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5.サウラスにて
5-2. I'm unsexed
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その後は見習い部屋に案内され、夕食前で全員部屋に戻っていた同僚を次々紹介された。
見習いは男が二人に女が三人。部屋を男女で分けるという倫理観はないらしく、仕切りも何も無い部屋で全員一緒に寝起きするようだ。
すぐに夕食のために食堂へ移動する。食堂には二十人ほどの堂者が揃っていた。目立たないように末席に座って回りを観察する。堂者の年齢は十代後半から六十代くらいまで幅広いようだ。雪山のサウラスで出会ったリーナやマッテオの顔はない。たしか交代は一ヶ月後ってジョヴァンナが言ってた。一ヶ月耐えれば、交代に混ざってあそこへ戻れるかも知れない。忘れないようにしなきゃ。
全員の前に肉の入ったスープとパンが配られ、堂主の先導で食前のお祈りが始まった。お祈りの言葉はちんぷんかんぷんなので、俯いて口パクしておいた。
食事の後は、大多数の堂者は「夜のお勤め」のために聖堂へと移動する。
オレを含めた少数は、食堂に残って皿洗いやら、明日の朝食の仕込みをすることになる。お勤めを免除されている堂者が他にもいることにちょっとホッとしたけど、大量の皿洗いは結構大変だった。水道もなければポンプもないので、一々外の井戸から水を汲まなきゃいけない。重労働だし、寒いし、くみ上げた水は手が凍りそうに冷たかった。
「お勤めに出られた方が楽よ、実際」
片付けを終えて部屋に戻ると、一緒に皿洗いをしていた堂者見習いの女の子が、真っ赤になった手に息を吹きかけながら愚痴をこぼした。名前はアルバとか言ったかな。黒っぽい巻き毛で、背が高くて気の強そうな子だ。
今日お勤めに出ない見習いはオレと彼女だけのようで、部屋には他に誰もいない。
「暖かいし、楽しいもん。たまに変な人に当たるけど、先輩たちが助けてくれるし」
「じゃあどうして出なかったんですか?」
「月のものが来ちゃった。アタシは気にしないんだけど、決まりがあるから」
アルバはサラリと口にする。家族に母親以外の女がおらず、彼女どころか女の子の友達すらいた試しがないオレは、そういう話題に慣れてなくてドギマギしてしまう。
「アンタは事情があって夜は無理だってマリアムさんが言ってたけど、不能なの? アタシがたたせたげよっか?」
アルバは平然と言ってローブを脱ぎ捨て、ベッドに寝転んでいるオレの隣に腰掛けた。ローブの下は薄いワンピース一枚だから身体の線が丸わかりで、ドキッとする。
ジョヴァンナとの混浴から続いて、二回目の急なラッキースケベ! ちょっと急すぎるので心の準備ができてない! というか、心の準備できてても無理だし……
「いやいやいやいや! いいよ、会ったばかりなのにそんな……っ!」
「なあに? 求められて拒むのは堂者失格よ。───神は全ての人の内に御自らの欠片を与えられた。人は向き合い、神をより合わせ、一つにせよ。されば願いは叶えられ、新しき世に新しい命が満ちる……」
さっき食事の席で唱和していた祈りの言葉を唱えながら、アルバはオレの上にのしかかってくる。甘い香りがフッと鼻先をくすぐり、オレの口にアルバのしっとりとした唇が押し当てられた。
───あ、わわ……柔らかい……
アルバは何度も角度をかけてオレの唇をついばむ。彼女が身体の上で身じろぐ度に弾力のある胸がオレの胸に押し当てられる。
「なに? ホントに何もしたことないの? ウソでしょ?」
アルバは、降って湧いたラッキースケベに固まっているオレの手を取り、胸に押しつける。ふにゅ、と柔らかな肉が手のひらを押し返してきた。わあ、おっぱい!
