【完結】引きこもり陰キャの僕が美形に転生したら

抹茶らて

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ディの学力⑶

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現世では前世のときよりも勉強や文化の発達が遅れている。本当に中世の時代みたいな感じだ。だからか、勉強の内容はついていくのが難しくないのだ。

ま、悲しいことに前世でもゲームをするか勉強をするかの人生だったから、元から勉強は得意な方だ。

「ここを…ディディエ=エレクサリア。答えて見てくれ。」

数週間のブランクがあるからまさか当てられるなんて思ってなくて油断していた。

「せ、先生!ディは復帰したばかりなんですよ。」

「分かっている。でも、分かるだろう?」

アレクの指摘にニヤリって効果音が付きそうなぐらい悪い顔で笑う担任。

なんでバレたか分からないけど、何も答えずに黒板の前まで歩みをよせる。
何も発さない僕を心配げに見つめるクラスメイト達、教室内には謎の緊張感が生まれている。
黒板まで来て隣に立っている担任に、ニコリと微笑返して答えを書いていく。

何か言われる前に自分の席に戻る。

「…正解だ。やっぱり理解できているとは思っていたが…まぁいい、解説していくぞ。」








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感想 17

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