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【二年前】乱闘
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長山公園は街の外れの山にある自然公園だ。
展望台から眺める夜景がキレイなのだが、不良のたまり場になっているせいで、夜にここを訪れる住民はあまりいない。
清高は原付のアクセルをふかした。後ろに宮脇が窮屈そうに乗っている。道は空いていて、二人乗りを咎められることもない。
予定よりも早く、公園に辿り着いた清高は、だだっ広い駐車場の真ん中にバイクを止めた。後ろから降りた宮脇が、
「バイクええなあ。なんぼしたんやコレ?」
と羨ましげにシートを撫でている。清高はヘルメットを外し、
「知らねー。姉貴のだもん」
と肩をすくめ、宮脇は大げさにずっこけた。
「お前のんちゃうんかい!」
「そんな金持ってるわけないでしょ。勝手に借りたんだ。傷つけたらブッ殺されるから、絶対変なことすんなよ」
「待て、オマエ、免許はもっとるんやろな!?」
「それは持ってる。夏休みに取った」
「初心者やないかい! ワシは免許取りたての後ろに乗せられたんか!」
「フフッ……おもしれー。宮脇としゃべってると漫才みたいになるなあ」
「お前ワシに喧嘩売ってんのか?」
軽口をたたき合いながら駐車場の端にある展望台へと近づくと、目付きの悪い若い男が十数人バラバラと前に立ち塞がった。それぞれ手にバットやパイプを持っている。清高を呼び出したのは、最初からステゴロで正々堂々やる気のない卑怯者の集団らしい。
宮脇は不機嫌に眉を顰め、一人一人目を合わせて睨んだ。目に入るのは舐めたように笑う顔ばかりで、一気に苛立ちが高まった。
「よぉ……オレは一人で来いって伝えなかったか?」
口火を切ったのは、金谷だった。一番前で斜に構えている小男だ。夜なのにバカみたいなサングラスをかけている。その後ろに昼間店に来たキャップとニット帽もいる。キャップの方は鼻に大きな絆創膏を貼り、ギラつく目で清高を睨んでいた。
「聞いてねえなあ。てかそのサングラスいる? もう夜だけど? オレが眩しすぎて裸眼じゃ見てらんない感じ?」
清高は片眉を上げておちょくるように言った。
「るせぇ! 後悔させてやる!」
叫んだ金谷がいきなり手に持っていた鉄パイプを振り上げて、清高めがけて振り下ろす。それを合図に敵が一斉に襲いかかってきた。
「っブねえなっ!」
清高が金谷の一撃をスレスレでかわしたところに、ニット帽が振るったバットが飛んでくる。
狙いを外した大振りのそれを簡単に避けて、相手の腕を捻り上げると、ニット帽は簡単に音を上げてバットを取り落とした。
「ミヤ!」
落ちたバットを宮脇の方へと蹴り飛ばす。
「おう!」
宮脇はすかさずバットを取り上げて、かかってきた一人の脇腹にフルスイングを食らわせた。相手は展望台の柵まで吹っ飛ばされて立ち上がれなくなる。
お見事、と清高は軽く口笛を吹いた。
「ミヤ? 岩瀬川の宮脇か、お前! なんでキヨタカとつるんでる!?」
金谷が驚いたように叫ぶ。
「つるんでない! ワシはお前に用があるから来ただけじゃい!」
宮脇はバットを清高に投げ返し、金谷に向き直る。
睨まれて怯むように一歩下がった金谷を庇うため、新手が一人立ちはだかったが、宮脇は新手を両手で羽交い締めにして抱え上げ、金谷に向かって投げつけた。
宮脇の恐ろしい膂力に清高はちょっと目を瞠ったが、すぐに別の相手に殴りかかられて、応戦するのに忙しくなった。
相手から奪ったバットで膝を殴りつけ、立てなくしてからマウントをとって拳で殴る。中手骨が相手の頬骨に当たってゴリと嫌な音を立てた。アドレナリンが体中を駆け巡って、絶頂に近い興奮で目が眩む。
新しい相手を探して振り向いた瞬間、後ろから肩をパイプで殴られた。痛みはほとんど感じない。ただ怒りと興奮が更に高まった。
