なんかよくわからんけどギフトもらって最強なった。〜100万人記念ギフトで無双した!?〜

グッチー

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はじまりの街編

第三話 「ギルド」

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俺たちの交渉が成立して3日ほどたったある日(ここの一日は現実で1時間程度である。つまり現実で言うと3時間ほどである。)

『なあユーマ。』

「どうした?クレイ。」

『いつまで狩り続けるんだ?もう俺レベル20になっちまったよ。』

「そうだな。ここらへんの敵じゃ相手にならないしレベル上がらなくなってきたよな。」

『そうだ!ギルド作ろうぜ!』

「ギルド?それならNPCが経営しているやつに入る方が...。」

『あほ!自分たち作ったギルドのほうが報酬高く付くんだぜ!?』

「まじか。」

『しかもNPCが一日に一件は必ず依頼に来るようになってる!』

「なら、」

『「作るか、ギルド!!」』

・・・・・・・・・・・・

「と入ったもののなー。」

『まさか土地から買うなんて...。』

そう。二人は一番近くもの街に来ていたが、ギルド建設の土地が見つからないのだ。

「くっそ~!」

「お困りかい?そこの若い坊主さんよ。」

そう言って話しかけてきてくれたのは40歳くらいの外見をした鍛冶屋のおやっさん(NPC)だ。

『あぁ。ギルドを建設したいんだが、そのための土地が見つからなくってな。』

「そんなことかー。」

『そんなことってなんだよ!?』

「ここを真っすぐ行って3番めの角を右に曲がったところにある土地が今ちょうど売り出されてるぜ。」

まじかよ!?NPCなんでも知ってんな?おい。

『ありがとな。おっさん!』

「いいってことよ!頑張ってなー!」

そう言って手を降ってくれるおやっさん。いい人だ。


・・・・・・・・



『ここか!!』

「そうっぽいな。」

『よし、ギルド建設の手続き済ませてくるぜ!土地の契約頼むわ!』

「あ、お、おい...」

足はええ。一瞬で消えちまった。

「この土地は向かいの不動産屋が売ってるのか。」

ガラッ

「すいませーん。」

メガネをかけた30歳くらいの男性が出てきた。

『はい。どういったご要件で?』

「向かいの土地を購入したいのですが。」

『用途は。』

「ギルド建設です。」

『おぉ!本当ですか!!うちの街にはギルドがなくって、大変だったんですよ!』

ものすごく嬉しそうな顔で俺の手を握ってくる男性(NPC)

「そうなんですね!」

『本当にギルドを立てるんですね?』

「はい!」

『じゃあ、お安くしましょう。この街のためです。』

「いいんですか!?」

『いいんですよ。』

「ありがとうございます!!!」

『えっと、向かいの土地でしたよね?お値段は、5000Gですが、特別に4000Gにしましょう!』

高っか!!(Gはこの世界のお金の単価であり、1G=1万ほどである。)

「これって、一括ですか...?」

『ローンも可能ですが。』

ほっ。

「じゃあローンでお願いします...。」

契約が終わり店を出る。

『ありがとうございましたー!!』

店を出ると外にクレイが待っていた。

「おっ、クレイ。どうだった?」

『認可降りたぜ!そっちは?』

「無事土地ゲットだぜ!ただ....」

『ただ...?』

「4000Gかかるんだと。」

『な、な、なんだそりゃー!』



__________________

 ~豆知識 この世界の通貨について~
   1G=1万
   1S=千
   0.1S=百
   十円以下はそもそもない。





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