「触って良いよ」
上目遣いに誘われて、オレはもう片方の手も上げて、両手で胸を持ち上げるように触った。柔らかくて温かくて、結構重い。
「何、それ? 重さでも量ってるの?」
とアルバが笑った。かあっと頬に血が上るのが分かる。
「したことないなら、そのままで良いわ。教えてあげる」
アルバは意地悪な笑みを浮かべて上唇を舐め、オレのローブの前を開いた。シャツのボタンを外し、胸から腹までを裸にする。オレはされるがままに身体を強ばらせていた。
───積極的な女の子と二人っきりで、キスして、胸を触らせてもらってる。
ようやく訪れたエロゲらしいシチュエーション。
だけど、なぜだか全然興奮していない。
キレイなおねーさんに童貞卒業させてもらう系AVを見た時は、鼻血か出そうなくらいテンションがあがったのに。
いざ自分がその立場に置かれると、興奮よりも困惑が勝ってる。全然ムラムラしないし、触りたいとも、触って欲しいとも思わない。
なんだかおかしい。勃つものがなくても、してみたい気持ちはあったはずなんだけど……。
単にアルバとは会ったばかりで、好きでも何でもないから……? でもオレこういう突然始まる女の子優位シチュエーションが性癖だったはずなのに……!
もしかしてついてない肉体に引きずられて性欲も消えたんだろうか。そんなまさか。
「綺麗な肌だなあ。羨ましい」
アルバの細い指先が皮膚を撫でていくと、くすぐったさに肌が粟立つ。そのまま両手の指がズボンのウェストにかかった。
「腰浮かしてよ、脱がせられないでしょ」
アルバはオレのウェストに手をかけて唇を尖らせる。
「や、いいです……脱がなくて良いです」
「なんでよ? どんな貧相なモノが付いてても大丈夫よ、笑ったりしないから」
マリアムさんと言いアルバと言い、ここの女の人達はやたらと強引だ。もうやけくそで自分からズボンと下着を腿まで下ろすと、アルバはキョトンとしてオレの上から身を退けた。
「え……? なにこれ? なんもない……」
「だから言ったでしょ、できないって。ちなみに、オレ女の子でもないからね」
恥ずかしさで不機嫌になりながら衣服を直して上半身を起こすと、アルバは信じられないというように目を瞬かせて首を横に振った。
「どっちもないのに堂者になったの? なんで? そりゃサウラスでは堂者の役目は色々あるけど……でも祈りを実践するのは夜だわ。誕生の秘蹟も夜に行われる。それができないって分かってて、なんで?」
「なんでって言われても……他に道がなかったんで……」
「あ、そっか、アナタは他の街から逃げてきたんだっけ? 家もお金もないの?」
オレが頷くと、アルバは同情したようにオレの背中を撫でてくれた。
「そうなんだ……。ごめん、事情も知らずにちょっかい掛けて。じゃあ、しばらくはここにいるしかないのね。兵士に志願したら兵舎で寝泊まりできるけど、アナタ兵士向きじゃなさそうだもんね」
オレはふと気になって
「サウラスは兵士も集めてるの?」
と聞いてみる。アルバは人差し指を口元に当てて首を傾げた。
「集めてるよ。最近特に兵舎の方に荒っぽい人達が増えてるから、他の街からも人を呼んでるのかも。男の堂者で、兵士へ転向した人もいる。私は、ジョヴァンナ様は近いうちに挙兵するつもりだと思うわ」
「挙兵? どこに向けて?」
「決まってるじゃない。大聖堂に向けてよ。大聖堂の教主達が、命願教の教義を歪めてるのは明らかだもの。他の街では、新しい命を望む人達に法外な額のお金を納めさせるんでしょう? そんなの、とんでもないことよ」
アルバは急に大人びた顔をして話し出した。
「教主達がお金のことばかり優先するから、ファタリタは衰退してる。他の街の人はみんな、大聖堂に逆らったらいけないと思い込んでるらしいけど、ここを見たら考えが変わるわよ。大聖堂と関係を断ってもサウラスは発展し続けてる。正しいのは私たち。それを証明するために、ジョヴァンナ様は聖都に向けて進軍するつもりなのよ」
アルバの言葉を聞いて、オレの中でずっとモヤモヤしていたパズルのピースがパチッとハマった。
───それがオティアンが急いでいた理由だ!
