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第十四章 アフタースクール
マットレスだけで充分
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俺たちは食堂の重たいテーブルをみんなで壁に寄せた。
スペースを確保して後、宗像先生が用意したきったねぇ体育マットを床に広げる。
正直、毎日掃除されてそうなフローリングの方がキレイに感じる。
だが、床に寝るのも肩や腰を痛めそうだし、我慢しよう。
「あの、先生」
宗像先生の方を見ると食堂のカウンターで立ち飲みしていた。
ミハイルが作ったタンドリーチキンをうまそうに頬張る。
「うめっうめっ……」
泣きながら食してらっしゃる。
よっぽど普段から貧しい食事を摂取しているようだ。
ハイボールを一気飲みすると俺に気がついた。
「どうした? 新宮」
「いや、枕とかないんですか?」
俺の質問に宗像先生は顔をしかめた。
「あ? 枕だぁ? 私なんか毎日事務所のソファーで寝ているんだぞ? そんな高価なものはお前らには必要ない!」
枕うんぬんの前にお前の家がないことに驚きだよ。
事務所を自宅にするな!
「じゃあどうしたら……」
「カバンとかリュックサックでも使ったらどうだ? 私は毎日教科書を束ねて枕にしているぞ」
お前はそれでも教師か!
「わ、わかりました……」
聞いた俺がバカだった。
肩を落として、自分の寝るマットを探す。
するとミハイルが俺の左腕を掴む。
「タクト☆ 一緒に寝ようぜ」
グリーンアイズをキラキラと輝かせて、迫る可愛い子。
夜這いOKってことすか?
「ああ、かまわんけど」
こいつとは自宅でも一緒に寝たことあるしな。
「ズルい! 私もいれてください」
そこへ茶々を入れるのは赤坂 ひなた。
着替えがないのか、未だに体操服姿にブルマだ。
「いや、ひなた。お前は一ツ橋の生徒じゃないし、酔いも冷めただろ? 家に帰ったらどうだ?」
「はぁ? 嫌ですよ! 私だって同じ学園の仲間ですよ! 私も一緒に寝かせてください。心細いんです……」
確かに一人だけ全日制コースの生徒だからな。
寂しいんだろう。
「だが、ひなたは女子だろ? 一緒には寝れないよ」
寝たいけどね。
「ええ……前に寝たことあるくせに」
口をとんがらせる。
誤解を生むような発言はやめてください。
その言葉を見逃すことはないミハイルさん。
「ダメダメ! ひなたはここあかほのかと寝ろよ! それにタクトとラブホで寝たのは偶然だろ」
おい、お前が失言してどうするんだ。
「え……なんでミハイルくんがあのこと知っているの?」
顔を真っ赤にして、動揺するひなた。
そりゃそうだ、あのラブホ事件を知っているのは俺とひなた、福間。それにアンナぐらいだ。
あくまで女装中のアンナちゃんだぜ。
ごっちゃになってるよ、ミハイルくん。
「え、だって……あ!?」
思い出したかのように、口に手を当てて隠すミハイル。
だがもう遅い。
ラブホという言葉に何人かの生徒たちが耳を立てていた。
「オタッキー、この子とヤッたの?」
花鶴 ここあがなんとも下品なことを聞いてくる。
「ヤッてねーよ」
「そうなん? じゃあラブホで断られた的な?」
「あれは事故だ……説明が面倒だ。とりあえず、ただ入っただけだよ」
事実だし。
「ふーん、ひなたんだっけ? マジでヤッてないの?」
勝手にあだ名つけてるよ、この人。
話を振られて、顔を真っ赤にする赤坂 ひなた。
「し、してないかな……」
なんで疑問形?
やめてよ、あなたとはそういう関係じゃないでしょ。
「なんかスッキリしなーい。ラブホ入ってさ、ヤラないカップルとかいんの?」
いるだろう、口説くのに失敗した人とか。
「カップルだなんて…私と新宮センパイはまだそんな仲じゃ……」
おいおい、やめてよ。勝手に盛り上がるのは。
「ここあ! タクトとひなたはただの知人。ダチでもないの!」
ブチギレるミハイル。
ダチ認定は俺が決めるんで、あなたにはそんな権利ないっすよ。
「そうなん? ひなたんはどうなん? タクトとワンチャンありそうなん?」
それってどっちにチャンスがあるんですか?