即座に手を回してパイプを掴み返す。思い切り引っ張ると、襲ってきた相手が驚愕の表情でグルリと回った。加速がついたところで手を離すと、逆側を掴んでいた相手は遠心力で吹っ飛ばされて暗がりに消えていく。
「ダーハハハッ! ざまーみやがれ!」
笑い声を上げながら周りに視線を走らせると、肩の上に敵二人を担ぎ上げ、まとめて放り投げている宮脇の姿が目に入った。
「すげー! マジかよ!?」
非現実的な怪力に、思わず楽しくなって手を叩く。
「うおぉおっ!」
その一瞬の放心の隙を突かれ、タックルを食らわされた。
体重の軽い清高は勢いよく吹っ飛ばされ、肩をアスファルトに強打した。さっき殴られたのと同じ場所だ。
「いてえ! クッソ……」
顔を上げると、頭部を狙って振り下ろされる金属バットの影が見えた。咄嗟に地面を転がって避ける。
肩を庇いながら立ち上がろうとすると、体格の良い男に捕まって羽交い締めにされた。しまった、と舌打ちするも、目の前には金谷がナイフを持って立ちはだかっている。
「金谷、やれ」
清高を拘束した男が、ゾッとするような低い声で指示した。
途端にコイツは違う、と清高の背筋が総毛立った。コイツは単なる不良じゃない。この乱戦で興奮した様子が一つもない。慣れ過ぎてる。
動けない清高の前で、ナイフを構えた金谷は怯えた目をして全身を震わせている。怯えているのは清高に対してではない。後ろの男にだ。
「おいおい金谷、落ち着けよ。刃物はシャレになんねーぞ……」
低く声を掛けると、金谷は荒い息を吐きながら、血走った目で清高を睨んでくる。いつの間にかサングラスはなくなっていた。
街灯の青白い光の下、金谷の頬が酷く痩けて、落ちくぼんだ目の周りが真っ黒になっているのに気づいた清高は、
───ああ、ダメだなこりゃ……
と心で独り言ちた。
数週間前、ちゃちなゲーム賭博の場で顔を合わせた金谷はまだ普通だった。単に小狡い目をしたチンピラだった。けれど、今日の金谷はもう、清高の声が届くところにはいない。
「やれ、金谷。ここでイモ引いたら後ねえの分かってんな?」
清高を拘束する男が冷えた声で言う。金谷は意を決するように大きく息を吸い、
「おおおおおおぉおおぉおっ!!」
と叫んだ。
ナイフを両手で前に突き出しながら駆けてくるのが、スローモーションのように清高の目に映る。
刃渡り10cm程度のバタフライナイフ。余程運が悪くなければ刺さっただけでは死なないだろうが、きっとものすごく痛い。
───ヤだなあ、オレ痛いのは嫌いなんだよね……
ショックに耐えるために腹に力を入れて身構えていると、
「キヨ! 転がれ!」
と大声がして、拘束が一瞬緩んだ。
清高は機を逃がさずに、腕を捩って地面に転がる。
勢いがついたままの金谷は、一瞬前まで清高がいた場所へ勢いよく倒れ込んでくる。
ナイフの刃は、さっきまで清高を拘束していた男の腹に、吸い込まれるように深々と刺さった。
「金谷テメエ……っ!」
「あっ……アアアっ!?」
血に染まったナイフを握ったまま、真っ青になった金谷が腰を抜かす。
腹を押さえて膝をつく男の後ろには、宮脇がへこんだバットを握ったまま、肩で息をしながら立っていた。アスファルトに転がった清高は呆然とそれを見上げる。
「早よ立てアホ! ずらかるぞ!」
宮脇は清高の腕を引っ張り上げて、半ば引きずるように走り出した。
「待てっ……! おい、テメーら追いかけろ……っ!」
刺された男が前のめりに倒れながら苦しげに指示するが、金谷はワアワアと悲鳴を上げてパニックになっていて役に立たない。他の不良達は地面に倒れたまま呻き声を上げていて、誰も立ち上がれそうになかった。
清高は痛む肩を庇いながらバイクに飛び乗り、ノーヘルのままエンジンをかけた。宮脇が後ろに乗ったのを車体の沈み込みで判断し、すぐに発進する。
アクセルを全開にする直前、テールランプに何かが当たってプラスチックが割れる音がした。
不良の誰かが投げた石か何かだ。
「あーっ! やりやがった! 姉貴に殺される……!」
遠くからサイレンの音が近づいてきている。
「エエから飛ばせ! パト来るぞ!」