オティアンが所属する反ファタリタの組織は、新サウラスと繋がっている……というか、その組織自体がサウラスなんだろう。
サウラスは、挙兵前に西のエラストと同盟を取り付けたいはずだ。だからオティアンは早く態度を決めろとカレルをせっつき、カレルはサウラスとエラストの間を調整するために一旦故郷に戻る必要があった。
そこでちょうどタイミング悪くオレと言い争いになって、一人で飛び出してった……
───ということは、もしかして今一番危ないのは、オレじゃなくて旧サウラスにいるルチアーノなんじゃないか?
ルチアーノはファタリタの……というか聖都の防衛隊長だったわけだから、サウラス側が無事に出て行かせるわけがない。オレたちが集めた滅石は全部ルチアーノが持ってる。ルチアーノが捕まると、今までの苦労が水の泡だ。
ということは、オレは、なにがなんでも再会してルチアーノを助けなきゃいけない!
「ヤダ、怖い顔してどうしたの? もしかして兵士に鞍替えするつもり? やめといた方が良いわよ。アタシに力負けしてるようじゃ、役に立たないわ」
無言で考え込んでいるオレを見下ろしたアルバは、からかうように笑い声を上げ、自分のベッドへと戻っていった。馬鹿にされた気がするけど、それはどうでも良い。
アルバは重要な手がかりをくれた。
オレはベッドに座ったまま、どうすればルチアーノと合流できるかを一晩中ずっと考え続けた。
見習いは男が二人に女が三人。部屋を男女で分けるという倫理観はないらしく、仕切りも何も無い部屋で全員一緒に寝起きするようだ。
すぐに夕食のために食堂へ移動する。食堂には二十人ほどの堂者が揃っていた。目立たないように末席に座って回りを観察する。堂者の年齢は十代後半から六十代くらいまで幅広いようだ。雪山のサウラスで出会ったリーナやマッテオの顔はない。たしか交代は一ヶ月後ってジョヴァンナが言ってた。一ヶ月耐えれば、交代に混ざってあそこへ戻れるかも知れない。忘れないようにしなきゃ。
全員の前に肉の入ったスープとパンが配られ、堂主の先導で食前のお祈りが始まった。お祈りの言葉はちんぷんかんぷんなので、俯いて口パクしておいた。
食事の後は、大多数の堂者は「夜のお勤め」のために聖堂へと移動する。
オレを含めた少数は、食堂に残って皿洗いやら、明日の朝食の仕込みをすることになる。お勤めを免除されている堂者が他にもいることにちょっとホッとしたけど、大量の皿洗いは結構大変だった。水道もなければポンプもないので、一々外の井戸から水を汲まなきゃいけない。重労働だし、寒いし、くみ上げた水は手が凍りそうに冷たかった。
「お勤めに出られた方が楽よ、実際」
片付けを終えて部屋に戻ると、一緒に皿洗いをしていた堂者見習いの女の子が、真っ赤になった手に息を吹きかけながら愚痴をこぼした。名前はアルバとか言ったかな。黒っぽい巻き毛で、背が高くて気の強そうな子だ。
今日お勤めに出ない見習いはオレと彼女だけのようで、部屋には他に誰もいない。
「暖かいし、楽しいもん。たまに変な人に当たるけど、先輩たちが助けてくれるし」
「じゃあどうして出なかったんですか?」
「月のものが来ちゃった。アタシは気にしないんだけど、決まりがあるから」
アルバはサラリと口にする。家族に母親以外の女がおらず、彼女どころか女の子の友達すらいた試しがないオレは、そういう話題に慣れてなくてドギマギしてしまう。
「アンタは事情があって夜は無理だってマリアムさんが言ってたけど、不能なの? アタシがたたせたげよっか?」
アルバは平然と言ってローブを脱ぎ捨て、ベッドに寝転んでいるオレの隣に腰掛けた。ローブの下は薄いワンピース一枚だから身体の線が丸わかりで、ドキッとする。
