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チャレンジしたきっかけ
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こんにちは、初めまして! 普段はBL小説などをコソコソ書いている素人作家たまむしと申します。昨年秋からKDP(Kindleダイレクト出版)に手を出しまして、三冊ほど本を出してみたので、今回はその事について備忘録的にエッセイを書いてみることにします!
ボチボチ更新になりますが、KDP出版に興味のある方の参考にして頂ければ幸いです!
KDPとは、自分の著作物を個人で電子書籍出版して、Amazonで売ることが出来るシステムです。詳しくは他の方が書いたブログや、色んな記事があるのでそちらを参考にして下さい。
私が書くのは、KDPにチャレンジした経緯や、遭遇したトラブルについてです。
売上やランキングについてはほとんど言及しませんので、その辺については期待しないで下さいね。
出版したKindle本は↓で確認できます!
https://www.amazon.co.jp/stores/%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%82%80%E3%81%97/author/B0CQBRQX6W
◆チャレンジしたきっかけ
私は、普段はここアルファポリスさんや、ムーンライトノベルズさん、Pixivさんなどで作品を発表しているのですが、長編は本にして形に残したいタイプです。
ですので、紙の本を出すことは最初から決めていたのですが、あるときふと「一次創作なら電子書籍を売って利益を出しても誰にも文句を言われないよな?」と気がついたのです。
二次創作活動をしている方なら分かって頂けると思うのですが、女性向け二次創作同人誌では「電子書籍頒布はマナー違反!!(絶対黒字になるから)」という内輪向けルールがかなり厳しく存在します。
私は元々二次創作畑の人間なので、電子書籍はダメだと思い込んでいたのですが、よく考えたらオリジナルは儲けを出しても問題ないんですよ!
そこで、最初は紙の本と同時にPDFを販売しようと思い立ちました。
でも、PDFってスマホだと読みにくいんですよね~。
私は目が悪いので、フォントサイズも背景色も変えられないPDFで長編小説は読みたくない。作者が読みたくない物を、読者に読んで貰うのは余計に忍びない……
他にイイやり方はないかなと調べてみると、電子書籍のepub形式なら、リフロー型(読者の環境によってレイアウトを変えられる形式)を選べることに気がつきました。
「epubいいじゃん!!」
そう思った私は、試験的にローカルでリフロー型のepubファイルを作って、Kindleや楽天Kobo、Googleブックスなどの電子書籍リーダーで表示させてみました。
やってみると、これがかなり良かった!
フォントサイズも背景色も変えられるし、余白が多かったり少なかったりでイライラしないで済む。目次でジャンプすることもできるし、挿絵も問題なく表示されてる!!
大喜びで、PDFと同時にepubファイルのダウンロード頒布に踏み切りました。
「絶対epubの方が喜んでもらえる!!」と思ったのですが、実際ダウンロード数が増えるのはPDFファイルのほうばかり……
「な、なんで??? epubの方が絶対読みやすいのに……」
頭の中は「??????」で一杯です。
そこで、実際ダウンロードしてくれた知人に話を聞いてみると、
「どうやってepubをKindleアプリで開いて良いか分からない……というか何がダウンロードされたか分からない……」
という答えが返ってきてしまいました……
た、た、たしかに~~~~!
そう、普通のスマホユーザーは、ダウンロードされたファイルがどこに格納されるか分からないし、zipファイルを解凍することもできないのです!!
一応、分かりやすく説明したつもりのマニュアルも作って公開してあったのですが、アイコンをタップしてすぐに表示される環境に慣れきってる人には、そもそもマニュアルが意味不明だったようで……
マニュアル改善のためにしつこくヒアリングを繰り返したのですが、知人(良い人)には、
「ちょっと難しすぎる~!」
と匙を投げられてしまいました……
そうか、epubは難しいのか……と、私はしょんぼりしたのですが、知人(めちゃくちゃ良い人)は、
「普通にAmazonで買えるようにしてくれたら、お金払って買うよ~」
と続けてくれたのです。
この言葉で、私は「そういや最近、無料マンガをKindleで出してるアマチュア漫画家さんが一杯いるよな?」と思い出しました。
そして、「もしかして小説でも同じ事ができるのかも??」とWebを検索し、どうやらKDP(Kindle Direct Publishing)という制度があるらしいという事に気がついたのでした。
→次回、「登録してみよう! KDP!」
ボチボチ更新になりますが、KDP出版に興味のある方の参考にして頂ければ幸いです!