「えっと、私は新宮センパイのこと、前から尊敬できる人だって思ってます」
モジモジしだす赤坂 ひなた。
「へぇ、てことはヤッてもいい男ってことっしょ」
こいつはヤるかヤラないかでしか、関係を築くことができないのか?
「もうやめろよ、ここあ! タクトが困っているだろ!」
おともだちの床をダンダンっと踏みつけるミハイル。
「別によくね? オタッキーは他にヤリたい女でもいるん?」
あの、そこは『好きな人』とかで良くないっすか。
言われて回答に困った。
「そ、それは……」
俺が口ごもっていると、ミハイルとひなたが左右から詰め寄る。
「いるよな! タクト!」
「そんなビッチがいるんですか? センパイ!」
ちょっと待てい。ミハイルはヤるって意味わかってないだろ。
それからひなたはアンナに謝れ。
俺たち4人で恋愛トークならぬヤリトークで盛り上がっていると、宗像先生がやってきて、「やかましい」と全員の頭をブッ叩いた。
「いって」
「キャッ」
相変わらず可愛い声だミハイル。
「ゲフン」
「ってぇ」
女子陣は可愛げもない。
「なーにをヤるだヤラないだってピーチクパーチク言っているんだ! 学生の本分は勉学だろ!」
教科書を枕にしているようなあなたには絶対に言われたくない。
「さっさと寝ろ!」
「それなんすけど、赤坂 ひなたが俺と一緒に寝たいって言うんです。さすがにまずくないですか?」
俺がそう言うと宗像先生は鼻で笑った。
「いいじゃないか、ガキ同士仲良く寝ちまえ。間違いはおこらんよ。私が見ているしな」
そう言う問題ですか?
「やったぁ!」
ジャンプして喜ぶひなた。
「んならあーしも一緒に寝るべ」
どビッチのギャルがログイン。
「なんでここあまで……」
涙目で悔しがるミハイル。
結局、花鶴 ここあ、赤坂ひなた、俺、ミハイルの順に一つの体育マットで寝ることになった。
「タクト、もっとこっちに寄れよ」
「ちょっと! センパイが狭くなるでしょ?」
「いいんだよ、タクトがひなたに変な気起こしたら教育上良くないだろ」
「別になにもしないわよ。ミハイルくんってなんでそんなに新宮センパイにこだわるの? なんかお母さんみたい」
だってお母さんだもの。家事ができる高スペックママ。
「オ、オレは……ただアンナのためにタクトを守っているんだ」
「え? アンナちゃんの知り合いなの?」
口論が続いているが、俺は沈黙を貫く。
なぜならば、左右からミハイルとひなたに両腕をちぎれるぐらいの力で引っ張られているからだ。
マジいってーな。
花鶴 ここあはいびきをかいて寝てしまった。
腹をかきながら夢の中。スカートがめくれてパンツはモロだし。
「アンナはオレのいとこだよ」
「だからね、身内のために私とセンパイの仲を裂こうってわけ?」
「そんなんじゃないって……タクトとアンナは仕事で取材してるから…」
「私もセンパイと取材してるけど?」
あーうるせ、こいつら。さっさと寝ろよ。
「と、とにかくタクトはオレしかマブダチがいないの! だから今もこうやって優しくしてあげないとかわいそうだろ」
なにそれ、頼んでない。それに俺はそんなことじゃ寂しくならない。
むしろ、二人に抱き着かれて暑苦しい。
「それもそうね。なら二人でセンパイを優しくしてあげましょ。かわいそうだもの。一人で毎晩シクシク泣いているんだよね……」
納得すんなよ。
「じゃあ、おやすみ」
「うん、おやすみ」
そう言うと二人とも落ち着いたようで、寝息を立てながら眠りについた。
当の俺と言えば、目がギンギンだ。
なぜならば、左から微乳がプニプニ、右からは絶壁がグリグリ。
俺の性癖が絡み合っているのだから。
「ムニャムニャ、タクトぉ……」
「しぇんぱい……」
暗い食堂の中、俺は興奮して一向に眠ることができなかった。
なんだったら下半身が元気になりそうで困っていた。
そこへ足音が近づいてくる。
「新宮、自家発電なら便所に行ってこい。黙っておいてやる」
汚物を見るように見下す宗像先生だった。
スペースを確保して後、宗像先生が用意したきったねぇ体育マットを床に広げる。
正直、毎日掃除されてそうなフローリングの方がキレイに感じる。
だが、床に寝るのも肩や腰を痛めそうだし、我慢しよう。
「あの、先生」
宗像先生の方を見ると食堂のカウンターで立ち飲みしていた。
ミハイルが作ったタンドリーチキンをうまそうに頬張る。
「うめっうめっ……」
泣きながら食してらっしゃる。
よっぽど普段から貧しい食事を摂取しているようだ。
ハイボールを一気飲みすると俺に気がついた。
「どうした? 新宮」
「いや、枕とかないんですか?」
俺の質問に宗像先生は顔をしかめた。
「あ? 枕だぁ? 私なんか毎日事務所のソファーで寝ているんだぞ? そんな高価なものはお前らには必要ない!」
枕うんぬんの前にお前の家がないことに驚きだよ。
事務所を自宅にするな!