ジョヴァンナとの混浴から続いて、二回目の急なラッキースケベ! ちょっと急すぎるので心の準備ができてない! というか、心の準備できてても無理だし……
「いやいやいやいや! いいよ、会ったばかりなのにそんな……っ!」
「なあに? 求められて拒むのは堂者失格よ。───神は全ての人の内に御自らの欠片を与えられた。人は向き合い、神をより合わせ、一つにせよ。されば願いは叶えられ、新しき世に新しい命が満ちる……」
さっき食事の席で唱和していた祈りの言葉を唱えながら、アルバはオレの上にのしかかってくる。甘い香りがフッと鼻先をくすぐり、オレの口にアルバのしっとりとした唇が押し当てられた。
───あ、わわ……柔らかい……
アルバは何度も角度をかけてオレの唇をついばむ。彼女が身体の上で身じろぐ度に弾力のある胸がオレの胸に押し当てられる。
「なに? ホントに何もしたことないの? ウソでしょ?」
アルバは、降って湧いたラッキースケベに固まっているオレの手を取り、胸に押しつける。ふにゅ、と柔らかな肉が手のひらを押し返してきた。わあ、おっぱい!
「触って良いよ」
上目遣いに誘われて、オレはもう片方の手も上げて、両手で胸を持ち上げるように触った。柔らかくて温かくて、結構重い。
「何、それ? 重さでも量ってるの?」
とアルバが笑った。かあっと頬に血が上るのが分かる。
「したことないなら、そのままで良いわ。教えてあげる」
アルバは意地悪な笑みを浮かべて上唇を舐め、オレのローブの前を開いた。シャツのボタンを外し、胸から腹までを裸にする。オレはされるがままに身体を強ばらせていた。
───積極的な女の子と二人っきりで、キスして、胸を触らせてもらってる。
ようやく訪れたエロゲらしいシチュエーション。
だけど、なぜだか全然興奮していない。
キレイなおねーさんに童貞卒業させてもらう系AVを見た時は、鼻血か出そうなくらいテンションがあがったのに。
いざ自分がその立場に置かれると、興奮よりも困惑が勝ってる。全然ムラムラしないし、触りたいとも、触って欲しいとも思わない。
なんだかおかしい。勃つものがなくても、してみたい気持ちはあったはずなんだけど……。
単にアルバとは会ったばかりで、好きでも何でもないから……? でもオレこういう突然始まる女の子優位シチュエーションが性癖だったはずなのに……!
もしかしてついてない肉体に引きずられて性欲も消えたんだろうか。そんなまさか。
「綺麗な肌だなあ。羨ましい」
アルバの細い指先が皮膚を撫でていくと、くすぐったさに肌が粟立つ。そのまま両手の指がズボンのウェストにかかった。
「腰浮かしてよ、脱がせられないでしょ」
アルバはオレのウェストに手をかけて唇を尖らせる。
「や、いいです……脱がなくて良いです」
「なんでよ? どんな貧相なモノが付いてても大丈夫よ、笑ったりしないから」
マリアムさんと言いアルバと言い、ここの女の人達はやたらと強引だ。もうやけくそで自分からズボンと下着を腿まで下ろすと、アルバはキョトンとしてオレの上から身を退けた。
「え……? なにこれ? なんもない……」
「だから言ったでしょ、できないって。ちなみに、オレ女の子でもないからね」
恥ずかしさで不機嫌になりながら衣服を直して上半身を起こすと、アルバは信じられないというように目を瞬かせて首を横に振った。
「どっちもないのに堂者になったの? なんで? そりゃサウラスでは堂者の役目は色々あるけど……でも祈りを実践するのは夜だわ。誕生の秘蹟も夜に行われる。それができないって分かってて、なんで?」
「なんでって言われても……他に道がなかったんで……」
「あ、そっか、アナタは他の街から逃げてきたんだっけ? 家もお金もないの?」
オレが頷くと、アルバは同情したようにオレの背中を撫でてくれた。
