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Shall we dance?⑴
しおりを挟む「ディディエ様。」
「アダム先生!お久しぶりです。」
「お久しぶりです。お元気でしたか?試験の期間は授業がないため中々お顔を見れず、寂しく思っておりました。」
「(お、推しが…推しが僕を思って寂しく!?僕こんなに幸せでいいんだろうか…)元気でした!僕もアダム先生の姿が見えず寂しかったです…」
移動教室の途中、教室に忘れ物を取りに行ったアレクを待つか先に行くか迷って廊下を彷徨っていると、アダム先生に声を掛けられる。
すれ違う人達に変な目で見られたけど…廊下、彷徨ってて良かったかもなんて思ったのは秘密。
「それは、勘違いしいちゃいますよ。」
「え?」
「いえ、何も…それより、そのブローチまだ付けて下さっているのですか?」
そう言うアダム先生の視線は僕の胸元で今もエメラルドグリーンに輝くブローチに向いている。
「もちろんです!家宝…じゃなくて僕の宝物なので!いつも一緒です!」
家宝にするって決めたもんね。これを貰ったのが5年も前っているのがびっくりだ。中等部に入り僕はもう10歳になった。もちろん、アダム先生も年を取っているはず、なのに全然見た目が変わらないのはなんでだろう?見た目が変わると言うよりは、色気が増したというか…
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