「じゃあどうしたら……」
「カバンとかリュックサックでも使ったらどうだ? 私は毎日教科書を束ねて枕にしているぞ」
お前はそれでも教師か!
「わ、わかりました……」
聞いた俺がバカだった。
肩を落として、自分の寝るマットを探す。
するとミハイルが俺の左腕を掴む。
「タクト☆ 一緒に寝ようぜ」
グリーンアイズをキラキラと輝かせて、迫る可愛い子。
夜這いOKってことすか?
「ああ、かまわんけど」
こいつとは自宅でも一緒に寝たことあるしな。
「ズルい! 私もいれてください」
そこへ茶々を入れるのは赤坂 ひなた。
着替えがないのか、未だに体操服姿にブルマだ。
「いや、ひなた。お前は一ツ橋の生徒じゃないし、酔いも冷めただろ? 家に帰ったらどうだ?」
「はぁ? 嫌ですよ! 私だって同じ学園の仲間ですよ! 私も一緒に寝かせてください。心細いんです……」
確かに一人だけ全日制コースの生徒だからな。
寂しいんだろう。
「だが、ひなたは女子だろ? 一緒には寝れないよ」
寝たいけどね。
「ええ……前に寝たことあるくせに」
口をとんがらせる。
誤解を生むような発言はやめてください。
その言葉を見逃すことはないミハイルさん。
「ダメダメ! ひなたはここあかほのかと寝ろよ! それにタクトとラブホで寝たのは偶然だろ」
おい、お前が失言してどうするんだ。
「え……なんでミハイルくんがあのこと知っているの?」
顔を真っ赤にして、動揺するひなた。
そりゃそうだ、あのラブホ事件を知っているのは俺とひなた、福間。それにアンナぐらいだ。
あくまで女装中のアンナちゃんだぜ。
ごっちゃになってるよ、ミハイルくん。
「え、だって……あ!?」
思い出したかのように、口に手を当てて隠すミハイル。
だがもう遅い。
ラブホという言葉に何人かの生徒たちが耳を立てていた。
「オタッキー、この子とヤッたの?」
花鶴 ここあがなんとも下品なことを聞いてくる。
「ヤッてねーよ」
「そうなん? じゃあラブホで断られた的な?」
「あれは事故だ……説明が面倒だ。とりあえず、ただ入っただけだよ」
事実だし。
「ふーん、ひなたんだっけ? マジでヤッてないの?」
勝手にあだ名つけてるよ、この人。
話を振られて、顔を真っ赤にする赤坂 ひなた。
「し、してないかな……」
なんで疑問形?
やめてよ、あなたとはそういう関係じゃないでしょ。
「なんかスッキリしなーい。ラブホ入ってさ、ヤラないカップルとかいんの?」
いるだろう、口説くのに失敗した人とか。
「カップルだなんて…私と新宮センパイはまだそんな仲じゃ……」
おいおい、やめてよ。勝手に盛り上がるのは。
「ここあ! タクトとひなたはただの知人。ダチでもないの!」
ブチギレるミハイル。
ダチ認定は俺が決めるんで、あなたにはそんな権利ないっすよ。
「そうなん? ひなたんはどうなん? タクトとワンチャンありそうなん?」
それってどっちにチャンスがあるんですか?
