忘れられない思い

yoyo

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プレゼント⑹

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  繋がっていた唇を離して、先生がやや困った顔をして口を開く。

「真野がそう言ってくれて、すごく嬉しいしオレもしたいけど、ごめん。何も準備してない……まさか真野からこんなこと言われると思ってなかったから……また仕切り直させて」


「あ、あの、これ……」

   徐におもむろ、カバンから紙袋を取り出し、中に入っていたローションとコンドームを机の上に置く。


「ボクも色々調べてみて……それに、さっきお風呂に入ったとき準備も……」


   先生は何も言わずに目を丸くして、ボクを見ている。


「あ、えっと……引いてます……か?」

「引くわけないだろ、ばかっ!」

   そう言うと、力強く抱きしめられる。

「今日1日これを持ち歩いていたのかと思ったら……もう歯止めがきかなくなるよ」






   ベットでは、ボクも先生も身につけているものはパンツだけで、今ボクは先生の腕と腕の間にいる。目の前には先生の顔があった。


   バクバクバク……


   先生と近いことはしてたけど、ベットでほぼ裸で、こんな状態は初めてで、さっきから心臓がうるさい。



「こわい?眉間にシワ寄ってる」
「え、や……緊張して……」


   先生は、笑いながらクリクリ眉間をほぐし、抱きしめて、そのまま横向きに寝転がりながら、唇に軽く何度もキスをする。それから、舌を絡ませて深い口づけをする。


「んっ……はぁっ……」

   ボクの口を塞いでいた唇は、首筋、胸へと下に下に降りていく。胸の突起を執拗に舐められて、体が反応して動いてしまう。


「ふふっ。気落ちいい?」
「ん……んん……わかん……ない」


   舐めながらも先生の手はどんどん下の方へと降りて、布一枚をきつく盛り上げてる部分に到達する。布越しからでも触れられると、また大きく体が反応して反ってしまう。


「んはっ……だめっ……んっ」

   更に、中まで侵入してきた手に包まれ、先を優しく擦る。



「気持ち良くない?」
「んっっ……出ちゃうっ……イっちゃうからっ」

「いいよ。イっちゃって」
「だめっ……んはっ……先生と一緒にイキたい……から」



   ボクは、強引に体を起こして先生と唇を重ねて、先生の隆起しているものに手を伸ばす。


「待って、真野。オレももう余裕ない……今触られたら我慢できない」
「ふふふっ……先生も余裕ないんですか」
「笑うなよ……」


   先生は、ちょっと苦笑いすると側に置いてあったローションに手を伸ばす。手の平に出して両手で揉み込む。キスをしながら、またボクをベットにうずめる。



「冷たかったら言って」

   手のひらで温めたローションが付いている指で出口付近をほぐして、ついに中にも入ってくる。


「んっ……」


   すごい異物感……何とも言えない感覚……



「大丈夫?痛くない?」
「んっ……だいじょ…うぶ」
「ここら辺かな……」


   先程より少し奥まで指が入ってくる感覚。


「んはっ……はっ……」

   何これ。先生が指を動かすと今まで感じたことない、何とも言えない感覚に襲われる。なんかもう何も考えられない。



「今、指2本入ってるよ。だいぶほぐれてきたかな」
「せんせ……もう……」
「初めてだから、もうちょっとほぐしておこう。じゃないと真野が辛いから」
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