【完結】引きこもり陰キャの僕が美形に転生したら

絶体絶命⑴

「え、いや…やめて！離せ！」

身の危険を感じて本気で抵抗するも、こんな貧相な筋力では大柄な男二人は少しも動かない。

「早々に諦めて楽しんだ方がマシだぞ。これから気持ち良いことをするんだからな。」

「あぁ、とりあえず着てるの邪魔だ。」

そういって、パーティー用に着替えたスーツが剝がされていく。男だから上半身くらい見られることなんて気にしなかったのに、目の前の男達の視線が気になって思わず前を隠す。

「そういう抵抗は男を喜ばせるって分かってやっているなら、相当なビッチだな。」

「本当にな。だが、抵抗は無駄だって。」

腕は頭もとに回ったとこに頭上でまとめられ、足は上に乗った男に抑えられている。

「いやだ！離せ！触るな！」

「あぁーうるさい。」

「んっ」

そう言って、諦めずに叫び続ける僕の口にキスをする。長いキスに息ができなくて口を開けると、舌入ってくる。ぬるっとした初めての感覚に、背筋がぞくぞくする。

「んっ、あっ、いやっ…」