後ろに乗った宮脇が清高の腰にしがみつきながら叫び、清高はサイレンとは逆の方向へとハンドルを切って目一杯までアクセルを回した。
展望台から眺める夜景がキレイなのだが、不良のたまり場になっているせいで、夜にここを訪れる住民はあまりいない。
清高は原付のアクセルをふかした。後ろに宮脇が窮屈そうに乗っている。道は空いていて、二人乗りを咎められることもない。
予定よりも早く、公園に辿り着いた清高は、だだっ広い駐車場の真ん中にバイクを止めた。後ろから降りた宮脇が、
「バイクええなあ。なんぼしたんやコレ?」
と羨ましげにシートを撫でている。清高はヘルメットを外し、
「知らねー。姉貴のだもん」
と肩をすくめ、宮脇は大げさにずっこけた。
「お前のんちゃうんかい!」
「そんな金持ってるわけないでしょ。勝手に借りたんだ。傷つけたらブッ殺されるから、絶対変なことすんなよ」
「待て、オマエ、免許はもっとるんやろな!?」
「それは持ってる。夏休みに取った」
「初心者やないかい! ワシは免許取りたての後ろに乗せられたんか!」
「フフッ……おもしれー。宮脇としゃべってると漫才みたいになるなあ」
「お前ワシに喧嘩売ってんのか?」
軽口をたたき合いながら駐車場の端にある展望台へと近づくと、目付きの悪い若い男が十数人バラバラと前に立ち塞がった。それぞれ手にバットやパイプを持っている。清高を呼び出したのは、最初からステゴロで正々堂々やる気のない卑怯者の集団らしい。
宮脇は不機嫌に眉を顰め、一人一人目を合わせて睨んだ。目に入るのは舐めたように笑う顔ばかりで、一気に苛立ちが高まった。
「よぉ……オレは一人で来いって伝えなかったか?」
口火を切ったのは、金谷だった。一番前で斜に構えている小男だ。夜なのにバカみたいなサングラスをかけている。その後ろに昼間店に来たキャップとニット帽もいる。キャップの方は鼻に大きな絆創膏を貼り、ギラつく目で清高を睨んでいた。
「聞いてねえなあ。てかそのサングラスいる? もう夜だけど? オレが眩しすぎて裸眼じゃ見てらんない感じ?」
清高は片眉を上げておちょくるように言った。
「るせぇ! 後悔させてやる!」
叫んだ金谷がいきなり手に持っていた鉄パイプを振り上げて、清高めがけて振り下ろす。それを合図に敵が一斉に襲いかかってきた。
「っブねえなっ!」
清高が金谷の一撃をスレスレでかわしたところに、ニット帽が振るったバットが飛んでくる。
狙いを外した大振りのそれを簡単に避けて、相手の腕を捻り上げると、ニット帽は簡単に音を上げてバットを取り落とした。
「ミヤ!」
落ちたバットを宮脇の方へと蹴り飛ばす。
「おう!」
宮脇はすかさずバットを取り上げて、かかってきた一人の脇腹にフルスイングを食らわせた。相手は展望台の柵まで吹っ飛ばされて立ち上がれなくなる。
お見事、と清高は軽く口笛を吹いた。
「ミヤ? 岩瀬川の宮脇か、お前! なんでキヨタカとつるんでる!?」
金谷が驚いたように叫ぶ。
「つるんでない! ワシはお前に用があるから来ただけじゃい!」
宮脇はバットを清高に投げ返し、金谷に向き直る。
睨まれて怯むように一歩下がった金谷を庇うため、新手が一人立ちはだかったが、宮脇は新手を両手で羽交い締めにして抱え上げ、金谷に向かって投げつけた。
宮脇の恐ろしい膂力に清高はちょっと目を瞠ったが、すぐに別の相手に殴りかかられて、応戦するのに忙しくなった。
相手から奪ったバットで膝を殴りつけ、立てなくしてからマウントをとって拳で殴る。中手骨が相手の頬骨に当たってゴリと嫌な音を立てた。アドレナリンが体中を駆け巡って、絶頂に近い興奮で目が眩む。
新しい相手を探して振り向いた瞬間、後ろから肩をパイプで殴られた。痛みはほとんど感じない。ただ怒りと興奮が更に高まった。
即座に手を回してパイプを掴み返す。思い切り引っ張ると、襲ってきた相手が驚愕の表情でグルリと回った。加速がついたところで手を離すと、逆側を掴んでいた相手は遠心力で吹っ飛ばされて暗がりに消えていく。
「ダーハハハッ! ざまーみやがれ!」
