5 / 13
動画撮影
しおりを挟むみなさんは、動画を撮影されたりしますか?
僕はビデオカメラで、子供の行事などを撮影するぐらいです。
一時期、子供がなりたい職業は「YouTuber」が1位でしたね。
今も人気なのかもしれませんが……。
動画撮影するにしても、色んなやり方があると思いますが。
ここでも、スマホを扱われる方が多くなりました。
軽いしポケットに入る。持ち運びやすいサイズですからね。
あと、最近はショート動画というものが流行っているようで。
繁華街を歩いていると、たまに手足をブンブン振って、一生懸命踊っている方を目にします。
ただ見ているこちら側には、音が伝わってこないので驚きますが……。
ある日、僕が繫華街のゲームセンターを歩いていた時のことです。
ふと、ベンチに肩を並べて座っている、二人の女子高生が目に入りました。
なぜかと言うと、そのファッションが奇抜だったからです。
たまに見るのですが、どう考えても本物の制服せいじゃないだろう……と思えるぐらい生地が薄い。
なんちゃってセーラー服を着ている子を見ます。
多分コスプレだと思うのですが。それに高校生にしては化粧もバッチリしているし。
(双子コーデというやつだろうか?)
そう思いながら、その二人の後ろを通り過ぎようとした瞬間でした。
女の子のひとりが自撮り棒を持ち上げ、スマホをこちらに向けました。
「いえ~い!」
「ぴ~すぅ!」
(いかん! 動画の撮影中みたいだ……このままでは、おっさんの僕が映りこんでしまう)
そこから、すぐさま離れようと思いましたが……。
この瞬間、僕は思った。
(いや、彼女たちは僕も一緒に撮影して。バズりたいのだろう)
今までの前科を考え、僕はその場で腕を組み、撮影が終わるのを待つ。
ただしっかりアピールだけはしておくべきだと思い、肘の上でピースしておいた。
”未来の息子”へ別れの挨拶をする、”王子さま”のように……。
「あれ? なんか知らないおじさんが映ってない?」
「うわっ……控えに言ってキモっ」
後日、身元が判明した僕は通報された。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
ひきこもり みそ子の日常
味噌村 幸太郎
エッセイ・ノンフィクション
キャッチコピー
「みそ子ちゃん(♂)の日記かも?」
おっす、オラみそ子(♂)ちゃん。19歳(+20)。2021年時点。
適当に書いてるだけだから期待しないでね!
あとうつっぽいから耐性のない人は、やめたほうがいいかも~
※大変申し訳ないのですが。
他サイトにて、コメント欄にてトラブルなどがあったので。
このブログにおいて。基本、頂いたコメントに、返信などは致しておりません。
作品に関しては、バシバシご指摘ツッコミなんでもOKです。
僕も喜んでご返事させていただきます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
カルバート
角田智史
エッセイ・ノンフィクション
連想させるのは地下を走る水。
あまり得るものはないかもしれません。
こんな人間がいる、こんな経験がある、それを知る事でまたあなた自身を振り返る、これからのあなたを考える、そのお手伝いが少しでもできればいいかなと思っています。
また時折出てくる対人間関係のアドラー、フロム、ニーチェに感化された僕の考え方が今後の皆様の生活の参考になる事があれば、幸いです。
もし最後まで、僕にお付き合いされる方がいらっしゃれば、心より感謝致します。


うつ病WEBライターの徒然なる日記
ラモン
エッセイ・ノンフィクション
うつ病になったWEBライターの私の、日々感じたことやその日の様子を徒然なるままに書いた日記のようなものです。
今まで短編で書いていましたが、どうせだし日記風に続けて書いてみようと思ってはじめました。
うつ病になった奴がどんなことを考えて生きているのか、興味がある方はちょっと覗いてみてください。
少しでも投稿インセンティブでお金を稼げればいいな、なんてことも考えていたり。
生きる 〜アルコール依存症と戦って〜
いしかわ もずく(ペンネーム)
エッセイ・ノンフィクション
皆より酒が強いと思っていた。最初はごく普通の酒豪だとしか思わなかった。
それがいつに間にか自分で自分をコントロールできないほどの酒浸りに陥ってしまい家族、仕事そして最後は自己破産。
残されたものはたったのひとつ。 命だけ。
アルコール依存専門病院に7回の入退院を繰り返しながら、底なし沼から社会復帰していった著者の12年にわたるセミ・ドキュメンタリー
現在、医療従事者として現役。2024年3月で還暦を迎える男の物語。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる