上 下
26 / 76
3.モブと愉快な仲間たち、東へ

3-1.一番良い装備を頼む!(旅立ち)

しおりを挟む
 
 翌朝は、夜明けと共にルチアーノにたたき起こされた。器の小さい騎士団長(元)は、朝っぱらから顔なじみの武器屋に店を開けさせ、オレたちに装備を選べという。

 カレルは体格からして背中に大剣背負う系かと思いきや、刃が湾曲したデッカい鉈みたいな武器を選んでいた。
「これは人も動物も倒せるが、藪を払うのにも薪を割るにも使える。爪に似ているから使いやすいしな」
 そう言って皮のベルトで腰に鉈を固定し、続いて取り回しの良さそうな小型の弓を選ぶ。

 長剣を下げたルチアーノは、カレルの選んだ装備を見て
「まるで賊のようだな」
 と呆れたように言った。
 シャツの上から黒っぽい皮の袖なし胴着を着けて、同じく黒い皮の籠手を巻いたカレルは、もじゃもじゃした黒い長髪とワイルドな風貌も相まって、言われてみれば確かにすごく山賊っぽい。腰に動物の皮でも巻いたら完璧。
「オレは山野育ちだから、見栄えは気にしない。目立つ剣を下げていると、金持ちだと思われて狙われるしな」
 カレルは気にした様子もなく平然と答えた。ルチアーノは薄茶の胴着に銀の籠手、白っぽい上着に銀の長剣を下げていて、さっぱり短い金髪と均整の取れた細身の長身が、いかにも良いところの若様風だ。巡礼に出るにあたって一旦騎士団はやめているから、外套は騎士団のお仕着せではなく、普通の茶色っぽいものだけど、生地は良い物っぽい。

 ルチアーノは銀色に輝く自分の剣の柄を見下ろしてちょっと複雑そうな顔をしたが、カレルに言い返すこともなく、今度はオレの方にやってきた。
「アキオ、お前はどうする?」
「カッコイイ長剣が欲しい!」
 もちろん山賊スタイルよりは騎士スタイルを選びたいオレは、ずらりと並ぶ長剣コーナーへ向かう。柄の飾りに猛禽の彫刻がついたカッコイイヤツが目に入ったので、試しに持ってみようとしたら、あまりの重さにたたらを踏んでしまった。

───想定外! 剣、めちゃ重い。両手で持っても十秒も構えてられない。

 ルチアーノは呆れたように首を振り、
「お前はこれくらいで良いだろう」
 と、短剣───しかも細身のヤツを差し出してきた。
「これってご婦人の護身用じゃないの……」
 オレは嫌々握っていたけど、細身の短剣でも十分ずっしり重かった。うん、前言撤回。これでいいや。というか、これでも重い!

 最後にマイアリーノのために護身用兼料理用の小さなナイフを選び、オレたちは武器屋を後にした。

 続いて向かうのは貸馬屋。
 基本、街に暮らす人達は遠出や荷運びする時以外、馬を使う必要がないので、自前の馬を飼っている人は金持ちだけだ。普通の人は要る時だけ借りるんだって。レンタカーみたいな物か。オレたちは借りるわけではないから、結構な金額を払って買い上げることになる。

「アキオは一人で馬に乗れないんだったな……」

 ここでも足を引っ張るオレ。
 なんだか自分の役立たずぶりが悲しくなるけど、オレはこの世界で育ってないからしょうがない。
 イケメン騎士ルチアーノも、日本に来たらスマホもパソコンも使えなくて、電車の改札でバーンってなってJKにクスクスされるに違いないんだからな! 気にしない、気にしない!

 ……っていうのは嘘。オレはちょっと自分が情けない。

 気を遣ったカレルが二人乗りを提案したけど、
「お前のようなデカブツ、一人乗せるだけで馬が消耗するのに相乗りだと? 馬への虐待だ。許さん」
 とルチアーノに却下された。オレには冷たいけど馬には優しいんだね、ルチアーノ……。
 幸運にもマイアリーノが馬に乗れることが判明したので、オレは彼女と二人乗りと言うことになった。


 他にも日持ちのする食料や衣類を買い込み、なんとか旅立つ準備を終えたオレたちは、昼前に東端の門から街を出た。先頭がルチアーノで、真ん中にオレとマイアリーノを挟んで、しんがりがカレル。
 鼻と耳を見られてはいけないマイアリーノは、昨日オレがオティアンの店で買わされたマントを着ている。顔の下半分を隠すマスク付きのマントは彼女にとって都合が良い。ファタリタはまだそんなに寒い季節ではないけど、北方の娘だと言えばマント姿はごまかせた。ほとんど押し売りだったけど、買っておいて良かったようだ。

 ファタリタは一本の大河が東の端から西の海まで横断している。河は首都の南端を流れているので、オレたちはまずは南下して、河を目指す。河に出れば、後はひたすら東に行けば自動的にオレたちの第一目的地であるイールンの廃鉱山へ辿り着くというわけ。

 祭りが終わった街からは、次の町へと急ぐ行商人の荷車も多かった。昨日大聖堂で見かけた巡礼者は一人も見当たらない。ルチアーノの言うとおり、既に出発した後なのだろう。しばらくは整備された舗装路が続くので、先頭を行くルチアーノは馬を急がせた。

 太陽が昇りきって下降を始める頃、オレたちは河沿いに出た。川幅は相当広い。橋が架かっているのはもう少し上流になるので、都から最短距離で南に行く時は渡し船を使うか、夏の雨量の少ない時期に川底の浅い箇所を馬を泳がせて渡ることになる。
 渡し場にはかなりの人馬が集まっていて、荷を満載した車も多く見えた。舟は平べったい荷運び用で、騎士団の制服を着た人達が人夫に指示を出している。

 オレたちは河沿いに東へ折れる進路をとるので、河を渡る必要は無いため、混雑する渡し場を通り過ぎてから小休止を取ることになった。
「うーっ! 疲れたあ!」
 先に下馬したマイアリーノが馬の轡を取ったのを確認してから、オレは鞍からずり落ちる。ホントはカッコ良く飛び降りたいのだけど、怖くてムリだった。
「お前は女の後ろに乗ってただけだろうが」
 すぐさまルチアーノの嫌味が飛んでくる。でもついでにパンも投げてくれたので、オレは寛大に許してやることにした。

「渡し船まで騎士団の仕事なんだね。意外だった」
 パンを頬張りながらルチアーノに言うと、
「ファタリタの治安維持は全て聖堂騎士団が行っている。そんな事も知らないのか、お前は」
 と呆れた声が返ってきた。
「知らないよ! ……ということは、ファタリタには警察や軍隊はないんだ?」
「全て聖都と地方聖堂の騎士団で間に合っている。外敵に備える必要も無いから、それで十分だ」
 じゃあ内乱への備えは? と問いかけてやめておく。カレルに目を向けると、何も言うなというように軽く首を左右していた。

 軍隊的な物が騎士団しか無くて、その団長だったルチアーノが巡礼に出る許可が貰えたって事は、ファタリタ首脳部は本当に国内が平和だと思ってるって事だよな。そこにエラストの混ざり者たちが蜂起したら、一体どうなるんだろう。オレはきな臭い予感に眉を顰めながら、パサつくパンを口に押し込んだ。


 東へ続く道は最初こそフカフカの草地で進みやすかったけど、段々灌木の林になり、石や木の根が馬の足を邪魔するようになってきた。大河から枝分かれした細い流れがそこかしこを水浸しにしていて、お世辞にも進みやすいとは言いがたい。イールンは無人の廃都市なので、東へ向かう道も廃れてしまっているようだ。
 なるべく距離を稼ぎたいルチアーノに従って、オレたちは日が落ちるまで休憩無しで進む。木々の間に夕陽が落ちて辺りが薄暗くなり始めても、ルチアーノが馬を止める気配はない。初日から野宿かと覚悟しかけた頃、木立の端に一軒の家が現れた。

「一晩泊めて貰えないか聞いてくる」
 そう言って馬を下りたルチアーノに、オレは心底ホッとした。

 野宿でも民宿でも何でも良いけど、オレは尻が限界だったのだ。
 オレはマイアリーノの後ろに乗ってただけなんだけど、鞍ってヤツは馬が歩く度に乗ってる人間のケツを叩きやがるんだよ!
 一応クッション代わりに厚い毛織物が敷いてあるけど、そんなもんは気休めでしかなかった。
 こないだ初めて馬に乗った時は、こんなに酷くなかった。あの時は距離が短かったせいもあるけど、後ろに乗ってくれたカレルが、オレの背中と腰をある程度支えてくれてたんだろう。それがどんなに有り難いことなのか、オレは今日思い知った。
 好き放題に馬に揺られていると、永遠に尻を叩かれ続けるのだ。今、オレのケツは四つに割れてると思う。痛すぎて、鞍から下りても真っ直ぐ立てやしない。

「マイアリーノ、大丈夫? 疲れてない?」
 マイアリーノを気遣うフリをすると、彼女は元気いっぱいに首を振った。
「全然ダイジョウブ! こんなに遠くまで出かけるのははじめて。楽しい」
「そ……そうだよね~。楽しいよね~」
 女の子の前で泣き言を言えないオレは、引きつった笑顔でそう言うしかない。当然、カレルも平気そうで、尻が重傷なのはオレだけのようだった。

 戻ってきたルチアーノは、小屋が無人の廃屋だったと言った。
「風がしのげるだけでも野営よりはマシだ。有り難く使わせてもらおう」
 そう言って近くの気に馬を繋いだルチアーノに従って、オレたちは小屋へと向かった。

 中は古いかまどの跡があるくらいで、床は落ち葉だらけ、家財道具も何も残っていない本当の廃屋だった。マイアリーノが手早く崩れていたかまどの石を積み直し、火をおこして夕食の支度を始め間、ルチアーノとカレルは馬の世話をしに外へ出て、技能のないオレは水汲みを仰せつかった。

 痛む尻を庇いながら、少し離れた場所にある小川に降りて水を汲んでいると、水辺に見覚えのある草が生えていることに気がついた。牢の中で、カレルの背中の傷に張り付けたあの薬草だ。

───もしかしたら、尻の痛みにも効くかも!

 オレはなるべく柔らかそうな葉を摘んで入念に揉んでしなやかにし、ズボンとパンツを下ろして尻に直接張り付けた。
 うん! スーッとして湿布みたいで良い感じ!

 上機嫌で水の入った鍋を持ち上げると、対岸の茂みで何かが動いてガサガサと音がした。
「ん?」
 そっちを見ても何も無い。ウサギかなにかかな?
「アキオ、そろそろ戻れ! 暗くなると危ない」
 ジッと茂みに目を凝らしていると、カレルの声がした。振り返ると、ほとんど闇に沈んだ木立の向こうで背の高い影が手招いている。
「あっちの岸にウサギか何かがいるよ!」
 オレが近くに戻って言うと、
「ウサギ? まあいてもおかしくはないだろうけどな……」
 とカレルは怪訝そうな顔をした。


しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

精霊の港 飛ばされたリーマン、体格のいい男たちに囲まれる

風見鶏ーKazamidoriー
BL
 秋津ミナトは、うだつのあがらないサラリーマン。これといった特徴もなく、体力の衰えを感じてスポーツジムへ通うお年ごろ。  ある日帰り道で奇妙な精霊と出会い、追いかけた先は見たこともない場所。湊(ミナト)の前へ現れたのは黄金色にかがやく瞳をした美しい男だった。ロマス帝国という古代ローマに似た巨大な国が支配する世界で妖精に出会い、帝国の片鱗に触れてさらにはドラゴンまで、サラリーマンだった湊の人生は激変し異なる世界の動乱へ巻きこまれてゆく物語。 ※この物語に登場する人物、名、団体、場所はすべてフィクションです。

いじめっこ令息に転生したけど、いじめなかったのに義弟が酷い。

えっしゃー(エミリオ猫)
BL
オレはデニス=アッカー伯爵令息(18才)。成績が悪くて跡継ぎから外された一人息子だ。跡継ぎに養子に来た義弟アルフ(15才)を、グレていじめる令息…の予定だったが、ここが物語の中で、義弟いじめの途中に事故で亡くなる事を思いだした。死にたくないので、優しい兄を目指してるのに、義弟はなかなか義兄上大好き!と言ってくれません。反抗期?思春期かな? そして今日も何故かオレの服が脱げそうです? そんなある日、義弟の親友と出会って…。

光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。

みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。 生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。 何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。

すべてはあなたを守るため

高菜あやめ
BL
【天然超絶美形な王太子×妾のフリした護衛】 Y国の次期国王セレスタン王太子殿下の妾になるため、はるばるX国からやってきたロキ。だが妾とは表向きの姿で、その正体はY国政府の依頼で派遣された『雇われ』護衛だ。戴冠式を一か月後に控え、殿下をあらゆる刺客から守りぬかなくてはならない。しかしこの任務、殿下に素性を知られないことが条件で、そのため武器も取り上げられ、丸腰で護衛をするとか無茶な注文をされる。ロキははたして殿下を守りぬけるのか……愛情深い王太子殿下とポンコツ護衛のほのぼの切ないラブコメディです

攻略対象者やメインキャラクター達がモブの僕に構うせいでゲーム主人公(ユーザー)達から目の敵にされています。

BL
───…ログインしました。 無機質な音声と共に目を開けると、未知なる世界… 否、何度も見たことがある乙女ゲームの世界にいた。 そもそも何故こうなったのか…。経緯は人工頭脳とそのテクノロジー技術を使った仮想現実アトラクション体感型MMORPGのV Rゲームを開発し、ユーザーに提供していたのだけど、ある日バグが起きる───。それも、ウィルスに侵されバグが起きた人工頭脳により、ゲームのユーザーが現実世界に戻れなくなった。否、人質となってしまい、会社の命運と彼らの解放を掛けてゲームを作りストーリーと設定、筋書きを熟知している僕が中からバグを見つけ対応することになったけど… ゲームさながら主人公を楽しんでもらってるユーザーたちに変に見つかって騒がれるのも面倒だからと、ゲーム案内人を使って、モブの配役に着いたはずが・・・ 『これはなかなか… 面白い方ですね。正直、悪魔が勇者とか神子とか聖女とかを狙うだなんてベタすぎてつまらないと思っていましたが、案外、貴方のほうが楽しめそうですね』 「は…!?いや、待って待って!!僕、モブだからッッそれ、主人公とかヒロインの役目!!」 本来、主人公や聖女、ヒロインを襲撃するはずの上級悪魔が… なぜに、モブの僕に構う!?そこは絡まないでくださいっっ!! 『……また、お一人なんですか?』 なぜ、人間族を毛嫌いしているエルフ族の先代魔王様と会うんですかね…!? 『ハァ、子供が… 無茶をしないでください』 なぜ、隠しキャラのあなたが目の前にいるんですか!!!っていうか、こう見えて既に成人してるんですがッ! 「…ちょっと待って!!なんか、おかしい!主人公たちはあっっち!!!僕、モブなんで…!!」 ただでさえ、コミュ症で人と関わりたくないのに、バグを見つけてサクッと直す否、倒したら終わりだと思ってたのに… 自分でも気づかないうちにメインキャラクターたちに囲われ、ユーザー否、主人公たちからは睨まれ… 「僕、モブなんだけど」 ん゙ん゙ッ!?……あれ?もしかして、バレてる!?待って待って!!!ちょっ、と…待ってッ!?僕、モブ!!主人公あっち!!! ───だけど、これはまだ… ほんの序の口に過ぎなかった。