「そうなんだ……。ごめん、事情も知らずにちょっかい掛けて。じゃあ、しばらくはここにいるしかないのね。兵士に志願したら兵舎で寝泊まりできるけど、アナタ兵士向きじゃなさそうだもんね」
オレはふと気になって
「サウラスは兵士も集めてるの?」
と聞いてみる。アルバは人差し指を口元に当てて首を傾げた。
「集めてるよ。最近特に兵舎の方に荒っぽい人達が増えてるから、他の街からも人を呼んでるのかも。男の堂者で、兵士へ転向した人もいる。私は、ジョヴァンナ様は近いうちに挙兵するつもりだと思うわ」
「挙兵? どこに向けて?」
「決まってるじゃない。大聖堂に向けてよ。大聖堂の教主達が、命願教の教義を歪めてるのは明らかだもの。他の街では、新しい命を望む人達に法外な額のお金を納めさせるんでしょう? そんなの、とんでもないことよ」
アルバは急に大人びた顔をして話し出した。
「教主達がお金のことばかり優先するから、ファタリタは衰退してる。他の街の人はみんな、大聖堂に逆らったらいけないと思い込んでるらしいけど、ここを見たら考えが変わるわよ。大聖堂と関係を断ってもサウラスは発展し続けてる。正しいのは私たち。それを証明するために、ジョヴァンナ様は聖都に向けて進軍するつもりなのよ」
アルバの言葉を聞いて、オレの中でずっとモヤモヤしていたパズルのピースがパチッとハマった。
───それがオティアンが急いでいた理由だ!
オティアンが所属する反ファタリタの組織は、新サウラスと繋がっている……というか、その組織自体がサウラスなんだろう。
サウラスは、挙兵前に西のエラストと同盟を取り付けたいはずだ。だからオティアンは早く態度を決めろとカレルをせっつき、カレルはサウラスとエラストの間を調整するために一旦故郷に戻る必要があった。
そこでちょうどタイミング悪くオレと言い争いになって、一人で飛び出してった……
───ということは、もしかして今一番危ないのは、オレじゃなくて旧サウラスにいるルチアーノなんじゃないか?
ルチアーノはファタリタの……というか聖都の防衛隊長だったわけだから、サウラス側が無事に出て行かせるわけがない。オレたちが集めた滅石は全部ルチアーノが持ってる。ルチアーノが捕まると、今までの苦労が水の泡だ。
ということは、オレは、なにがなんでも再会してルチアーノを助けなきゃいけない!
「ヤダ、怖い顔してどうしたの? もしかして兵士に鞍替えするつもり? やめといた方が良いわよ。アタシに力負けしてるようじゃ、役に立たないわ」
無言で考え込んでいるオレを見下ろしたアルバは、からかうように笑い声を上げ、自分のベッドへと戻っていった。馬鹿にされた気がするけど、それはどうでも良い。
アルバは重要な手がかりをくれた。
オレはベッドに座ったまま、どうすればルチアーノと合流できるかを一晩中ずっと考え続けた。
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♥続編「翼の統べる国」毎週金曜20時前後と火曜20時前後に投稿中♥
応援して頂けましたら幸いです!
加筆修正完全版「エロゲ世界のモブに転生したオレの一生のお願い!」はAmazon Kindle(Unlimited対象)でもお読み頂けます!書き下ろし多数ありますので、どうぞよろしく~
上巻 ・ 下巻 ・ 番外編
紙の文庫本上下巻
◆ユーザー登録無しで反応を送れるフォームもあります。選択式なのでお気軽に~。
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◆二次もやってます
◇二次創作(BL)
ピクブラ
◇二次創作(健全・オリジナルBL)
Pixiv
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