KDPとは、自分の著作物を個人で電子書籍出版して、Amazonで売ることが出来るシステムです。詳しくは他の方が書いたブログや、色んな記事があるのでそちらを参考にして下さい。
私が書くのは、KDPにチャレンジした経緯や、遭遇したトラブルについてです。
売上やランキングについてはほとんど言及しませんので、その辺については期待しないで下さいね。
出版したKindle本は↓で確認できます!
https://www.amazon.co.jp/stores/%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%82%80%E3%81%97/author/B0CQBRQX6W
◆チャレンジしたきっかけ
私は、普段はここアルファポリスさんや、ムーンライトノベルズさん、Pixivさんなどで作品を発表しているのですが、長編は本にして形に残したいタイプです。
ですので、紙の本を出すことは最初から決めていたのですが、あるときふと「一次創作なら電子書籍を売って利益を出しても誰にも文句を言われないよな?」と気がついたのです。
二次創作活動をしている方なら分かって頂けると思うのですが、女性向け二次創作同人誌では「電子書籍頒布はマナー違反!!(絶対黒字になるから)」という内輪向けルールがかなり厳しく存在します。
私は元々二次創作畑の人間なので、電子書籍はダメだと思い込んでいたのですが、よく考えたらオリジナルは儲けを出しても問題ないんですよ!
そこで、最初は紙の本と同時にPDFを販売しようと思い立ちました。
でも、PDFってスマホだと読みにくいんですよね~。
私は目が悪いので、フォントサイズも背景色も変えられないPDFで長編小説は読みたくない。作者が読みたくない物を、読者に読んで貰うのは余計に忍びない……
他にイイやり方はないかなと調べてみると、電子書籍のepub形式なら、リフロー型(読者の環境によってレイアウトを変えられる形式)を選べることに気がつきました。
「epubいいじゃん!!」
そう思った私は、試験的にローカルでリフロー型のepubファイルを作って、Kindleや楽天Kobo、Googleブックスなどの電子書籍リーダーで表示させてみました。
やってみると、これがかなり良かった!
フォントサイズも背景色も変えられるし、余白が多かったり少なかったりでイライラしないで済む。目次でジャンプすることもできるし、挿絵も問題なく表示されてる!!
大喜びで、PDFと同時にepubファイルのダウンロード頒布に踏み切りました。
「絶対epubの方が喜んでもらえる!!」と思ったのですが、実際ダウンロード数が増えるのはPDFファイルのほうばかり……
「な、なんで??? epubの方が絶対読みやすいのに……」
頭の中は「??????」で一杯です。
そこで、実際ダウンロードしてくれた知人に話を聞いてみると、
「どうやってepubをKindleアプリで開いて良いか分からない……というか何がダウンロードされたか分からない……」
という答えが返ってきてしまいました……
た、た、たしかに~~~~!
そう、普通のスマホユーザーは、ダウンロードされたファイルがどこに格納されるか分からないし、zipファイルを解凍することもできないのです!!
一応、分かりやすく説明したつもりのマニュアルも作って公開してあったのですが、アイコンをタップしてすぐに表示される環境に慣れきってる人には、そもそもマニュアルが意味不明だったようで……
マニュアル改善のためにしつこくヒアリングを繰り返したのですが、知人(良い人)には、
「ちょっと難しすぎる~!」
と匙を投げられてしまいました……
そうか、epubは難しいのか……と、私はしょんぼりしたのですが、知人(めちゃくちゃ良い人)は、
「普通にAmazonで買えるようにしてくれたら、お金払って買うよ~」
と続けてくれたのです。
この言葉で、私は「そういや最近、無料マンガをKindleで出してるアマチュア漫画家さんが一杯いるよな?」と思い出しました。
そして、「もしかして小説でも同じ事ができるのかも??」とWebを検索し、どうやらKDP(Kindle Direct Publishing)という制度があるらしいという事に気がついたのでした。
→次回、「登録してみよう! KDP!」
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