「えっと、私は新宮センパイのこと、前から尊敬できる人だって思ってます」
モジモジしだす赤坂 ひなた。
「へぇ、てことはヤッてもいい男ってことっしょ」
こいつはヤるかヤラないかでしか、関係を築くことができないのか?
「もうやめろよ、ここあ! タクトが困っているだろ!」
おともだちの床をダンダンっと踏みつけるミハイル。
「別によくね? オタッキーは他にヤリたい女でもいるん?」
あの、そこは『好きな人』とかで良くないっすか。
言われて回答に困った。
「そ、それは……」
俺が口ごもっていると、ミハイルとひなたが左右から詰め寄る。
「いるよな! タクト!」
「そんなビッチがいるんですか? センパイ!」
ちょっと待てい。ミハイルはヤるって意味わかってないだろ。
それからひなたはアンナに謝れ。
俺たち4人で恋愛トークならぬヤリトークで盛り上がっていると、宗像先生がやってきて、「やかましい」と全員の頭をブッ叩いた。
「いって」
「キャッ」
相変わらず可愛い声だミハイル。
「ゲフン」
「ってぇ」
女子陣は可愛げもない。
「なーにをヤるだヤラないだってピーチクパーチク言っているんだ! 学生の本分は勉学だろ!」
教科書を枕にしているようなあなたには絶対に言われたくない。
「さっさと寝ろ!」
「それなんすけど、赤坂 ひなたが俺と一緒に寝たいって言うんです。さすがにまずくないですか?」
俺がそう言うと宗像先生は鼻で笑った。
「いいじゃないか、ガキ同士仲良く寝ちまえ。間違いはおこらんよ。私が見ているしな」
そう言う問題ですか?
「やったぁ!」
ジャンプして喜ぶひなた。
「んならあーしも一緒に寝るべ」
どビッチのギャルがログイン。
「なんでここあまで……」
涙目で悔しがるミハイル。
結局、花鶴 ここあ、赤坂ひなた、俺、ミハイルの順に一つの体育マットで寝ることになった。
「タクト、もっとこっちに寄れよ」
「ちょっと! センパイが狭くなるでしょ?」
「いいんだよ、タクトがひなたに変な気起こしたら教育上良くないだろ」
「別になにもしないわよ。ミハイルくんってなんでそんなに新宮センパイにこだわるの? なんかお母さんみたい」
だってお母さんだもの。家事ができる高スペックママ。
「オ、オレは……ただアンナのためにタクトを守っているんだ」
「え? アンナちゃんの知り合いなの?」
口論が続いているが、俺は沈黙を貫く。
なぜならば、左右からミハイルとひなたに両腕をちぎれるぐらいの力で引っ張られているからだ。
マジいってーな。
花鶴 ここあはいびきをかいて寝てしまった。
腹をかきながら夢の中。スカートがめくれてパンツはモロだし。
「アンナはオレのいとこだよ」
「だからね、身内のために私とセンパイの仲を裂こうってわけ?」
「そんなんじゃないって……タクトとアンナは仕事で取材してるから…」
「私もセンパイと取材してるけど?」
あーうるせ、こいつら。さっさと寝ろよ。
「と、とにかくタクトはオレしかマブダチがいないの! だから今もこうやって優しくしてあげないとかわいそうだろ」
なにそれ、頼んでない。それに俺はそんなことじゃ寂しくならない。
むしろ、二人に抱き着かれて暑苦しい。
「それもそうね。なら二人でセンパイを優しくしてあげましょ。かわいそうだもの。一人で毎晩シクシク泣いているんだよね……」
納得すんなよ。
「じゃあ、おやすみ」
「うん、おやすみ」
そう言うと二人とも落ち着いたようで、寝息を立てながら眠りについた。
当の俺と言えば、目がギンギンだ。
なぜならば、左から微乳がプニプニ、右からは絶壁がグリグリ。
俺の性癖が絡み合っているのだから。
「ムニャムニャ、タクトぉ……」
「しぇんぱい……」
暗い食堂の中、俺は興奮して一向に眠ることができなかった。
なんだったら下半身が元気になりそうで困っていた。
そこへ足音が近づいてくる。
「新宮、自家発電なら便所に行ってこい。黙っておいてやる」
汚物を見るように見下す宗像先生だった。
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