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勘違い?⑵
しおりを挟む「ディってば、いつのまにリアンの扱いがそんなに上手くなったの?」
「おい、俺を物みたいな言い方するんじゃない。」
「本当に、ディは天然な人たらしだと思ってたけど、リアンをここまで自然に動かせるのは凄い。」
「なんだ、お前たち二人とも俺の声が聞こえてないのか?」
ユーリお兄さまとベルに褒められていると、横から横槍を入れるリアン。でも対して気にしている様子はなく、むしろ
「フンッ、良いんだ別に。ついにディからお茶会に誘って貰ったんだからな。お前たちは誘われることは無いだろうに。」
何て自慢げに話しているのが、普段より子どもっぽくてかわいい。
「まぁ僕は家族だからね。お茶会に誘われることは無いかもしれないけど、リアンとのお茶会にディが一人な訳ないよね?」
そんなリアンに現実を容赦なく突きつけるユーリお兄さま。
まぁ、我がエレクサリア家の皆が僕一人でリアンの相手をさせてくれる訳ないよね。
「なっ!またユーリが邪魔をするのか!…しかし、ディから誘ってくれたのは初めてだからな、今回は大目に見よう。」
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