マリオネットが、糸を断つ時。

せんぷう
BL
 異世界に転生したが、かなり不遇な第二の人生待ったなし。  オレの前世は地球は日本国、先進国の裕福な場所に産まれたおかげで何不自由なく育った。確かその終わりは何かの事故だった気がするが、よく覚えていない。若くして死んだはずが……気付けばそこはビックリ、異世界だった。  第二生は前世とは正反対。魔法というとんでもない歴史によって構築され、貧富の差がアホみたいに激しい世界。オレを産んだせいで母は体調を崩して亡くなったらしくその後は孤児院にいたが、あまりに酷い暮らしに嫌気がさして逃亡。スラムで前世では絶対やらなかったような悪さもしながら、なんとか生きていた。  そんな暮らしの終わりは、とある富裕層らしき連中の騒ぎに関わってしまったこと。不敬罪でとっ捕まらないために背を向けて逃げ出したオレに、彼はこう叫んだ。 『待て、そこの下民っ!! そうだ、そこの少し小綺麗な黒い容姿の、お前だお前!』  金髪縦ロールにド派手な紫色の服。装飾品をジャラジャラと身に付け、靴なんて全然汚れてないし擦り減ってもいない。まさにお貴族様……そう、貴族やら王族がこの世界にも存在した。 『貴様のような虫ケラ、本来なら僕に背を向けるなどと斬首ものだ。しかし、僕は寛大だ!!  許す。喜べ、貴様を今日から王族である僕の傍に置いてやろう!』  そいつはバカだった。しかし、なんと王族でもあった。  王族という権力を振り翳し、盾にするヤバい奴。嫌味ったらしい口調に人をすぐにバカにする。気に入らない奴は全員斬首。 『ぼ、僕に向かってなんたる失礼な態度っ……!! 今すぐ首をっ』 『殿下ったら大変です、向こうで殿下のお好きな竜種が飛んでいた気がします。すぐに外に出て見に行きませんとー』 『なにっ!? 本当か、タタラ! こうしては居られぬ、すぐに連れて行け!』  しかし、オレは彼に拾われた。  どんなに嫌な奴でも、どんなに周りに嫌われていっても、彼はどうしようもない恩人だった。だからせめて多少の恩を返してから逃げ出そうと思っていたのに、事態はどんどん最悪な展開を迎えて行く。  気に入らなければ即断罪。意中の騎士に全く好かれずよく暴走するバカ王子。果ては王都にまで及ぶ危険。命の危機など日常的に!  しかし、一緒にいればいるほど惹かれてしまう気持ちは……ただの忠誠心なのか?  スラム出身、第十一王子の守護魔導師。  これは運命によってもたらされた出会い。唯一の魔法を駆使しながら、タタラは今日も今日とてワガママ王子の手綱を引きながら平凡な生活に焦がれている。 ※BL作品 恋愛要素は前半皆無。戦闘描写等多数。健全すぎる、健全すぎて怪しいけどこれはBLです。 .

僕のユニークスキルはお菓子を出すことです

野鳥
BL
魔法のある世界で、異世界転生した主人公の唯一使えるユニークスキルがお菓子を出すことだった。 あれ?これって材料費なしでお菓子屋さん出来るのでは?? お菓子無双を夢見る主人公です。 ******** 小説は読み専なので、思い立った時にしか書けないです。 基本全ての小説は不定期に書いておりますので、ご了承くださいませー。 ショートショートじゃ終わらないので短編に切り替えます……こんなはずじゃ…( `ᾥ´ )クッ 本編完結しました〜

オッサン、エルフの森の歌姫【ディーバ】になる

クロタ
BL
召喚儀式の失敗で、現代日本から異世界に飛ばされて捨てられたオッサン(39歳)と、彼を拾って過保護に庇護するエルフ(300歳、外見年齢20代)のお話です。

処理中です...