笑い声を上げながら周りに視線を走らせると、肩の上に敵二人を担ぎ上げ、まとめて放り投げている宮脇の姿が目に入った。
「すげー! マジかよ!?」
非現実的な怪力に、思わず楽しくなって手を叩く。
「うおぉおっ!」
その一瞬の放心の隙を突かれ、タックルを食らわされた。
体重の軽い清高は勢いよく吹っ飛ばされ、肩をアスファルトに強打した。さっき殴られたのと同じ場所だ。
「いてえ! クッソ……」
顔を上げると、頭部を狙って振り下ろされる金属バットの影が見えた。咄嗟に地面を転がって避ける。
肩を庇いながら立ち上がろうとすると、体格の良い男に捕まって羽交い締めにされた。しまった、と舌打ちするも、目の前には金谷がナイフを持って立ちはだかっている。
「金谷、やれ」
清高を拘束した男が、ゾッとするような低い声で指示した。
途端にコイツは違う、と清高の背筋が総毛立った。コイツは単なる不良じゃない。この乱戦で興奮した様子が一つもない。慣れ過ぎてる。
動けない清高の前で、ナイフを構えた金谷は怯えた目をして全身を震わせている。怯えているのは清高に対してではない。後ろの男にだ。
「おいおい金谷、落ち着けよ。刃物はシャレになんねーぞ……」
低く声を掛けると、金谷は荒い息を吐きながら、血走った目で清高を睨んでくる。いつの間にかサングラスはなくなっていた。
街灯の青白い光の下、金谷の頬が酷く痩けて、落ちくぼんだ目の周りが真っ黒になっているのに気づいた清高は、
───ああ、ダメだなこりゃ……
と心で独り言ちた。
数週間前、ちゃちなゲーム賭博の場で顔を合わせた金谷はまだ普通だった。単に小狡い目をしたチンピラだった。けれど、今日の金谷はもう、清高の声が届くところにはいない。
「やれ、金谷。ここでイモ引いたら後ねえの分かってんな?」
清高を拘束する男が冷えた声で言う。金谷は意を決するように大きく息を吸い、
「おおおおおおぉおおぉおっ!!」
と叫んだ。
ナイフを両手で前に突き出しながら駆けてくるのが、スローモーションのように清高の目に映る。
刃渡り10cm程度のバタフライナイフ。余程運が悪くなければ刺さっただけでは死なないだろうが、きっとものすごく痛い。
───ヤだなあ、オレ痛いのは嫌いなんだよね……
ショックに耐えるために腹に力を入れて身構えていると、
「キヨ! 転がれ!」
と大声がして、拘束が一瞬緩んだ。
清高は機を逃がさずに、腕を捩って地面に転がる。
勢いがついたままの金谷は、一瞬前まで清高がいた場所へ勢いよく倒れ込んでくる。
ナイフの刃は、さっきまで清高を拘束していた男の腹に、吸い込まれるように深々と刺さった。
「金谷テメエ……っ!」
「あっ……アアアっ!?」
血に染まったナイフを握ったまま、真っ青になった金谷が腰を抜かす。
腹を押さえて膝をつく男の後ろには、宮脇がへこんだバットを握ったまま、肩で息をしながら立っていた。アスファルトに転がった清高は呆然とそれを見上げる。
「早よ立てアホ! ずらかるぞ!」
宮脇は清高の腕を引っ張り上げて、半ば引きずるように走り出した。
「待てっ……! おい、テメーら追いかけろ……っ!」
刺された男が前のめりに倒れながら苦しげに指示するが、金谷はワアワアと悲鳴を上げてパニックになっていて役に立たない。他の不良達は地面に倒れたまま呻き声を上げていて、誰も立ち上がれそうになかった。
清高は痛む肩を庇いながらバイクに飛び乗り、ノーヘルのままエンジンをかけた。宮脇が後ろに乗ったのを車体の沈み込みで判断し、すぐに発進する。
アクセルを全開にする直前、テールランプに何かが当たってプラスチックが割れる音がした。
不良の誰かが投げた石か何かだ。
「あーっ! やりやがった! 姉貴に殺される……!」
遠くからサイレンの音が近づいてきている。
「エエから飛ばせ! パト来るぞ!」
後ろに乗った宮脇が清高の腰にしがみつきながら叫び、清高はサイレンとは逆の方向へとハンドルを切って目一杯までアクセルを回した。
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