうだったな…アハハ、オレ、何を勘違いしてたんだろ」
笑ってごまかす女装癖の少年。
きっとあれだな、アンナモードが抜けてないんだろう。
思わず女子の反応をしてしまったに違いない。
「じゃあオレも着替えよっと」
そう言って、ミハイルは机の上に体操服を出す。
もちろん、女子のブルマもだ。
名前が入れてあったから見ちゃったけど、『雲母 くらら』
どっちが苗字で名前かわからない。
俺はささっと着替えを済ます。
久しぶりに真っ白な体操服を着用した。
おまけに赤白帽つきだ。
こんなの小学生以来。なんか懐かしく感じるぜ。
隣りを見ると、ミハイルが「うーん」とタンクトップの上から体操服を着ようとしていた。
チッ、脱がないのか!
なんか残念だし、憤りを感じる。
上着を着ると、次に彼が手を出したのは紺色のパンツ型ブルマ。
思わず生唾を飲み込む。
つ、ついにそれを履くのか……。
ショートパンツのボタンを外し、チャックをスルスルと下ろす。
横から見ている俺からすれば、何という背徳感。
彼は男だというのに、まるで女の子がお着換えしているところをタダ見しちゃっている気がする。
息を潜み、その姿を己が眼に焼きつける。
「よいしょっと……」
頬を赤くしてショートパンツを太ももから下ろす。
その瞬間、俺は目を疑った。
なぜならば、男の彼からしたら見慣れぬ色が出現したからだ。
淡いピンク色のパンツ……いや、この場合パンティーが正式名称だ。
幼い女児に大人気のアニメ『ボリキュア』がプリントされた下着。
それ、この前、アンナの時に買ったやつだろ!
マジで履いてたんかい!
俺は絶句していた。
まさか、本当に普段から使っていたとは……。
もうこいつ女装のしすぎで、男装時と区別できなくなったのでは? と心配になる。
俺はそのボリキュアちゃんに、しばらく釘付けだった。
すると誰かが背後から頭を叩く。
「いってぇ!」
「なーに、ミーシャのことばっか見てるん? オタッキー」
振り返ると、なぜかそこには、ここにいるべきでない女性が。
ヒョウ柄のブラジャーとパンティー、上下丸出しで俺に注意する。
「花鶴!? なんで女子のお前がここにいるんだよ!」
「は? だって移動するんのもめんどいじゃん」
「もういいから下着を隠せよ!」
「別にいいじゃん♪ あーしたちダチじゃんか♪」
そう言って、なぜか俺に肩を組んでくる。
自然と彼女の柔らかい胸が、頬にプニプニとくっついてくる。
「うっ、ぐるしい……」
「ほれほれ~ ダチなんだからかたい事を言わずに仲良く着替えるっしょ~♪」
ここはストリップ劇場でしょうか?
僕は踊り子さんにチップを渡した覚えはありませんけど。
花鶴 ここあは驚く俺を見て、ゲラゲラ笑う。
「ハッハハ、あーしにブルマはかせてよ。オタッキー♪」
ここはそういうお店じゃありません!
「こ、断る!」
キモいから。
花鶴は俺にアームロックをかけて逃げられないようにする。
「まだ言うか! ダチならブルマはかせよ~ん♪」
「うぐぐ……」
こいつ、女だっていうのになんて馬鹿力なんだ。
ミハイルに引けを取らない腕力だ。
さすが伝説のヤンキーの一人か。
花鶴に腕で締められ、俺は足をバタバタさせながら、もがきくるしむ。
するとそれに気がついた男子たちが、騒ぎ出す。
「あ、ブラジャー!」
「お、パンティー!」
「パシャパシャッ!」
いや、最後のやつ盗撮魔だろ。
しかも全員、身体しか見ていない。
「オイ! ここあ! なにやってんだよ! 女子は隣の教室だゾ!」
と顔を真っ赤にして怒鳴る彼こそ、この教室に似合わぬ格好だ。
白い体操服に、紺色のブルマ。
小さな桃のような尻にフィットしたパンツ……じゃなかった。あくまでもブルマ。
太ももに食い込み、股間が少し膨らんでいる。
うん、これでようやく確認できたよ。
彼が男の子だってね!
両腕を腰に当て、花鶴に注意する。
「タクトから離れろ!」
真面目に赤い帽子をかぶって、ゴム紐まであごにかけている。
なんか、小学生時代の体育時間に戻ったみたい。
男子がふざけていると、怒ってくれる委員長タイプの女子。
ただし、股間が若干、膨らんでいる子なんだけど。
「ハァ? 別によくね? あーしらダチじゃん」
「タクトはオレのマブダチなんだよ! とにかく女のここあは、この教室から出ていけ!」
ミハイル委員長はそう言うと、花鶴さんを俺から力づくで引きはがす。
そして、まだ着替えを終えていない彼女を教室から廊下へと叩きだした。
「男子以外はこの教室使用禁止だゾ!」
そう吐き捨てると、体操服を廊下に投げ捨て、ピシャンと教室の扉を閉めた。
俺を見てニッコリ笑う。
「タクト! このたいそーふく、動きやすいよ☆」
だろうね。そういう設計なんだから。
ただ、それって女の子のブルマなんだけど。
わかってて、やってないよね?
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